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中国ウィルス戦争の行方

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新型コロナウィルスこと中国武漢ウィルスが世界で猛威を振るっていますが想像以上に厄介な流行り病のようです。3月2日にパンデミックはあり得ないと書きましたが見事に予想が外れたことになりますので検証してみたいと思います。株でも大底は2,0000円と書いていますので予想は大きく外れたことになります。お陰で信用を暫くやっていなかった私でも信用全力で仕込んだ為に莫大な含み損になっています。現物の損益も大きくなったがそれ以上に信用の含み損が莫大になっています。日経平均が16000円台ですから追証も来ましたし株の世界も戦争状態になっています。しかしながら最近の資産状況を見ると3日連続で含み損が減っていますし、木曜日も日経225は下がりましたがTOPIX・日経300・日経400は上がっていますから日本の株価は最悪を脱した可能性もあります。

 

本当に世界的なパンデミックが起これば日経15,000円、大底10,000円も有り得ると思っていましたので現在の株価は妥当なのかなとも思います。年金の買いが入っているのかどうかは分かりませんが、買いも入っていますので底なし沼のような恐怖はありません。それにしても私の持ち株の内、優待銘柄はそれなりだがリートが暴落していて当て外れています。観光やホテルがメインのリートがド下がるのはやむを得ないが全てのリートが下がっているから下げ止まれば買いだろう。特に全く業績に関係のない住居特化型のリートは絶好の買い時でしょう。他にも多少は影響があるかもしれないが複合型・総合型・ヘルスケア施設特化型も底を確認したら反発するでしょう。一番厳しいのはホテル特化型ですが基本的にリートは倒産しないから配当ゼロ覚悟で私は星野リゾートをナンピンしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1⃣ 3月2日の記事抜粋

 

 

パンデミックにならないと判断した理由は感染しても重症化するケースが低く、また致死率もあまり高くはないからだ。一般的なインフルエンザの致死率は0.13%で、新型コロナウィルスが0.7%だから少し高いのだがSARSの9.6%、MERSの34.4%に比べれば屁でもない。しかも高齢者の致死率が20%なので猶更必要以上に心配する必要はない。その高齢者も80才以上の持病持ちの人が殆どなのでそういう人はMERS並みだから最大限の注意が必要だ。

 

感染者数の発表について中国武漢とイランの致死率が突出しているから、いい加減な数字を発表していると思われます。発生源である武漢は約5.8%の致死率だが、イランも978人の感染者に対して死者54人だから致死率約5.5%と異常値になっています。0.7%の致死率が正常値だと考えられるから実際の感染者数は10倍以上に膨らむものと思われます。でも今回最も大事なのは死者数と重傷者数であり、感染者数はあまり意味をなさない。トランプ大統領も言っているが、アメリカではインフルエンザの死者数が毎年平均3.5万人いるからたった1人亡くなったからといって大騒ぎするようなことではないと言っています。日本でも毎年インフルエンザによる死者数は平均1万人程度です。

 

アメリカの人口が約3.4億人、日本が約1.2億人ですから比率的にも死者数は整合性があります。多くの国民がこれほどインフルエンザで亡くなっていることを知らないし、ましてやインフルエンザの感染者数なんか誰も興味もないでしょう。インフルエンザの致死率が約0.13%ですから逆算するとインフルエンザの感染者数は約770万人になる訳です。つまり今の日本人は毎年起こっているインフルエンザの死者数で1万人、感染者数770万人には何とも思わず、死者数12人、感染者数958人の新型コロナウィルスには怯えている訳です。どう考えてもおかしな話で、しかも新型コロナウィルスのお蔭で、今年のインフルエンザの死者数は激減間違いなしでしょうから騒動や自粛は正にコメディです。

 

新型コロナウィルスを正しく知って正しく備えるべきだと言っている感染症の専門家がいますが全くその通りだと思います。要は局所的にパンデミック状態になったのは中国武漢の病院、韓国大邱の教会、ダイヤモンドプリンセス号等の密閉空間です。例えば武漢でパンデミックになったのは新型コロナウィルスに感染もしていないのに病院に駆けつけて皆感染したというだけの話です。病院に行って治療してくれるのならそれでいいが行っても治療せずにただ待つだけですからわざわざ感染しに行っているようなものです。武漢市が実施した閉鎖は正しかったと思うが、日本のように軽症者は自宅待機にして、4日以上症状が続く人だけ病院に行くようにしてれば死者数は大幅に減らせたと思います。

 

日本もダイヤモンドプリンセス号に閉じ込めたのは良かったが、船内隔離に失敗したと思われる時点で全員を病院に移すべきでした。少し冷たい言い方をすれば80才以上の持病持ちの人は普通のインフルエンザでも亡くなるような免疫力が弱い人ですから必要以上に真剣に考える必要はないと思います。学校の一斉休校は少しやり過ぎの面もあるが、危機感の薄い国民に危機感を植え付けるには一番いい方法だと思います。それと安倍総理が一番恐れているのは小中学生の集団感染で、野党のやり玉にあがるのは目に見えていますから止むを得ないと思います。屋外の活動は今まで通りであまり問題は無く、密閉された空間に多数集まる場合だけ濃厚接触の可能性があるから注意すべきだ。

 

中国は独裁国家だからどんな手を使ってでも封じ込めようとするだろうから今月中旬には沈静化すると思います。中国では早くも政府系の出版社が習近平による新型コロナウィルス封じ込めが成功したという本を販売する予定で、国民から批判が殺到して出版延期になっているようです。まだまだ予断を許さない状況でそれはないと思うが、それだけ中国は先行きが見えたのでしょう。韓国も以前SARSで経験しているから検査体制は世界一充実しており、今月中には収束すると思います。日本は検査数が少ないと文句を言っているようですが、感染者数なんかはどうでもよくて死者数や重篤者数を減らすことが大事です。死者数は日本の12名に対して韓国は26名ですから明らかに日本の方が上手く対応しています。

 

日本の死者数12名もダイヤモンドプリンセス号の6人を加えてですから実質は6人しかいないことになります。人口が2倍以上の日本が韓国の1/4に死者数を抑えているのですから今のところ日本の対応の方がいいということです。でも重傷者が56人いるようですからそれらの人を全力で治療する必要があります。専門医でない医者の知識も付いてきていますから、防疫体制の充実や診断の方法等も大きく向上しています。明らかになった特徴は両肺が同時に肺炎になることで、他にもタンの色も違うようです。治療薬もアビガン等数種類試しているようですから、必要以上に恐れることはないでしょう。東アジアは沈静化するでしょうし、アメリカも大統領選挙がありますからトランプ大統領は思い切った策を打つでしょう。

 

問題は北朝鮮同様に事実を公表しないイランやヨーロッパで唯一対応に失敗したイタリアでしょう。独裁国家は新型コロナウィルスの死者もインフルエンザの死者にして誤魔化すでしょうから後進国はそれなりにやり過ごすのでしょう。アメリカや日本も死亡してから新型コロナウィルスだったというケースもありますからそれはそれで必要以上に国民を不安に陥れることは無いと思います。怖いのはクラスター感染ですから密閉した空間に行かないようにするだけです。それでもそれを過度にするとライブの中止のように経済的には大きな打撃になりかねません。個人的には新型コロナウィルス自体は今月中に多くの国で沈静化すると思うが、経済的な損失は世界的な規模で発生しており、相当大きいと言わざるを得ません。

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ 中国武漢コロナウィルスの状況(3月24日現在)

 

 

(1)各国死者数順(死者4名以上の国で、死者数が同じ場合は致死率の高い順)

 

                 感染者数      死者数    致死率(赤字の国は特に危険)

① イタリア(伊太利亜)  63,978人     6,078人    9.5% 

② 中国           124,772人     3,333人     2.7%(無症状陽性4.3万を感染者に加算)

③ スペイン(西班牙)    33,089人     2,182人    6.6%

④ イラン(伊蘭)       23,049人     1,812人    7.9%

⑤ フランス(仏蘭西)     19,856人      860人    4.3%

⑥ アメリカ(亜米利加)   41,113人      455人     1.2%

⑦ イギリス(英吉利)       6,679人      335人      5.0%

⑧ オランダ(和蘭陀)      4,216人     179人     4.2%

⑨ 韓国               9,037人     120人     1.3%

⑩ ドイツ(独逸)         23,974人      86人      0.4%

⑪ スイス(瑞西)          8,060人       80人     1.0%

⑫ ベルギー(白耳義)     3,401人      75人     2.2%

⑬ 日本               1,896人       52人      2.7% 

⑭ インドネシア(印尼)       514人      48人     8.4%

⑮ トルコ(土耳其)      1,236人      30人     2.4%

⑯ フィリピン(比律賓)      380人      25人      6.6%

⑰ ブラジル(伯剌西爾)   1,526人      25人      1.6%

⑱ スウェーデン(瑞典)   1,934人         21人     1.1%

⑲ サンマリノ(聖馬連奴)   151人      20人     13.2%

⑳ イラク(伊拉久)         233人      20人       8.6%

㉑ カナダ(加奈陀)      1,430人      20人      1.2%

㉒ オーストリア(墺地利)  3,611人      16人      0.4%

㉓ アルジェリア(阿爾及)   139人       15人    10.8%

㉔ エクアドル(厄瓜多)     789人       14人     1.8%

㉕ ポルトガル(葡萄牙)   1,600人       14人     0.9%

㉖ デンマーク(丁抹)     1,512人      13人      0.9%

㉗ マレーシア(馬来西亜)  1,308人      11人     0.3%

㉘ エジプト(埃及)        294人      10人      3.4%

㉙ ギリシャ(希臘)         624人      10人     1.2%

㉚ ルクセンブルク(盧森堡)  798人       8人     1.2%

㉛ モロッコ(摩洛哥)        109人        7人     6.4%

㉜ オーストラリア(澳大利亞)1,709人       7人      0.4%

㉝ ノルウェー(諾威)      2,257人       7人     0.3%

㉞ ポーランド(波蘭土)       547人       5人     2.3%

㉟ ペルー(秘魯)         318人       5人     1.6%

㊱ インド(印度)           341人       5人     1.5%

㊲ レバノン(黎巴嫩)         248人       4人     1.6%

㊳ 香港                317人       4人     1.3%

㊴ アイルランド(愛爾蘭)     906人       4人     0.4%

⓪ 北朝鮮                       6,000人      180人     3.0% (実体は不明)

 

※平均の致死率は約1%らしいから2%以内の国はまともな医療体制が整っているのだろうが、3%以上の国の感染者数は実際は3~10倍はいると思われます。死者や重篤者を減らすことが大事なので、そういう意味ではドイツ・スイス・スウェーデン等はしっかり対策できていると思います。韓国のようにむやみやたらに検査しても死者数が抑えられなければ本末転倒で、国民に不安ばかりを煽る結果になりかねません。致死率は医療体制の高さや余裕が大事で優秀な国はドイツを筆頭に2%以内に抑えられていますが、そうでないと3%を越えており、総合的な医療体制の差が大きく出ています。

 

 

 

(2) 国内死者数順(死者数が同じ場合は致死率の高い順)

 

         感染者数      死者数      致死率

① 愛知     145人       17人      11.7% 

② 兵庫     113人         6人       5.3%

③ 北海道    162人         6人       3.7%

④ 神奈川     77人         4人       5.2%

⑤ 東京     171人         4人       2.3%

⑥ 大阪      142人         2人       1.4%

⑦ 群馬      11人        1人       9.1%

⑧ 和歌山     17人         1人       5.9%

⑨ 埼玉      58人        1人       1.7%

⑩ クルーズ船 724人        10人      13.8

 

※死者数が一番多いのは愛知県で、非常事態宣言を出すべきレベルだろう。神奈川・兵庫・東京と共に死者をもうこれ以上出さないようにしなければならない。和歌山は残念ながら1人の死者を出したがそれ以降は非常によく抑えられている。大阪は独自にトリアージをやっており、死者さえこれ以上増えなければ非常に有効な対策例になるだろう。致死率が今のところこの中では一番低いが、日本維新の会の政策の真骨頂が問われている。

 

 

 

 

 

 

 

3⃣ 3月22日時点での各国の状況

 

 

① 中国

 

嘘か本当かは分からないが発生地の武漢の感染者が4日間連続ゼロになったらしい。これがもし本当ならば世界で一番安心できる場所は武漢ということになる。実は私はこの話を概ね信じていて多少の嘘はあるだろうが、世界で一番の安全地帯だと思っています。今まで私は香港マカオ以外一度も中国を訪れていなかったので今春は中国陝西省西安にある秦始皇帝の陵とその周辺にある兵馬俑坑のユネスコの世界遺産等中心に観光で行こうと思っていました。当然旅行は延期になりますが年内には武漢・上海を含めていこうかなと思っています。ご存じだと思いますがインフルエンザは60~70%の人がかかれば抗体ができるから終息するといわれています。武漢は住民全員を閉じ込めた訳ですから多くの人が抗体を持ったと思われますので武漢に行けば武漢ウィルスにはもうかからない体になるから強ち3日間感染者ゼロは嘘だとは言えないでしょう。

 

 

② 日本

 

日本はダイヤモンドプリンセス号に閉じ込めて8人の死者を出して世界から批判されましたが、結果的には良かったと思います。なぜならば船内に閉じ込めた状況で感染者の広がりがチェックできるからです。重傷者は病院に移送して治療の参考になるし、全国の拠点病院に参考データを教えられるからです。そういう意味では巨大な実験室だった訳で、8人の死亡者と未だに重篤な方には申し訳ないが日本がアンダーコントロールできている一番の要因だと思います。他にも世界から批判を浴びた回復者を公共機関を使って自宅に帰したことですが、結果的に問題は出なかった訳ですから正解だったのでしょう。ダイヤモンドプリンセス号はイギリス船籍で、アメリカの会社が所有していますが実は三菱重工長崎造船所で建造された船ですので寄港させたことはやむを得ないと思います。一昨年は私も長崎旅行で訪れましたがグラバー邸から見た船や長崎港の景色は素晴らしかったです。

 

回復者は抗体を持っている可能性が高く、その人数を増やすことも重要なのですから元感染者を野に放つのも大事な治療法の一つです。人口の65%程度がかかれば終息する訳ですから軽症患者は自宅療養し、治れば2W後にはどんどん町へ出て抗体を広めるべきなのでしょう。日本の緩い対策は抗体を作りつつ緩やかに収束させようとしているのでしょうから一つのやり方なのでしょう。日本は感染症に対する体制が遅れていて感染者用ベッド数や専門医の数を考えたら時間稼ぎしながら重症患者中心に治療するという方法をとらざるを得なかっただろうし、そもそも治療薬がない段階ですから軽症者を入院させる意味がなかったのでしょう。小中高の休学要請は甘い国民の理解を得るショック療法的には有効な手段だったが、そもそも感染リスクも重症リスクも低い若年者を必要以上に気にする必要はないし、ただ祖父母に感染させないという意味では意味があったのかなと思います。

 

 

③ 韓国

 

韓国はSARSやMARSの経験があるから感染症体制は優れており、元々エリートは皆医者になるというお国柄ですから4月の大統領選挙に文在寅は最大限利用しようと考えたようです。実際8,799人の感染者を発見していますし、致死率も1.2%と日本以上に優秀な結果を残しています。でもこれはドライブスルー検査までしてむやみやたらに検査した結果であり、実際の死者は日本の44人に対して104人と倍以上になっています。それが悔しいのかどうかは分からないが、日本の感染者数は少なすぎるのできちんと検査していないと批判しています。別に感染者発見競争をしている訳でなく、死者数や致死率を抑える競争をしている訳でそういう意味では人口が2倍いて半数以下に抑えている日本の圧勝だといえます。韓国の残念なところは新興宗教での感染爆発で、それを除けば日本同様よく抑えられていると言えます。

 

 

④ イタリア

 

恐らく世界が一番驚いたのがイタリアの医療崩壊で、これには流石の私も全く想定外で、まさか中国の死者数をあっという間に抜くとは考えてもいませんでした。理由はイタリアの医療レベルはヨーロッパでも高く、初期はある村を実験地域にして全住民の検査と感染者の治療を行って全員治癒したからです。それで自信を深めたイタリアは軽症者を含めた全員を対象に治療を始めた訳です。ところが全国に広まると当然感染者用ベッドも専門医も足りなくなって軽症者がベッドに入って重傷者が治療を受けられないという状況になり結果的に世界一死者を出す国になった訳です。日本のように濃厚接触者や4日間熱が下がらない場合のようにきちんとトリアージできていればこれほど悲惨な結果にはならなかったでしょう。

 

そういう意味ではトリアージのお陰で死者数がいまだに2人に抑えられている大阪は世界でも模範とすべき事例でしょう。致死率も1.6%ですから非常に参考にすべき医療体制だと言えます。イタリアはEU加盟の影響で財政健全化を求められ、過去5年で758か所の病院を閉鎖していますからその影響も大きかったと思います。日本も拠点病院の閉鎖や統合の話がありますが余程慎重にやらないとイタリアの二の舞になりかねません。その結果、イタリアが今までとった対策は60歳以上の患者は二の次にして若者中心に治療する。80歳以上の高齢者は基本治療しない。インターンにも医者の資格を与えて最前線に投入するというまるで野戦病院のようなやり方です。医者も13人亡くなり、リアル医療崩壊状態です。

 

 

⑤ その他の国

 

イタリア以外で医療崩壊が起こっている国は死者が1,000人を超えているスペインでしょうし、次が死者450人のフランスでしょう。続くのが死者数177人のイギリスであり、107人のオランダでしょう。個人的には100人以下なら日本同様アンダーコントロールできていると言えるでしょうが人口にもよるが100人を越えたらイタリア・中国・イラン・スペインのような医療崩壊が起きる可能性が高い国だと言えるでしょう。そういう意味では死者数が239人と、一気に増えているアメリカが今一番抑えるべき国でしょう。アメリカがパンデミックになれば世界経済は絶望的になるでしょうし、甘く見ていたトランプがどれだけ真剣にやれるかでしょうし、人種のるつぼと言われている自由の国アメリカの真の強さが問われています。

 

結局、日本のような軽症者を自宅待機させ、2W経ったら野に放つ抗体作り方式しか解決方法はないと思います。治療薬もないのに患者をひたすら見つけてベッドを占領させるという愚の骨頂は絶対に避けなければなりません。幸いにもアメリカは国土が広いから自宅待機を一定程度させれば人口密度の高い国のようなことはないと思います。感染症は力で抑えるのではなく、徐々に取り込んで免疫力を高めるしかないのだと思います。その上で重症化した患者を徹底的に治療し、少しでも死者の数を減らすしか方法はないと思います。各国発表の死者数を信じれば初期に世界3位前後だった日本はイタリア・イラン・スペイン・フランス・アメリカ・イギリス・オランダ・ベルギー・ドイツ等に抜かれ世界12位になっています。

 

 

 

 

 

 

 

4⃣ 各国の医療レベル

 

 

感染者が多く発見できて死者が少ない国が医療レベルが高いと言えます。出されたデータが全て正しいとは限りませんが、想像も加えて各国の感染症に対する医療レベルを現時点の結果で診断してみます。標準致死率は1%前後と思われますので、致死率の低さを主な基準として考えてみました。但し、データが信用できない国や感染拡大がこれから予想される国は除外しました。尚、死者数が4人以上いる国だけをチェックしました。

 

 

(1)感染症に対する医療レベルが高いと思われる国

 

① ドイツ      致死率が0.3%と驚異的に低く、国民性と合わせて感染症に強い国だと言えます

② オーストリア  致死率0.3%

③ ノルウェー   致死率0.4%

④ ポルトガル   致死率0.6%

⑤ デンマーク   致死率0.7%

⑥ スイス      致死率0.9%

⑦ スウェーデン  致死率1.1%

⑧ 韓国       致死率1.2%

 

 

(2)医療崩壊した国とこれからしそうな国(致死率3%以上の国)

 

① イタリア      死者数4,032人、致死率8.6%と完全に医療崩壊した国

② 中国        死者数3,333人、一部地域で完全に医療崩壊した国

③ イラン       死者数1,556人、致死率7.5%と完全に医療崩壊した国

④ スペイン      死者数1,326人、致死率5.3%と、今正に医療崩壊しつつある国

⑤ フランス      死者数450人、今正に医療崩壊しつつある国

⑥ アメリカ      死者数239人、今正に医療崩壊しそうな国

⑦ イギリス      死者数177人、これから医療が厳しくなりそうな国

⑧ オランダ      死者数107人、これから医療が厳しくなりそうな国

 

 

 

 

 

 

 

5⃣ 日刊サイゾーの記事

 

 

現在も世界で猛威を振るう新型コロナウイルスだが、最初に感染が拡大した中国では、3月に入り感染が鈍化、日ごとの新たな感染者数は2桁台に抑えられているという。中国メディアは都市封鎖や強制隔離、突貫工事による病院建設など、大規模な防疫体制が功を奏したと自画自賛している。しかし、一部では異論の声も上がっているようだ。今月14日、中国のQ&Aサイト大手/知乎に「日本の仏系防疫の真実」というタイトルのコラムが掲載された。仏系防疫とは「仏様のようなおおらかな態度で、楽観的に新型コロナウイルスの対策をすること」を意味し、当初は無為無策な体制を皮肉る言葉だった。

 

中国では、都市封鎖も行わず、渡航や入国制限、隔離措置を積極的に行おうとしなかった日本の対応を仏系防疫と批判する声が多く上がっていた。国民の自由を奪う強権的な防疫体制を敷いてきた中国に住む人々からすれば、日本の対応は不十分に感じたことだろう。しかし同コラムでは、日本政府の仏系防疫にもかかわらず、日本では感染者や死亡者の爆発的増加が見られていない事実を指摘。その理由を、次のように分析している。

 

「日本は衛生観念の高い国で、国民の多くは普段から花粉症や風邪の影響からマスクの着用に慣れている。それに加え、手洗いやうがいの習慣も身についている。道端に唾や痰を吐く人も少なく、電車など公共の場にて大声で騒ぐような人もいない。日本の商店では、キッチン除菌・トイレ除菌・衣類除菌など数多くの除菌剤が販売されており、こうしたことからも衛生観念が高い国民であることがわかるだろう。日本では幼い頃から人に迷惑をかけてはいけないと教育されており、3.11の震災の際には、各地で静かに混乱することなく列に並ぶ日本人の姿があった。日本人は病気を他人に感染させることで迷惑をかけてしまうという気持ちから、自主的にマスクを着用しているのだ」

 

つまり、国民一人一人の衛生観念が高ければ、中国が今回敷いたような強権的な感染拡大策は不必要であると指摘したのだ。これに対し、中国のSNS上では「素養が低いわれわれは、管理されなければ生きていけないのだ」という自嘲的なコメントのほか、「次に危機が訪れた時には、国家による管理に頼らずに困難を切り抜けられるよう、民衆は学習するべきだ」といった前向きな書き込みも散見される。未知のウイルスの感染拡大という国難は、一部の中国人民にとって、共産党による圧政への疑問を強めるきっかけとなったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

6⃣ 感想

 

 

東アジアは既にピークアウトしたと思われるが油断しているといつまた感染爆発が起こるかもしれないから要注意だ。学校再開は勿論賛成だが、問題は祖父母等との濃厚接触をどう避けるかだろう。特に高齢者施設で感染すると日本もパンデミックになりかねない。大規模イベントはよく言われる密閉空間・換気・密集の3大危険に配慮しつつ主催者の自己責任で徐々に再開すべきだろう。たかがインフルエンザの一種のせいで日本経済が崩壊したら本末転倒だ。何なら武漢じゃないが、一度感染してしまえば流行は下火になるからそれも一つの方法だ。約8割は無症状や軽症で自然治癒するのだから若者は特に大いに出かけて抗体作りに励めばいい。正し、高齢者との接触は避けるべきで、そうしないと自分の祖父母を死に至らしめかねない。

 

気候もよくなり、桜の花も各地で満開になる今だからこそどんどん出かけましょう。暖かくなればウィルスにとっても生存しにくくなるし、そもそも屋外で感染したという話は殆ど聞かない。野球・サッカー・屋外イベント等の完全換気の下では多少の注意を払いつつどんどんやって気分を上げるしかない。ハウステンボスも再開したが東京ディズニーもさっさと再開すべきだ。換気の悪い密閉空間で大勢が騒ぐイベントは当分の間やるべきではないだろう。もう日本の危機は脱したと思われるが問題はヨーロッパやアメリカからの帰国者や観光客からの感染だ。従って水際作戦を徹底してやり、これからは選択的選別を行わなくてはならない。今後制限解除すべきは近隣諸国で、台湾・香港は勿論、中国や韓国との早期の相互訪問解禁が待たれる課題だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その他の情報】

 

 

 

1⃣ 日向坂&STU&カラバト&欅坂&乃木坂&AKB等スケジュール

 

 

03/22(日) 平手友梨奈がYouTubeとLINELIVEで行われるSOLキズナ感謝祭に出演(14時~)

03/25(水) 日向坂46ストーリーの単行本発売

03/25(水) 乃木坂46の25thシングルしあわせの保護色発売

03/27(金) 日向坂46ドキュメンタリー映画3年目のデビュー全国で上映→延期

03/27(金) ひかりTVで日向坂46/3rdシングル発売記念ワンマンライブ放送(20時~22時)

03/28(土) 菅井友香が池上彰のニュースそうだったのか!に出演(18時56分~)

03/30(月) ひかりTVで小坂菜緒主演の映画恐怖人形放送(20時~21時30分)

03/31(火) ひかりTVで日向坂46緊急特番放送(18時30分~)

04/01(水) 尾関梨香がミラクル9/3時間スペシャルに3度目の出演(19時~)

04/03(金) 欅坂46の映画Documentary of  KEYAKIZAKA46全国で上映延期

04/08(水) 原田葵がミラクル9/3時間スペシャルに3度目の出演(19時~)

04/14(火) 踊る!さんま御殿に佐々木久美・小坂菜緒が出演(19時56分~)

04/14(火) ウチのガヤがすみません!に日向坂46が出演(23時59分~)

04/29(水) TBSチャンネルで菅井友香出演の飛龍伝2020放送(21時~)

 

 

 

 

 

※ 昨日、TBSチャンネル1で日向坂46ドキュメンタリー映画46分の予告編完全版を見ましたが、益々本編の映画を見たくなりました。泣いてばかりの長濱ねるも悪いが、演出家の言い方も非情で厳しすぎる。平手友梨奈が秋元康以外の大人は信じられないと言って卒業ではなく脱退したのも分かる気がする。かと言ってMV撮影をドタキャンするのはやり過ぎだが、いづれにしても恵まれた欅坂46と恵まれないけやき坂46を比較することによってお涙頂戴のような作りが嫌な気にさせられた。長濱ねるも全国ツアー当初はアップアップだったのは本当だろうが、後半はメンバーとも打ち解けてやる気満々だったと思います。丁度調子が良くなってきた頃に兼任解除だから、大学進学を諦めてまで両立を全力でやっていたことを考えると可哀そうになる。

 

丁度この頃から卒業を考え始めていたようだから猶更合点がいく。選択自体は間違いなかったが、いづれにしても選んだのは運営であり、長濱ねるには選択の余地は無かった。長濱ねるには崩壊しかねない欅坂46を支える役目と表の顔としてメディアの最前線で活躍する任務があったからだ。様々な他のメンバーの力を借りながら欅坂46即ち平手友梨奈を支え続けたが自分のやりたいことを犠牲にしてまでいつまでもやることなのかと疑問を持つようになった。その結果が長濱ねるの卒業であり、盟友柿崎芽実の卒業であり、濱岸ひよりの休業であった。長濱ねるは渡邉理佐に後を任せたが、結局平手友梨奈も脱退という名の卒業をするしかなかった。日向坂46上げをするのも結構だが、あまりにもメンバーに対する大人達の扱いが雑過ぎると思う。


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