欅坂４６と秋元康

この記事は９月２日に書いた記事ですが、新しい情報を加えました。今まで何度か秋元康が特に欅坂４６に力を注いでいるという記事を書いてきましたが、それを裏付けるような記事があったのでご紹介します。秋元康がＡＫＢグループから離れる可能性があるという記事も書いてきましたが、個人的感想も合わせて考えてみました。

1⃣　秋元康とＡＫＢＧと坂道Ｇ

ネットでは常々オワコンと言われ続けているＡＫＢ４８。しかし、握手券が付いているとはいえ、未だにＣＤシングルのセールスはずば抜けて多く、その経済規模は嵐と肩を並べる巨大なものとなっている。しかし、売上げ好調のＡＫＢ４８だが不協和音が聞こえ始めているという。運営のゴタゴタが続いているからだ。

「ＡＫＢ４８の運営会社であるＡＫＳが、総合プロデューサーである秋元康と長い間揉め続けている。元々は、楽曲の作詞、プロデュース料を取るだけのビジネスだったところに、巨額の売上を計上するようになってからは、秋元サイドが多くの子会社を作り、様々な形でプロデュース料金を搾取するようになった。映像や版権、テレビ局などから徴収する放映権料金などの２～３割を自動的にプロデュース料の名目で持っていかれる。

それ以外に、秋元康へのプロデュース料も別に取られるわけですから、何だかんだで半分近い利益を持って行かれてしまう。ここ最近では、一部の雑誌やコンテンツ販売など、秋元サイドがまだ気づいていない分野で売上を出そうとしているのですが、そういった動きに秋元サイドが毎回クレームを入れてくる。その度にトラブルを起こしていて、もはやＡＫＢ４８でなにか新しいカルチャーを生み出そうという動きが取りづらい状況になっているんです。

その証拠に、ここ数年は過去に行われてきた、じゃんけん大会や総選挙、リクエストアワーなどお決まりのイベントしか開催できていません。これは、秋元サイドから今まで通りにやれと指示が出ているからなのです。それはつまり、秋元康が儲かることをやれという無茶な要求なわけです」（スポーツ新聞記者談）

しかし、そんな旨みたっぷりのＡＫＢ４８を、ここ最近では秋元康も飽き始めているというのだ。秋元の頭のなかにはいまは乃木坂４６、欅坂４６のことしかないです。ＡＫＢ４８では、お気に入りだった初期メンバーが皆卒業、特にお気に入りだったのが高橋みなみと小嶋陽菜、前田敦子、指原莉乃です。小嶋陽菜の卒業が決定していることで、ついに秋元康のお気にメンバーが指原以外卒業してしまう。

そこで、興味の対象は４６グループに移った。現在、秋元関連の子会社では来客に一番見えるところに４６グループのポスターが貼ってあります。４６グループを統括するソニーも、秋元サイドの言うことは二つ返事で承諾するのでお気に入りなようです。その中でもお気に入りが欅坂４６。秋元は「欅を紅白に出して、レコ大の新人賞も取らせるぞ」と年末のサプライズを周囲に話しているようで、この動きにソニーも調整に回っているようです。

最悪、紅白の常連になりつつあるソニーからＤＤを発売しているｍｉｗａの抱き合わせで出せないかという話まで出ているほどです。秋元康の口から、今は４８グループの名前が出ることはめっきり少なくなっていますね。」（民放関係者談）苦難挫折を乗り越え、１０年かけて国民的なグループに成長したＡＫＢ４８、その終焉は意外にもあっけなく訪れるのかもしれない。というＤａｉｌｙＮｅｗｓＯｎｌｉｎｅの記事でした。

2⃣　秋元康と欅坂４６

私も秋元康と欅坂４６ウオッチャーの一人として薄々は感じていた話ですが、坂道グループに対する愛が強いなと感じていました。このブログで何度も書いてきましたが、秋元康はお気に入りメンバーから歌詞のヒントを貰っていると書いてきました。秋元康がＡＫＢグループに飽きたからそう簡単にはいおさらばよという話にはならないと思う。

何しろ先日も説明したがＡＫＢ４８は女性アイドル界では一人勝ちの横綱だし、続く乃木坂４６でも小結くらいの存在感しかない。ましてや欅坂４６なんて幕下付け出しの新人だろう。秋元グループも今いきなり切れたら困るだろうし、ＡＫＳにしても今去られたら困るだろう。結局は秋元グループとＡＫＳの戦いであって、それを横目で眺めているソニーミュージックという感じなんだろう。

時間は掛かるだろうが、秋元グループがＡＫＢグループから徐々に手を引き、ＡＫＳも秋元康なき後を模索しているのは間違いないだろう。結局、金に五月蠅くて色々要望を突きつける秋元グループに対する不満と、自分の思うようにプロデュースさせて貰えないＡＫＳに対する不満のぶつかり合いなのだろう。一方、大作詞家秋元康としては色々なインスピレーションを貰える欅坂４６やけやき坂４６には大注目しているだろう。

特に長濱ねると平手友梨奈の存在は大きく、実質的なツートップと言って差し支えないだろう。だからこそ、この２人だけにソロ曲を提供したのだろう。つまり創作意欲が湧く人材なのだろう。他にも今泉佑唯・菅井友香に魅力を感じているようだが、意外と逸材がけやき坂４６に沢山いる。その一番の理由はバイリンガルの存在で、高瀬愛奈・佐々木美玲・潮紗理奈がそれに当たるが、語学の達人長濱ねるも加えて何か考えていそうな気もする。

他にも中学生の柿崎芽実・景山憂佳や井口眞緒・齊藤京子という爆弾娘もいるから益々面白くなりそうだ。勿論乃木坂４６も３期生が入って来るから面白いだろうが、フレッシュさという点では欅坂グループの方が断然上だろう。私は外国語が強いメンバーを集めて長濱ねるをリーダーにし、ケヤキ坂４６を作って台湾や香港等の海外公演をしたら面白いと思う。また、平手友梨奈にけやき坂４６の中学生コンビを加えて中３トリオも面白いと思う。

欅坂４６グループの良さは全員が皆新人の気分で、対等な関係性が築けていることだとおもいます。これにはけやきの語源にもなっている、けんきょ・やさしさ・きずなの影響が大きいし、何より菅井友香を始めとする年長者が上下関係より、水平な絆を志向していることが大きいと思う。今だけかもしれないが、３０人を超える女性グループで上下関係なく、全員が真面目に前を向いて突き進んでいるグループは今まで無かっただろうし、これからも出て来ることは恐らくないだろう。

欅坂４６は人見知りのメンバーを中心に集めており、しかも謙虚・優しさ・絆をモットーとしている。売り出しのノウハウを持ったソニーミュージックと秋元康が万全の態勢で売り出したから下積みの苦労もあまり無く一気にブレークした。しかも全員選抜にすることにより、選抜発表という一番の難問もクリアした。正にやろうと思っても容易にはできない奇跡のグループを我々は目にしているのである。とここまでが前回書いた記事です。

3⃣　秋元康のインスピレーション

少し見難いが、この記事は乃木坂４６の３期生センター選考過程を書いている。一応ＳＨＯＷＲＯＯＭもチェックしたようだが、最終面接会場に久し振りに参加した秋元康が泣き出した候補者を可哀想になったという話である。選考会でその子が満場一致でセンターに決まったのだが、もし他の選考委員が推さなかったら皆を説得しようと思っていたという話である。つまり、結局センターは秋元康が決めているという話である。

私もちらっとだがＳＨＯＷＲＯＯＭを覗いて魅力を感じなければすぐに他の部屋を覗くというやり方で一応東京出身の岩本蓮加（１２）がいいと思ったが、審査員が選んだのは鹿児島出身の大園桃子（１７）だった。秋元康自身がＳＨＯＷＲＯＯＭで見るのと実際に会うのとでは全くイメージが違うと書いているので自信を持って言える訳ではないが、何かおかしいと感じた。つまり一番頼りない子がセンターになったのだ。

秋元康ほど好き嫌いがはっきりしていて、それがあからさまに分かるプロデューサーはいないんじゃないかと思う。一応全会一致でセンターが決まった事になっているが、秋元康の反応を察知して周りの審査員がおもんぱかったのではないかと疑ってしまう。そんな泣き出すような子をセンターに据えるのはリスクが大きすぎるし、他のメンバーもどう思うのだろう？欅坂４６で渡辺梨加がいきなりセンターになったようなものである。

以前、自称有名アイドルグループのメンバーという女の子から秋元康は作詞だけするただのおじさんですというコメントを貰ったが、とんでもない話だということが分かる。早い話が審査員のインスピレーションで選んでいるのだ。今後、大園桃子がどれほど成長するのか見なくてはならないが、比較的早い時期に他のメンバーがセンターになるのではないかと思う。個人的にはビジュアルでは岩本蓮加・中村麗乃（１５）・坂口珠美（１４）に魅力を感じています。

　岩本蓮加（１２）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大園桃子（１７）

　中村麗乃（１５）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂口珠美（１４）

4⃣　秋元康の目指す方向性

秋元康はお気に入りメンバーがいなくなると急激に興味を無くすので有名だが、正に今のＡＫＢグループがそうで、一部のメンバーは４８グループに帰ってきてとか、私達にもサイレントマジョリティーのような曲をお願いしますとか言っている。一方で、欅坂４６と同じソニーミュージックの乃木坂４６に対しても興味が薄れているように感じる。どうも乃木坂４６の運営やメンバーが乃木坂らしくと言っていることが気に入らないようである。

秋元康はインスピレーションの人だから言うことも時代と共に変わるようだが、どうも欅坂４６の成功に確信を持ちつつあるようです。秋元康の言い方はヨーロッパの地中海沿いの港町が美しいのは色々な色の屋根が混ざり合って美しい景色を作り出しているというものです。つまり乃木坂カラーなんていうものは無く、所属するメンバーが色々な個性を発揮して乃木坂が輝くという言い方をしている。

欅坂４６で自信を深めた秋元康は３ｒｄシングルでそれを証明しようとしているようだ。本来３列目にいるべきメンバーをフロントに立たせることによって今は輝いていないメンバーを輝かせることができるし、もし輝かなくても明るい色や暗い色の集合体としての欅坂４６は輝くということを証明しようとしているのだろう。そういう意味でも３ｒｄシングルの試みは女性アイドルグループ史上初の試みとして大きな意味のある実験になるだろう。

秋元康はこの他にもエイベックスと共に劇団をプロデュースすることも発表しており、来春には秋元康作の舞台を演出するようです。他にもデジタルアイドルオーディションを実施しており、既に４人のアイドルのキャラクターデザインが決定し、残りは４人になっている。今までの長いアイドル育成のノウハウをこの作品に注ぎ込むようだ。ＡＫＢグループ離脱後を睨んだ展開の一環だと思うが、秋元康が考える理想のアイドル像が明らかになるだろう。

秋元康がなぜこのようなことを始めるかというと、勿論ＡＫＢ後を見据えてということもあろうが、ラブライブの大成功に触発された可能性が高い。女性アイドルグループに関するノウハウなら自分が一番だという自信と、欅坂４６内で起こっている様々な化学反応が秋元康の創作意欲を色々と刺激しているのだろう。そのアイデアの元は昨日発売されたＢＲＯＤＹに詰まっているのだろうが、残念ながら田舎なので入手は明日になります。

その記事は改めて書くとして、成熟時期を迎えた乃木坂４６でも卒業生が今後続くだろうから秋元康の興味の中心は欅坂４６・けやき坂４６・乃木坂４６の３期生に向くのだろう。特に欅坂４６の成功の中でもポンコツ渡辺梨加、最年少平手友梨奈、遅れてきた長濱ねる等のストーリー化とその成功には大いに自信になったと思う。色々な色の屋根の作り出す港町の景色に確信を持った秋元康の次なる挑戦に期待してみたい。

キャラクターデザイン第一弾：https://tokyopopline.com/archives/70835

【欅坂情報】

☆３ｒｄシングル新衣装のフォーメーション画像です。

☆昨日、横浜アリーナにてライブイベントPERFECT HALLOWEEN ２０１６が開催された。

このイベントはニッポン放送が主催するハロウィンイベントで、欅坂４６、超特急、RADIO FISHの３組が出演。３組は８,５００人の観客を前にハロウィンならではのコスチュームでライブを披露したほか、コラボパフォ―マンスも多数行い、集まった人をおおいに楽しませた。

5⃣　欅坂４６の楽曲

✡長濱ねる：元素記号のうた

✡長濱ねる：不規則動詞の覚え方

✡長濱ねる：乗り遅れたバス　☜　現在９９万キロ走行中です！

✡長濱ねる：また会ってください

✡けやき坂４６：ひらがなけやき

①　長濱ねるの初ソロ曲また会ってくださいが収録されているのはＴｙｐｅ-Ｂです。

世界には愛しかない(TYPE-B)(DVD付)

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②　長濱ねるの個人ＰＶ不規則動詞の覚え方が収録されているのはＴｙｐｅ-Ｃです。

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③ 長濱ねるリーダーけやき坂４６のひらがなけやきが収録されているのは通常版です。

世界には愛しかない(通常盤)

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④ 長濱ねるの名曲乗り遅れたバスが収録されているのはタイプＣです！

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※このツーショットは最初にねると仲良くなった佐藤詩織ですが、ねるが他で忙しくて一時期距離ができていたが、相変わらず仲が良いようで安心しました。ひめたんと関係の深いオリラジと欅坂４６の距離が相当縮まったようです。３ｒｄのフォーメーションを見たらやはり２列目の存在感が強力で、完全にねるが中心で輝いて見える。

　　☜現在３/１５位です。過去最高記録は１／１３位（2016/7/1）
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