土曜日に欅坂46グループの方向性という記事を書きましたが、今日は欅坂46の光と影をテーマにこれまでを振り返り、今後を予測したいと思います。欅坂46が他のアイドルグループと違って見えるのは明暗を絶妙に絡めながら独創性と物語性を表現し続けているからだと思います。単純化して考えると、1stSサイレントマジョリティーは影、2ndS世界には愛しかないは光、3rdS二人セゾンは光、4thS不協和音は影、5thS風に吹かれてもは光、6thSガラスを割れ!は影だと思います。今野義雄がこれからの漢字欅はロックテイストで行くと言っていますから、今後は影主体で行くのでしょう。そしてハッピーオーラ全開のひらがなけやきが光主体でやるのでしょう。つまり、これからは漢字欅とひらがなけやきが表裏一体となって欅坂46を推し進めて行くという宣言なんでしょう。
欅坂46物語の光と影
坂道シリーズはAKB48グループと違って芸能界ずれしていないメンバーを主体に作り上げている。乃木坂46では芸能界に関係のあった衛藤美彩や中元日芽香らはスポイルされ、秋田の田舎から出てきた芸能界に全く染まっていない生駒里奈が5作連続センターを務めた。欅坂46も同様で、愛知から来た平手友梨奈に6連続センターを任せ、長崎から来た長濱ねるをエースにした。平手友梨奈は地元愛知を捨ててきたと言うような極端な変わり者の14才だった。生駒里奈も故郷の同級生を見返す為に乃木坂46に入ったといっていましたから平手友梨奈も似ていたが、平手友梨奈の場合は加えて両親も見返すという気持ちも持っていた。
そんな平手友梨奈だから愛知には親友と呼べる存在も無く、だからこそ故郷にも帰らず欅坂46に集中することができた。しかしながらそんな強烈な人生経験のある平手友梨奈だから普通の家庭に育った他のメンバーとは話が合わず、何度も辞めようと思った。そこに救世主のように現れたのが遅れて入った長濱ねるで、精神的に孤立していた平手友梨奈と物理的に孤立していた長濱ねるは必然的に同志のような関係になった。長濱ねるはたった数日遅れて内定しただけなのに3か月以上遅れて加入することになり、しかも同時にひらがなけやき結成まで伴って加入してきたからまだデビューもしていないメンバーから憎悪の対象になった。
最初から秋元康と今野義雄が描く欅坂46物語は始まっており、長濱ねる加入プロジェクトまで組んだにも拘らず、3カ月以上遅らせて加入させ、同時にアンダーグループまで発表して長濱ねるを悲劇のヒロインに仕立てあげようとした。平手友梨奈と長濱ねるの急接近は予想外だったかもしれないが、その出来事を最大限利用してサイレントマジョリティーと乗り遅れたバスという、欅坂46とひらがなけやきの物語始まりの曲を作った。世界には愛しかないでは長濱ねるが欅坂46と兼任することで平手友梨奈出会うというストーリーにした。やがて力をつけたひらがなけやきの比重が大きくなり、長濱ねるが平手友梨奈と離れるのが二人セゾンだ。
以上が欅坂46とは平手友梨奈と長濱ねるの愛の物語だと考える私の大きな根拠だが、実はここに大きく関与しているメンバーがいる。それは平手友梨奈と同じ愛知出身の鈴本美愉で、合格して上京する時に一緒に来たメンバーだ。なぜ一緒に上京したのかと言うと、まだ中学2年生の14才だった友梨奈の兄が愛知でもう一人合格したのなら連絡して一緒に行ったらと助言したからだ。両親とは上手くいっていなかったが、兄はイケメンで優しくて賢くて、一緒に歩いていたら同級生に冷やかされて照れるという微笑ましい関係だ。でも、「兄が優秀だからお前には期待していない」という親の言葉で平手友梨奈の性格が曲がってしまったようだ。
連絡を貰った鈴本美愉もコミュニケーション能力が高いとは言えず、年下の平手友梨奈の連絡は相当嬉しかったようだ。最初は一緒のベッドで寝たりして、一番仲が良かったが、平手友梨奈が皆とアイドルに対する考え方が違っていて孤立し始めると徐々に離れていった。その代わりに急接近したのが長濱ねるだったのだ。そんなぎくしゃくした関係だった鈴本美愉だったが、平手友梨奈15才の誕生日に手紙を読んで号泣しながら謝罪し、長濱ねるは花束を渡した。平手友梨奈の初期を支えていたのは間違いなくこの2人だったが、不器用な鈴本美愉は平手友梨奈をダンスで支えようとしているから欅坂46随一のダンスメンバーになったのだろう。
紅白歌合戦でも失神したが、それだけ感情移入のレベルが高く、表現力も高いと言えるのだろう。私も一度だけ目を見張るダンスを目にして気になり、スローモーションでやっと分かったのだが、それが鈴本美愉だった。だからこそ、人気はいまいちだが常に平手友梨奈の次にいいポジションを任されている。長濱ねるは平手友梨奈とは全く違っていて温かい家庭で育ち、特に姉は7才上で世界一優しい。今は小学校の先生をしているが、毎年お正月は兄弟3人で旅行をするほどの仲だ。父親も毎日メールで長崎新聞の占い等の長崎の情報を送ってくれているほどだが、お正月の旅行は断られたようだ。お互いの家族の話をした2人は姉妹関係になった。
長濱ねるにとって平手友梨奈はひたすら可愛い妹であり、尊敬する戦友なのだろう。二人セゾンを発売したのは長濱ねるが加入丁度1年後の2016年11月30日だった。12月に入ると秋元康は平手友梨奈を頻繁に劇場やライブに連れ歩くようになった。同時に平手友梨奈は俯くことが多くなり2017年は更に顕著になったが、そんな4月に発売されたのが不協和音だった。長濱ねるはひらがなけやきが忙しくなり、平手友梨奈と距離ができつつあったが、そんなゴールデンウイークに秋元康は自分のラジオ番組で「平手友梨奈は熊の冬眠中とか永遠の中二病」と言い、電話出演した平手友梨奈には「髪で顔を隠しているんだろう」と言っていました。
私は明らかに平手友梨奈が変化したのは二人セゾン時期に秋元康に連れ歩かれてからだと思っています。それまでは深読みさせる平手友梨奈と不思議な魅力の長濱ねるが醸し出す物語を軸に作品を世に出していたが、不協和音からは人為的に作品を出すようになったと思います。特に不協和音は纏まりつつあった欅坂46を一度解体して、ひらがなけやきとの関連でも掻き雑ぜようとしていたのだと思います。両グループに同時に全国ツアーをやらせ、長濱ねるの写真集の発売も決定し、長濱ねるを漢字欅専任にする準備をし始めました。つまり、昨年のゴールデンウイーク以降は秋元康脚本の新たな欅坂46第二章が始まっていたのだろう。
その後平手友梨奈に起こったことは失声症・発煙筒事件という名の殺人未遂事件・全国ツアー途中退席・名古屋公演欠席・紅白歌合戦での大怪我等ですが、連携して長濱ねるが急遽漢字欅専任になりました。私はこの長濱ねるの不自然な漢字欅専任に疑問を感じ、平手友梨奈の卒業申告があったのではないかと言う記事を書きました。長濱ねると平手友梨奈のツーショットは初期以外は全く出なくなりましたが、これは雑誌に掲載するから控えさせたのだと思います。でも私もたまに載せていますが、スタッフが病院のようなところで長濱ねるに抱きついている写真と、風に吹かれてものスーツの平手を背負ったねるの写真を公開しています。
秋元康と今野義雄は数日遅れで加入した長濱ねるを三か月以上遅らせて悲劇のヒロインにしたり、少しの事実を大きく膨らませて物語を作っています。それは脚本家でもある秋元康ですから脚色するのは本来の仕事ですから当たり前の話です。従ってロックの道に足を踏み入れる平手友梨奈が基本、握手会・笑顔・ブログ・メッセージ・グリーティング動画・MC・広報等を免除されるのは理解できます。しかし、それならもっと早く握手会を免除して、当日キャンセルという非常識は繰り返すべきではなかったと思います。こちら有楽町星空放送局も免除したし、冠番組も無理して出させる必要もなく、てちだけは野生のドーベルマンにすればいいと思います。
運営にも迷いがあったと思うが、それが風に吹かれてもの時期だと思います。様々な出来事があったが、紅白歌合戦で負ったギブスを6thSのガラスを割れ!のMVに盛り込むことを平手友梨奈が考えたのなら平手友梨奈は野生のドーベルマンになる資格があるでしょう。もし秋元康の脚本なら所詮ドーベルマンの皮を被った柴犬なんでしょう。平手友梨奈の表現力は誰もが認めるところだと思いますが、真の欅坂46の主役はTAKAHIROだと思います。そのTAKAHIROの才能が最大限発揮できるのがロックテイストの曲じゃないかと思います。歌詞の意味を全員で読み込んでそれをフォーメーションダンスに取り入れる才能は正に天才の閃きです。
坂道AKBの曲に誰のことを一番愛してるという曲がありますが、各グループの若手のホープが一堂に会して競い合いのようなダンスになっています。ところが同じ曲を欅坂46メンバーだけで欅共和国でやりましたが、全く別のフォーメーションダンスに見えました。これは長い間密着して指導していた欅坂46ならではの素晴らしさで、TAKAHIRO自身もムクドリの動きを参考にしたと言っていました。秋元康は平手友梨奈に魅了されて次々いい作品を出せていると世間では言われていますが、それ以上に影響を与えているのはTAKAHIROのフォーメーションダンスだと思います。MV監督も重要で、3rdSからは光と影の魔術師新宮良平になっています。
新宮良平の紹介には「独特な観点から繰り出される多彩な映像表現には定評がある。カッコイイをひたすら探求する無邪気な子供であり、1カットビジュアルの強さと瞬間のエモーションを大切に映像を構築する」とあります。光と影という観点で考えるとどちらも高レベルで作品を出せるのが秋元康で、TAKAHIROも同様だが若干影に強いと思います。平手友梨奈は元々両方の可能性があったが、これからは得意な影が主体になるのでしょう。ねるてちの家族を見ればまるで光と影に思えます。新宮良平も光と影を巧みに操るが、作品としてはどちらかと言うと影が得意なMV監督でしょう。衣装の尾内貴美香も両方得意だが、影の方がより生きるようです。
漢字欅のメンバーも多くが影に向いていて一部の光向きのメンバーはカップリング曲やアルバム曲で納得するしかなさそうだ。欅坂46が他のアイドルグループと比較して最大の強みを発揮できるのがこの道だから多くのメンバーは納得しているのだろう。それよりこれからのライバルは野外フェス等のロックアーティスト等になるでしょうからよりロックテイストを極めて口パクでも批判が出ないようなひたすらカッコいいフォーメーションダンスを極める必要があります。21人ならではの見たこともないエモーショナルなフォーメーションダンスはロックフェスでも絶対に盛り上がると思います。可愛いはひらがなけやきに任せて欅坂46はカッコいいを追求するのでしょう。
【その他の情報】
1⃣ 欅坂46の冠番組欅って書けない?に芸人が来てクリオネの尺というネタを披露しました。
※このネタはクリオネや尺の意味を知っていることが前提で、しかもクリオネの尺を想像力を働かせて笑うという、初めて見た人には結構難易度の高いものでした。明らかに大笑いしているメンバーは頭が良くてお笑いのセンスがあるメンバーで、愛想笑いのメンバーや理解できていないメンバーも見受けられる面白いショットになっています。学力テストの順番と比較して分類すると特に面白い。天井を向いて笑っている米谷奈々未②は微生物研究者でもありますから一番笑っており、長濱ねる①も笑いのセンスがあり、小池美波⑨は元々知っているネタのようだ。織田奈那④、守屋茜⑦、小林由依⑧、齋藤冬優花⑨、尾関梨香⑪、菅井友香⑪辺りもよく笑っている。
※一方、石森虹花㉑、今泉佑唯⑳、渡邉理佐⑮、佐藤詩織⑥、長沢菜々香⑤辺りの微笑みは疑惑レベルです。口を押えている渡辺梨加⑰と上村莉菜⑯も顔が見えないから何とも言えないが明らかに疑惑レベルだ。1番明らかにポカーン状態は土生瑞穂⑱で、自身が出ているラジオ番組や土曜日の長島スパーランドでもお馬鹿を連発しています。石森虹花㉑・今泉佑唯⑳・土生瑞穂⑱・渡辺梨加⑰までは元々事故レベルのメンバーですから止むを得ないが、欠席の志田愛佳⑲までが絶対レベルのお馬鹿メンバーです。この中で今泉佑唯が1番好感が持てるのだが、明るいお馬鹿で笑顔で場を和ませ、原田葵③は賢いが笑いのセンスが乏しいのかもしれない。
※つまり、このレベルの笑いは⑪位以上の学力がないと笑えないのだろう。欠席していた平手友梨奈⑬と鈴本美愉⑬は丁度ボーダーラインのメンバーだから大笑いできたかどうかに興味があります。こういうあまりメジャーじゃないお笑い芸人のネタは知っている人が少ないから学力テストにもなる。私は何となく分かったが、それほど面白いネタだとは思わなかったから微笑みグループだっただろう。上村莉菜や渡辺梨加のように顔を覆う仕草はバラエティ番組出演者としては失格だろうし、まだポカーンの土生瑞穂の方が潔よい。ひらがなけやきメンバーの方が明らかにバラエティ能力が高そうだからバラエティーくらいは選抜制度を取り入れて競争原理を働かした方がいい。
2⃣ 欅坂46&STU48&さくら学院&カラバト(推しメン中心)スケジュール
02/19(月) はんにゃ金田と欅坂46の夕方パラダイス(佐々木久美・佐々木美玲出演)
02/19(月) 東京FMのSCHOOL OF LOCK!に平手友梨奈が登校1日目
02/20(火) 元乃木坂46伊藤万理華1st写真集エトランゼ発売
02/20(火) 東京FMのSCHOOL OF LOCK!に平手友梨奈が登校2日目
02/21(水) カラオケバトルU18歌うま甲子園四天王争奪戦(堀優衣・佐久間彩加出場)
02/21(水) 東京FMのSCHOOL OF LOCK!に平手友梨奈が登校3日目
02/22(木) 東京FMのSCHOOL OF LOCK!に平手友梨奈が登校4日目
02/23(金) アップトゥーボーイ表紙にけやき坂46の金村美玖と小坂菜緒が初登場
02/23(金) こちら有楽町星空放送局(長濱ねるがゲストに鈴本美愉を迎えて送る)
02/24(土) 長崎ランタンフェスティバルの皇帝パレードの皇后役で長濱ねる出演
02/26(月) はんにゃ金田と欅坂46の夕方パラダイス(長沢菜々香・米谷奈々未出演)
02/27(火) STU48岡田奈々1st写真集発売
02/28(水) ENTAME2018年4月号の表紙に長濱ねる・小池美波・尾関梨香掲載
03/02(金) こちら有楽町星空放送局(長濱ねるがゲストに欅メンバーを迎えて送る)
03/04(日) さくら学院公開授業歌の考古学inTHE GRAND HALL
03/07(水) 欅坂46-6thシングル発売日
03/09(金) こちら有楽町星空放送局(長濱ねるがゲストに欅メンバーを迎えて送る)
03/16(金) こちら有楽町星空放送局(長濱ねるがゲストに欅メンバーを迎えて送る)
03/17(土) 個別握手会in東京ビッグサイト
03/20(火) さくら学院放課後アンソロジーレッツスタンディングinツタヤO-EAST
03/21(水) 個別握手会in東京ビッグサイト
03/23(金) こちら有楽町星空放送局(長濱ねるがゲストに欅メンバーを迎えて送る)
03/24(土) 全国握手会inポートメッセなごや
03/24(土) さくら学院2017年度卒業式in中野サンプラザホール
04/10(火) 乃木坂46星野みなみ1st写真集発売
04/21(土) 全国握手会in幕張メッセ
04/22(日) 個別握手会in幕張メッセ(原田葵欠席)
05/04(金) 全国握手会inインテックス大阪
06/02(土) 個別握手会inポートメッセなごや(原田葵・影山優佳欠席)
06/10(日) 個別握手会inパシフィコ横浜(原田葵欠席)
06/24(日) 個別握手会in京都パレスプラザ(原田葵欠席)
3⃣ アメブロランキング
昨日はジャンル17/2,638位、記事ランキング最高は欅坂46の方向性の1位でした。
昨日の公式ハッシュタグのランクインは欅坂46・乃木坂46の1位、学力テスト3位等でした。例によってこれ以上は見られませんでした。
各種ランキング
① ジャンルランキング:4位(18/1/15)
② 連続ランキング1位:2回(18/1/30)
③ デイリー訪問者数:3,253人(9/28)
④ PCアクセス数:16,724アクセス(18/1/17)
⑤ 全体ブログランキング:1,993位(18/1/15)
⑥ 公式ハッシュタグランキング1位:3本(9/15)
⑦ アクセス数ベスト記録:12,050アクセス(12/24)
⑧ アクセス数月間ベスト記事:5,351アクセス(18/1)
⑨ 公式ハッシュタグ年間1位:欅坂46の33回(2017)
⑩ 月間ランキング1位:6回(7/4・7/11・7/14・7/15・7/22・7/26)
⑪ ランキング記録:18本(6/3)、100位5本(7/15,1/5)、10位3本(7/15)
⑫ 公式ハッシュタグ1位:欅坂48・乃木坂16・BM4・STU4・AKB1・少女時代1(2/13)