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アイドルの値打ち考

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新型コロナのお陰で家に籠る生活が続いていますが、神推しである長濱ねるも影山優佳も全く情報が無いので新型コロナ以外で書くことがありません。坂道グループ自体も開店休業状態なのでさみしい状況ですし、握手会という接触商法自体のあり方も不透明になっていると思います。元々、元キャバクラ店長の考えたやり方ですからせめてメジャーなアイドルグループでは別のやり方を考えたらいいのではないかと思っています。とりあえず長濱ねるは志田愛佳が最近連絡を取ったと言っていますから東京にいるのでしょうが、進学や所属事務所がどうなったのかを知りたいですね。影山優佳もメッセージでゲームをやっているようですから大学に合格したのは間違いないのでしょうが、日向坂46への復帰時期を知りたいですね。

 

そこで今日は暇に任せてネットで見つけたアイドルの値打ちという記事をご紹介します。中身については納得いかない人が多いかもしれませんが、文学と絡めてそれらしく語っているので自分の推しメンだけでも一度読む価値はあるのかなと思います。対象は秋元グループのようですがあまりにも多いので、欅坂46/日向坂46は書いているメンバー全員、乃木坂46とAKB48グループは気になるメンバーだけ抜き出し、点数順にランキングしました。自分の推しメンが50点以下であれば腹が立つ人もいるでしょうがこういう風に考える人もいるんだなくらいに軽い気持ちで見て頂ければと思います。そんな中測定不能な佐々木琴子がただ一人いて逆に凄いことだなと思いました。面白いニュースも少ない中での暇つぶしにして下さい。

 

 

アイドルの値打ち:https://neuchi.me/未分類/post-17695/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1⃣ 点数の基準

 

 

90点以上 アイドル史に銘記されるべき人物

80点以上 現代のアイドルを象徴する人物

70点以上 豊穣な物語を提供できる人物

60点以上 アイドルとして活力を与える人物

50点以上 問題なくアイドルと呼べる人物

40点以上 辛うじてアイドルになっている人物

39点以下 アイドルの水準に達していない人物

29点以下 推していることは秘密にしたほうが良い人物

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ アイドル評点

 

 

① 91点 大園桃子   架空の魔物

② 90点 西野七瀬   圧倒的な人気と表裏一体の脇の甘さ

③ 90点 村山彩希   ロード・オブ・ザ・アンダーグラウンド

④ 88点 生田絵梨花 現代アイドルの最高到達点

⑤ 82点 齋藤飛鳥   ニル・アドミラリ

⑥ 82点 渡辺梨加   このままのこのまま、完全なこのままがよかったのだ

⑦ 81点 平手友梨奈 自我の喪失を描く

⑧ 80点 白石麻衣   探し物はどこにあるのだろう

⑨ 80点 生駒里奈   希望があるところには必ず試練があるものだから

⑩ 80点 伊藤万理華 これは何かのはじまりに過ぎない

⑪ 80点 丹生明里   終着駅

⑫ 78点 久保史緒里 耽溺

⑬ 77点 河田陽菜   鉄の決意

⑭ 76点 志田愛佳   泣ける話はないです。

⑮ 75点 長濱ねる    トンネルの彼方へ

⑯ 75点 山本彩    唄うことは難しいことじゃない

⑰ 73点 岩田陽菜   シンクロニシティ

⑱ 73点 橋本奈々未 若者のすべて

⑲ 73点 寺田蘭世   愚直な前進

⑳ 73点 渡邉美穂   新たな物語の、新たな主人公

㉑ 72点 瀧野由美子 アナクロニズム

㉒ 72点 柿崎芽実   自我の乖離を描く

㉓ 72点 佐々木美玲 サイトスペシフィック

㉔ 68点 加藤史帆   走り出す瞬間

㉕ 67点 北野日奈子 被写界深度

㉖ 66点 今泉佑唯   赤と黒

㉗ 66点 中元日芽香 居所もなかった

㉘ 65点 市岡愛弓   片想いの入り口

㉙ 65点 高瀬愛奈   ジャルジー

㉚ 63点 渡邉理佐   ミニチュア

㉛ 62点 岩本蓮加   ハーベストムーン

㉜ 61点 与田祐希   とても眩しい瞬間に、とても大事なものを見失う

㉝ 59点 指原莉乃   功罪相半ばする圧倒的な才覚とエネルギー

㉞ 59点 米谷奈々未 文學ガール

㉟ 59点 濱岸ひより  約束の卵

㊱ 58点 齊藤京子   自家撞着

㊲ 57点 長沢菜々香 流しのしたの骨

㊳ 56点 小栗有以   日替わりなラッキーな成り上がり

㊴ 55点 織田奈那   誤解の総体

㊵ 54点 福田朱里   もう一人の自分

㊶ 53点 山口真帆   スーパーダイアローグ

㊷ 52点 井口眞緒   退役した参謀が過去に作戦について語るような口調

 

※点数の根拠はリンク先のメンバー記事をお読み頂くとして、あまり気にする必要はないと思います。それよりもメンバー個別記事の内容の中にある共感できたりできなかったりする部分を考える方が意味があるかなと思います。尚、3位までは全て載せていますが、それ以降は欅坂46/日向坂46以外は個人的に気になったメンバーだけ記載しています。

 

 

 

 

 

 

 

3⃣ ランク入りした推しメン等

 

 

① 神推し:中元日芽香・長濱ねる

② 推しメン:瀧野由美子・久保史緒里・平手友梨奈

③ 推しメン候補:佐々木美玲・丹生明里・渡邉美穂・与田祐希・岩本蓮加・小栗有以

④ 元推しメン:柿崎芽実・今泉佑唯

⑤ 元推しメン候補:渡邉理佐・市岡愛弓・北野日奈子・寺田蘭世・濱岸ひより

 

※個別メンバーの記事についてはリンク先を見て頂くとして、ここでは神推し2人の論評のみをコピペしました。最新の神推し影山優佳の名前が無いところにこの記事の信頼度を左右すると思うが、復帰したら評価されるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

4⃣ 中元日芽香

 

 

『作家の値うち』において、『文壇の名言の一つに、「女流作家の被害妄想は、才能の証し」という台詞がある』、と書かれているが、これは中元日芽香にも当て嵌まるのではないか。中元の、「現実とも妄想ともつかない攻撃・非難を繰り返してきた経歴」(とくに、神童と呼ばれ名声をほしいままにする中元すず香や、天才と称賛され自己を超克し続ける生田絵梨花へのオブセッション)の所持や、「夢と現実の境界の不分明、現実と妄想の相互浸透といった月並みな」キャラクター設定によって生み落とされた登場人物は、福田和也によって「現代を象徴する現象としてのクレーマー」と評された笙野頼子にピタリとかさなる。

 

中元日芽香の多様性をつくる原動力こそ、まさに強烈な「被害妄想」であった。そこにあるリアリティは凄まじく、自身の情動を、自身のファンに、あるいは自分に揶揄を投げつけた、と確信するすべてのアイドルファンに、いともたやすく感染させた。いつしか、彼女の被害妄想は、馬鹿げた、しかし見過ごすことのできない不吉な予言と扱われるまでに増長する。架空の世界で発生した被害妄想を現実世界に投げ続けた中元日芽香は、自身のカタルシスの沸点を一日増しにたかくして行く。行き着く先は、どこまでいっても決して満足ができない、地下のロックフェスで自傷行為を繰り返すロックバンドのボーカルのように、死以外ではカタルシスを得られない人間だ。

 

2016年の乃木坂46アンダー・クリスマスライブでの中元日芽香への歓声と震撼は今でも覚えている。幼少時、田舎の湖上祭で打ち上げ花火をはじめて見物した時の震動と恐怖を私は思い出した。地面が抜け、柱が崩壊するのではないか、という緊張の共有は、演者と観者に言いようのない一体感をあたえた。しかし、中元日芽香はそこで満足することはなかったようだ。そこが、その場所が、自分の居場所だと考えることができなかった。それは、とても、かなしい孤立と云える。そして、その空虚を、心にぽっかり開いた穴を埋めるために、中元日芽香はゴネるのである。オモチャ売り場で駄々をこねる子供のように。

 

中元日芽香にとっての「負け」とは才能に向けられる敗北である。この世界に生まれ落ちた瞬間に、あるいは幼少期の境遇によってすべてが決定する「負け」である。そこにあるどうしようもない救いのなさが独特な求心を発揮し特定のファンを自身の物語に没入させた。だが、才能や境遇を理由にした「負け」とは言い訳を作ることがきわめて容易な「負け」でもある。故に本当に自分が相手に倒されたという事実の受け入れが不可能になる。彼女は、自身の行動によって負けたのではなく、境遇によって敗北したのだ、と確信している。だから彼女には居場所がなかった。負けることを受け入れ、その「深み」を彼女が理解したときにはじめて、中元日芽香に居場所ができるのだろう、とおもう。

 

 

 

 

 

 

 

5⃣ 長濱ねる

 

 

日向坂46の前身、けやき坂46の唯独りのオープニングメンバーであり、初代センター(柿崎芽実とのダブルセンター)。現代アイドルとして、すべての分野においてトップクラスの実力を兼ね備えた人物。まず、地頭が良い。語彙力が豊富であり、文章が巧い。彼女の描写は自身が作る アイドル像の輪郭をなぞるようにスマートで障害物を置かない。ビジュアルも文句なしの一級品であり、映像世界で作る演劇だけでなく、バラエティショーでの一挙手一投足にも不快感を観者に投げつけることはせず、清涼な雰囲気を放つ。まるで洗練された都会の街路樹を見上げながら散歩しているような心地に浸らせる、なんともエリート感の漂うアベニューなアイドルである。しかもそれでいて曇り空の海岸で赤い傘をさすような翳りもある。

 

坂道シリーズの発足以降に誕生したアイドルの中では間違いなく最高の逸材感の持ち主と云えるだろう。眠れる美女として保存しておくことすら許されない長濱ねるの抱える全能感は、高井つき奈のように情動の発揮から他者を眩暈させ、正しい決断を下せない状態に追い込んだ。その結果、長濱自身も趨勢や運命に翻弄され、架空の世界の空扉を開く際は常に独りであった。だが、ひらがなけやきから漢字欅への移動、1.5期的な役割を必然にすり替える立ち回りを見てわかるとおり、彼女はどのグループでも、どのポジションに配置しても、どんな境遇においても、身勝手に抱かれる期待を裏切らない成果を持ち帰る稀有な資質の持主であり、ファンに対し心強い励ましや心地の良い夢を与えつづけた点は看過できないだろう。

 

情報の囲繞や闘争との対峙に敗れはしたものの、デビューから卒業まで、一貫して、グループアイドルとしての魅力が色褪せなかったのだから称賛に値する。田舎での未来を窮屈に感じ、親の反対に逆らい上京、そしてスターになる。こういった経緯、物語は陳腐ではあるが、実存するエピソードでもある。例えばレイモンド・カーヴァーや、ブルース・スプリングスティーンが代表するアメリカの小さな町からの脱出。「こんなことをして人生を終えたくない」というイデオロギー。長濱ねるが設定した物語、メッセージも彼らと似ている。決定的に違うのは、その成し遂げたことへの、達成感への捉え方だろう。レイモンド・カーヴァーはこれを純粋な奇跡として捉え、謙虚さを失わずに、実直な生活感覚を失わない資質があった。

 

長濱ねるは、自身のこれまでのストーリーにどれだけ奇跡を感じているのだろうか?彼女の演じるアイドルの後姿は当然の成り行きにしか見えない。彼女は風に吹かれて飛びまわるシャボン玉を奇跡の遭遇と捉え、それを真実の魔法として描写することができるだろうか? アイドルを演じるという行為は、ここではない別の世界=虚構を作り上げる作業である。虚構とは嘘を吐く行為であるが、「事実を自分の都合のいい方向にねじ曲げるための嘘」ではない。「かつて、戯作者近松門左衛門は『真実は虚実皮膜にあり』」と云った。アイドルの演技とはファンに真実を伝えるための嘘である。少女たちが日常を演じることで、ファンはトレーに載せて差し出された嘘の中から少女たちの素顔を発見しようとする。

 

少女の立ち居振る舞いや仕草から偶然拾い上げた物語こそ、自身が応援するアイドルの真実だと妄執する。だから、アイドルに没入できるのだ。しかし、長濱ねるが作り上げる虚構の中には、彼女が伝えたいと想う真実など存在せず、むしろ彼女が作り出す架空の世界は、伝えるべき真実が生まれた際にそれを隠蔽するための嘘として準備されている。彼女の物語を手にする読者は嘘の先にある真実に到達するという体験に、奇跡に遭遇できない。それが避けがたい致命的な裏切りに映る。つまり、このような疑問や不信感を抱いてしまう心理こそ、長濱ねるの完結性やエリート感に対する通俗的な嫉妬であり、情動に外ならないのだろう。

 

長濱ねるのようなトラジックヒロインを描きつづける人物への批判は、彼女の物語に感涙した大衆に袋叩きに遭うリスクをはらむ。しかし、やはりそれでも、長濱ねるというアイドルが作る笑顔の裏には、どうしても隠しとおせない体臭があると、彼女に対する批評空間を作る人間は、彼女の全能感に振り回され疲弊した人間は確信してしまうのだ。長濱ねるの物語を読むと、アイドル史に名を残すアイドルまであと一歩といったところか。しかし、あと一歩というのは実は一番遠い距離でもある。出口の光に向かって真っ暗闇のトンネルのなかを走り抜けようとするときみたいに、ながく遠い。トンネルの暗がりのなかで唐突に打ち切られた彼女の物語は、その虚構を再訪するファンを、架空の世界の扉を開くその度に悲観と深憂で支配することだろう。

 

 

 

 

 

 

 

6⃣ 感想

 

 

今回は厳選して中元日芽香と長濱ねるだけ書き出してみましたが、他には平手友梨奈と瀧野由美子についても考えましたが止めました。理由は賛同できる部分もあるがそうではない部分もあるからです。とりあえず中元日芽香についてはかなり賛同できるのですが、私は中元日芽香はサイドブレーキを引きながらアクセルを踏んでいるという言い方で批判しました。そうしたら中元日芽香ファンからアンチコメントが殺到し、中には半年近くメッセージで陰湿なコメントを続ける阿保もいました。私は殆ど見てもいなかったが逆に可哀そうになったので初めて拒否設定にしました。盲目的なファンとはこういう人かと思いましたが、丁度この頃神推しを長濱ねるに変えたので乗りかえたと思われたようです。実際は概ね20歳になったら神推しを代えるのが私のやり方で、現在は長濱ねるから影山優佳に代えました。

 

影山優佳についても20歳になったら他の神推しを探している筈で、もしいなければ少しだけ延長するだけです。私は誰かに固執するつもりは更々なくて10代の才能ある若い人材をできるだけ沢山応援したいだけです。今回の記事の中で違うのは中元日芽香は自身の強烈な個性のせいで乃木坂46に居場所がなくなったのは事実だが、卒業後も乃木坂LLCに在籍しつつ早稲田大学に通い心理カウンセラーという天職を手に入れたのだから居場所はあるということです。特に災い転じて福となっていますからまだまだ中元日芽香の将来の可能性は明るくて無限大だと思っています。長濱ねるは最初からアイドルや芸能人に限らず伝説の人物になると信じていますので猶更期待しています。個人的には長濱ねるには早くアイドルを止めて欲しかったので今は大学進学や所属事務所の報告を待っている状況です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その他の情報】

 

 

 

1⃣ 日向坂&STU&カラバト&欅坂&乃木坂&AKB等スケジュール

 

 

04/20(月) CDTVライブライブに欅坂46が出演、サイレントマジョリティー披露(20時~)

04/21(火) 踊る!さんま御殿に佐々木久美・小坂菜緒が出演(19時56分~)

04/29(水) TBSチャンネルで菅井友香出演の飛龍伝2020放送(21時~)

 

 

 

 

 

※明石家さんまの番組に欅坂46で一番多く出演しているのは長濱ねるで5回です。単独が2回、平手友梨奈・今泉佑唯・織田奈那と一緒が各1回の計5回です。菅井友香も2回単独で出演していますが一番最近は卒業した井口眞緒で、今回が佐々木久美と小坂菜緒ですから欅坂46から日向坂46に出番移ったのかもしれません。ミラクル9はまだ欅坂46メンバーですが、長濱ねるが信頼で勝ち取った番組がこれからも日向坂46に移行しそうです。

 

※長濱ねる発祥のグループが日向坂46ですからそれはそれでいいのですが、欅坂46の出番がどんどん減っているようで少し気になります。昨日も土生瑞穂がラジオ番組を卒業しましたが、2期生から外仕事のエースが早く現れて欲しいものです。12日ぶりの記事ですが、記憶では10日空けたのが最長だったと思うので超久しぶりの記事です。コロナコロナで毎日楽しくないですがグループも個人も共に活動開始の明るいニュースを待ちたいと思います。


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