昨日は欅坂46の日本武道館ライブ3daysがひらがなけやきだけになったのは大問題だという記事を書きました。何が大問題かというとセンターが休んだだけで欅坂46がスポイルされてひよっこ同然のひらがなけやきに仕事が全て行ってしまったことだ。普通なら考えられない事態なのだが、これが今野義雄の言う衝撃の展開の序章なのかもしれません。今回起こったことを予想できた人はメンバーはおろか秋元康でも難しかったくらいだろう。私は危機シリーズとしてさくら学院の危機と乃木坂46の危機という記事を過去に書きましたが、次はBABYMETALの危機を書くつもりでした。
でも早くも欅坂46の危機を書かなければならないかもしれない状況になりつつあると感じています。今日は欅坂46が抱える問題とそれをクリアする方策について考えてみたいと思います。他にも今回の騒動に関して私と考えの異なる記事がありましたので参考までに2件ほど無断リンクさせて頂きました。まったりさんのブログは私のお気に入りのブログで、私とは違う視点で考えていていつも参考にさせて貰っています。欅坂46と同年代の女性だからでしょうが、非常に優しい視点で捉えています。裏旋の超絶塩レビューは有名だが、初めて見てつい笑ってしまったのでご紹介します。
まったりさんのブログ:https://ameblo.jp/sonna77-mattarisan/
裏旋の超絶塩レビュー:https://ameblo.jp/rsn48/entry-12345194589.html
1⃣ 欅坂46の歩み
欅坂46の歩みを振り返るとサイレントマジョリティーで華々しくデビューし、YouTube再生回数も8,700万回と、アイドルソングとしては神曲の域に達しようとしている。若者は勿論、年配者にも広く共感を得、特に男性の支持は非常に大きくなった。2ndシングル世界には愛しかないは一転、青春の煌めきを表現した爽やかなアイドルソングになった。3rdシングル二人セゾンはまた一転して人の出会いと別れを歌い、美しいバレエや華麗なダンスを多用したひたすら美しい楽曲だった。そして問題の4thシングル不協和音の登場だが、明らかに今までの3曲とは違うある意味アイドルとは決別したようなロックテイストな曲になった。
その後もエキセントリック・月曜の朝スカートを切られた・避雷針・自分の棺等ロック寄りの強烈なメッセージソングが続いた。従来も大人は信じてくれないや語るなら未来を・・・等の楽曲はあったが、不協和音以降、一気にロック寄りに振り切った印象を受けた。平手友梨奈を生かそうとするとどうしてもその方向に走らざるを得ないのだろうが、功罪あって悩ましい問題だろう。いい面としてはロックフェスティバルに呼ばれるようになって新たなファンを獲得できたことだろう。マイナス面はアイドルらしさが失われ、CMや外仕事を獲得するのが難しくなった。この点はBABYMETALに似ているのだが、秋元康が参考にした可能性が高い。
欅坂46とBABYMETAL:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12223725694.html
BABYMETALを見れば分かるがコアなファンをがっちり掴んで離さないやり方だ。ファンをメイトと呼び、一人一人にハンドルネームまで与えて最近は高額な商品を買わせたりしている。私が入るならさしずめKABU-METALなのだろうが、できるだけ中立な立場でいたいからファンクラブには入りませんでした。勿論、欅坂46のファンクラブにも入っていませんし、カラオケバトルの推しメンのファンクラブにも入っていません。BABYMETAL方式の利点は2年近く新曲を出していないのにそれほど人気は落ちないことです。逆に一般人気は落ちて、アイドル感は薄れ、CMはおろか歌番組に出ることもなくなり、ライブだけになってしまった。
BABYMETALをアイドルと思う人は少なくなっていると思うが、BABYMETALはオンリーワンのメタルダンスユニットだからそれでいいと思います。問題は欅坂46で、同様にアイドル感は薄れ、平手友梨奈with欅坂46のようであり、他の20人があたかもバックダンサーのようになっている。そのセンター平手友梨奈が笑わなかったり、暗い表情を見せるので歌番組やライブ以外では全く表舞台から消えた。唯一と言っていいのがコーワの3次元マスクくらいで、風邪のウイルスと戦うという内容だし、マスクをしているから特に問題は無いのだろう。しかし、数少ないCMバイトルは外されたし、ケヤキのキセキも長濱ねるに替えられた。
ロックテイストに走り過ぎた平手友梨奈with欅坂46をノーマルに戻そうとリハビリのような曲風に吹かれてもを秋元康は5thシングルで与えた。しかし、ロックの世界に入ってしまった平手友梨奈はこの曲に戸惑い、却って表現方法に悩むようになった。秋元康は永遠の中2病でいて欲しかったのだろうが、平手友梨奈はロックアーティストになっていたのだ。嫌なことは嫌だと言い切るようになり、ラジオ番組も気に入っているスクールオブロックしか出なくなった。そこでの平手友梨奈は同世代のファンと一緒に燥ぎ、10代のカリスマの雰囲気さえ漂う。平手友梨奈が休まるのは高校とSOLと仲のいいメンバーといる時だけなんだろう。
2⃣ 欅坂46の外仕事
BABYMETALはたった3人のグループだし、世界にもコアなファンがいるからやっていけるだろう。ところが欅坂46は41人もいて、相当稼がないと立ち行かなくなる。現在は38億の売上があるが、乃木坂46は46人で80億稼いでいる。握手会のファン層が下支えしているのだろうが、乃木坂46のCD売り上げはミリオンを可能にするレベルにまで達している。一方、欅坂46は大体乃木坂46の70%レベルなので、それほど遜色はない。ではなぜ総売り上げが50%を切るレベルまで差があるのかというと、圧倒的な外仕事の差だろう。特に昨年の写真集連発や乃木坂初2,000万回越えのインフルエンサー以降のTV出演が増えた。
最近、欅坂46と乃木坂46の外仕事の差という記事を見て驚いたのだが、その日はたまたまだろうが1vs70程度の差があり、昨日も1vs20程度の差がある。しかも気になるのは長濱ねる御用達のくりぃむクイズミラクル9には乃木坂46の松村沙友理が出演している。今度さんま御殿に菅井友香が出演しますが、メジャーなTV番組に出演しているのは長濱ねると菅井友香くらいで、肝心の平手友梨奈はほぼ無いに等しい。専属モデルの渡邉理佐・渡辺梨加・今泉佑唯がビジュアル担当として頑張っているが、他ではあまり見ない。個人的に頑張っているのは佐藤詩織・長沢菜々香・織田奈那くらいだろうが、非常に心もとない状況だ。
欅坂46外仕事ランキング:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12260176083.html
全てを平手友梨奈に頼ってきた弊害が出ているのだろうが、結果的に平手友梨奈1人だけ抜けたらライブもできない体たらくだ。かと言って外仕事もままならない。昨日はひらがなけやきのメンバーは中高生が9人もいて、2期生地方組は都度上京していると書いたが、実は残りのメンバーも殆ど全てが大学生だ。つまり、非常にタイトな中で日本武道館ライブ3daysのレッスンやリハーサルをやっているのだろう。片や、欅坂46は平手友梨奈・原田葵・小林由依・米谷奈々未の4人だけが高校生で、大学生も4~5人いるだけだ。つまり、半数以上のメンバーが欅坂46の仕事がなければ無職に近い状態で、しかも全員東京在住だから心情は察するに余りある。
3⃣ 欅坂46の岐路
欅坂46は現在、非常に重要な局面に差し掛かっていると思います。つまり、従来通り平手友梨奈を中心に若者の声を代弁するようなメッセージソングを送り続けるのか、方向転換してアイドルとしての道を模索するのかという問題です。平手ロックの良さは他者との差別化で、正にBABYMETALに似たオンリーワンのグループとして、若者を中心としたコアなファンを獲得するというやり方です。もう一つは現在のやり方に不満を持っているメンバーを中心にした本来のアイドル路線です。私は現在の中途半端な状況に不満を持っていた潜在的なメンバーは多いと思いますが、今回の中止騒動で表面化するのではないかと思います。
今までは平手友梨奈を強く支えるメンバーがいて揺るがなかったが、今回の日本武道館ライブに出られないと決まって相当揺れ動いているのではないかと思います。では現在の平手友梨奈を支えているメンバーは誰かというと昨年11月22日にSOLでメッセージを送った長濱ねる・菅井友香・齋藤冬優花・渡邉理佐・尾関梨香・織田奈那の6人は間違いないだろう。中でもすぐに返事した長濱ねるや少し遅れたが菅井友香や渡邉理佐とはすこぶる良好な関係だろう。菅井友香は質問の意味をネットで調べていたから遅れたようだし、渡邉理佐は電車に乗っていて遅れたようだ。後の3人は返事がないが、話し易いメンバーなのだろう。
こちら有楽町星空放送局という平手友梨奈がメインパーソナリティーを務めるラジオ番組があって、最近は長濱ねるに代わっているが、この番組の出演回数を調べればメンバーとの親密度が分かる。何故なら全員一周してからは出たいメンバーが自己申告で出ていたからだ。平手友梨奈はそのことを知らなくて、長濱ねるから聞いて驚いていた。そこで出演回数を調べてみたら長濱ねる・尾関梨香・織田奈那・守屋茜・齋藤冬優花が上位で、それに続くメンバーは横並びで多いが渡邉理佐・菅井友香・志田愛佳・鈴本美愉もしっかり入っている。少なくともSOLでメッセージを送ったメンバーは平手友梨奈も頼っているメンバーだろう。
しっかりと中枢と思われる菅井友香・齋藤冬優花・長濱ねるが入っているから平手体制がそう簡単に崩れるとは思えない。しかしながら事ここに至っては平手1強体制に潜在的な不満を抱えていたメンバーの不満が表面化しかねないだろう。秋元康は素材の良さを生かしながら見守るというスタンスのようだが、ソニーミュージックの怒りは相当だろう。その結果が今回の武道館公演出演中止という極端な選択になった理由だろう。ソニーミュージックとしてはロックテイストもいいが、外仕事に結びつくグループのイメージが企業に受け入れられなければ肝心の売上が伸びない。かと言って楽曲の売上でも乃木坂には及ばない。
正に崖っぷちに追い詰められた状況の欅坂46だが、平手友梨奈が全治1か月だから6thシングルの製作にもかかれない。ソニーミュージック運営は今回欅坂46に武道館公演中止という大きなお灸をすえた形だろうが、果たして秋元康とメンバーはどういう答えを出すか見ものだ。同時にひらがなけやきの別グループとしての活動は加速される。地方組の中学3年生も4月からは上京して高校に入り、本格的な活動ができる。武道館ライブ3daysが成功して強力なセンター候補が現れれば春にはメジャーデビューの可能性もあるだろう。ひらがなけやきにとっては非常に厳しいミッションだが大きなチャンスを貰ったのは間違いない。
4⃣ 感想
最近は今野義雄の言った衝撃的な展開があるかもしれないという言葉が気になって離れないのだが、平手友梨奈を生かすとすればロックテイストのパフォーマンスグループにするしかないような気がする。つまり、BABYMETALやPerfumeのようなオンリーワンのパフォーマンス集団だ。もうアイドル要素は諦めて、若者を中心としたコアなファンを掴む戦略だ。もしそうであるならば付いていけるメンバーと付いていけないメンバーがいるだろうからそこをどうするかという問題が残る。もう一つはハッピーオーラ全開の王道アイドルを目指すひらがなけやきの本格始動だろう。ひらがなけやきのメンバーの心は纏まっているだろうし、2期生にも異論を唱える者は出そうにない。
つまり、ひらがなけやきの方向性は定まったが、漢字欅の方向性は未だに不透明ということだ。考えられるのは漢字欅内で平手友梨奈を中心にしたパフォーマンスユニットをつくることぐらいだろう。残された王道アイドル志向のメンバーで王道アイドルをやれればいいのだろうが、分裂模様になる。折衷案も考えられるが、いづれにしろ、センターにグループの顔として楽曲だけでなく、CM等の外仕事も取って貰いたい運営は悩んでいるだろう。うかうかしていたらひらがなけやきに王道アイドル路線を取られて漢字欅は控えのグループになりかねない。今野義雄は「最近はひらがなけやきが太陽で、漢字欅が月のようになって逆転してきた」と非常に気になることを言っている。
【その他の情報】
1⃣ 長濱ねる1st写真集が週間で5,644部売れて129,600部になり、2週連続1位になりました。
※2週連続1位とは言え、5,644部はしょぼいなと思っている人もいるかと思います。実際、白石麻衣のペースと比べると極端に失速しています。でも129,600部ということは初動12万部、1次重版+2次重版が2万部ですから市場には多くても14万部でしょうし、下手したらほぼ在庫無しかもしれません。現実に我が地元では宮脇書店本店、タワーレコード、ジュンク堂書店等全て昨年クリスマス前後から全く入荷がありません。
※一番不可解なのは3次重版1万部が今月末に市場に出回るのでしょうが、あっという間に無くなりそうなのに、4次重版の話が無いことです。これで齋藤飛鳥の累計にもう少しで追いつきますから、次週の発表で坂道シリーズ歴代3位に入るのは確定でしょう。もうちまちましないで重版4万部くらいお願いしたい気分です。Amazonだけは独り勝ちのようで唯一いつも在庫がありましたので、流石アメリカは凄いなと感心しきりです。
2⃣ 本日はラジオ番組GIRLS LOCKS3週目ガール平手友梨奈の最終登校日です。
我が校の3週目ガールズ平手友梨奈ちゃん、今月の登校最終日です!今夜は友梨奈ちゃんが部長を務める [ 写真部 ] の活動!生徒の皆さんに2018年を良い年にしてもらうべく写真部presents運気アップ待ち受けを作ります!部員のみんなが送ってくれた写真がキミのラッキー待ち受けに…運気アップしたい生徒はぜひ聴いてね~♪
3⃣ 欅坂46スケジュール
01/18(木) GIRLS LOCKS(平手友梨奈)
01/19(金) こちら有楽町星空放送局(長濱ねるがゲストに織田奈那を迎えて送る)
01/20(土) インテックス大阪全国握手会&ミニライブ
01/20(土) AKB48SHOW!(ひらがなけやき11人が4曲披露)
01/21(日) 幕張メッセ全国握手会&ミニライブ
01/22(月) 小説BOC8誌上で、小説家誉田哲也と長濱ねるが特別対談
01/22(月) はんにゃ金田と欅坂46の夕方パラダイス(織田奈那・鈴本美愉が出演)
01/23(火) 踊る!さんま御殿(菅井友香出演)
01/26(金) AKB48の私たちの物語(土生瑞穂・小池美波・石森虹花出演)
01/26(金) こちら有楽町星空放送局(長濱ねるがゲストに欅メンバーを迎えて送る)
01/30(火) 日本武道館公演(けやき坂46)
01/31(水) 日本武道館公演(欅坂46初日)
02/01(木) 日本武道館公演(欅坂46最終日)
02/17(土) ナガシマスパーランドからやってま~す(土生瑞穂・小池美波他出演)
4⃣ アメブロランキング
昨日はジャンル11/2,511位、記事ランキング最高は欅坂46武道館公演中止問題の7位でした。
昨日は公式ハッシュタグのランクインはありませんでしたが、PCのアクセスが16,724と過去最高になりました。その割にはランクは下がるし、訪問者数も減っていますから何かアクセス爆弾のようなものかも知れません。
① ジャンルランキング:4位(18/1/15)
② デイリー訪問者数:3,253人(9/28)
③ PCアクセス数:16,724アクセス(18/1/17)
④ 全体ブログランキング:1,993位(18/1/15)
⑤ 公式ハッシュタグランキング1位:3本(9/15)
⑥ アクセス数ベスト記録:12,050アクセス(12/24)
⑦ アクセス数月間ベスト記事:5,109アクセス(18/1)
⑧ 公式ハッシュタグ年間1位:欅坂46の33回(2017)
⑨ 月間ランキング1位:6回(7/4・7/11・7/14・7/15・7/22・7/26)
⑩ ランキング記録:18本(6/3)、100位5本(7/15,1/5)、10位3本(7/15)
⑪ 公式ハッシュタグ1位:欅坂37・乃木坂12・BM4・STU1・AKB1・少女時代1(1/14)