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櫻坂46紅白出場、日向坂46落選

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昨日は紅白歌合戦出場歌手が発表され、櫻坂46が2年ぶりに紅白の舞台に復帰し、日向坂46は落選という結果になりました。櫻坂46については10月30日の記事『承認欲求』で「恐らく今年は紅白歌合戦出場が叶うでしょうし、勿論乃木坂46・日向坂46と一緒に出られると思います」と書きました。櫻坂46紅白出場は当たったが、日向坂46落選は外れた形になりましたが、もしどちらかということになれば櫻坂46だとは思っていました。今日はその明暗を分けたのは何かを考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1⃣ 櫻坂46紅白出場

 

 

櫻坂46は昨年紅白出場を逃しましたが、見事たった1年で紅白の舞台の戻ってきました。連続記録こそ途切れましたが通算7回目の出場となり、乃木坂46の9年連続9回目の出場に負けない記録になりました。乃木坂46のデビューが2012年で、改名前の欅坂46時代から考えると2016年デビューの櫻坂46の方が紅白実績に関しては優秀と言えます。尤も乃木坂46の活躍のお陰で坂道グループが注目されたし、新しく欅坂46が誕生できたのですから比較するような話でもありません。

 

この復活は欅坂46の正負の遺産を背負った菅井友香の卒業が大きかったと思います。欅坂46には平手友梨奈による圧倒的な存在感という正の部分と、グループを崩壊させた負の部分があります。正の部分はデビュー年から6年連続紅白出場という1点だけを取ってもそう簡単に達成できる話ではないし、何と言ってもその凄さの証明が再生回数の多さです。『サイレントマジョリティー』1.8億回、『不協和音』9,429万回を筆頭に全シングル間もなく3,000万回越えですから凄いの一言です。

 

一方、負の部分も大きく、平手友梨奈・長濱ねる・今泉佑唯という初期人気メンバーの内、2人が卒業せざるを得ない状況を作り出したのも間違いなく平手友梨奈とその取り巻きです。そんな厳しい環境でキャプテンを続けた菅井友香にはお疲れさまでしたと言うしかないが、新キャプテン松田里奈になって欅坂46の幻影が消えつつあります。土生瑞穂も11月25日に卒業しますし、残った元欅坂46メンバーはたった4人に減っており、もう完全に2期生中心の櫻坂46に脱皮することができました。

 

NHKは櫻坂46の選定理由について、「今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出の3点を中心に総合的に判断した」とし、大塚信広制作統括は「櫻坂46さんは、今年海外などでもライブに出演されたり、精力的に活躍していらっしゃるという印象があります」と語った。2020年1月に平手友梨奈が脱退という形で欅坂46を卒業し、櫻坂46とグループ名を変えても2年間は紅白に出場できました。それは欅坂46の遺産もあったでしょうし、櫻坂46に対する期待も大きかったのだと思います。

 

櫻坂46最初の2020年紅白で披露したのは森田ひかるセンター2020年唯一発売の1stシングル『Nobody’s fault』で、翌2021年紅白で披露したのは田村保乃センター3rdシングル『流れ弾』でした。この年は他に森田ひかるセンター2ndシングル『BAN』と合わせて2曲発売しています。昨年は山﨑天センター4thシングル『五月雨よ』だけでしたが、2022年はこの1曲だけでした。今年は『桜月』・『Start over!』・『承認欲求』の3曲あります。

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ 日向坂46紅白落選

 

 

日向坂46落選の理由は色々あると思いますが、ジャニーズ6グループと同様に、坂道3グループ出場の弊害もあるのかなと思います。ただでさえSONYグループの強さが際立っていますが、今年の紅白もレーベル単位ではソニー系が14組、ユニバーサル系が11組と全出場者43組の半分以上を占めています。つまり、今後も坂道グループからは2グループが普通だという感じになるのかなと思います。日向坂46は全員選抜という珍しい形態ですが、31人もメンバーがいて全員選抜という形は今後は難しいのかなと思います。

 

全員選抜と言えば聞こえがいいが、つまりは競争原理の働かない大所帯アイドルグループだということです。Perfume・ももクロ・BABYMETALのように少人数なら誰が欠けても替えの利かないヒリヒリ感がありますが、30人以上の大人数アイドルでは選抜は必須ではないかなと思います。卒業した渡邉美穂がメンバーの中で真剣さに大きな差があったと当時の日向坂46について語っています。正直、私はファンを未だに「おひさま」と呼ぶのはどうかと思うし、いつまでもポカポカキュンで通用するとは思えません。

 

大人数女性アイドルグループはある程度の新陳代謝があってしかるべきで、そういう意味では最年長のキャプテン佐々木久美が卒業しないことには櫻坂46のような大きな変化は望めないのではないかと思います。25才の潮紗理奈も現在発売中のアルバム『脈打つ感情』で卒業しますし、来年早々に28才になる佐々木久美もこのアルバムセンターを最後に勇退した方がいいのではないかと思います。今のポカポカキュン路線を続けるなら、早く4期生を前面に出すべきだし、24才前後で卒業するのが理想のグループだと思います。

 

そう言う意味では22才で卒業した影山優佳は理想的だったし、卒業しても活躍できそうな齊藤京子・佐々木久美あたりは率先して先に進むべきでしょう。清楚が売りの乃木坂46、パフォーマンスが売りの櫻坂46に対してハッピーオーラの日向坂46は曖昧だし、弱すぎです。一部のメンバーは危機感を持って紅白落選をブログで嘆いていますが、危機感を未だに感じていないメンバーが問題なのです。渡邉美穂や影山優佳のように次の目標が見えたら次に進むべきだし、それが結果的に日向坂46再浮上の近道だと私は思っています。

 

 

 

 

 

 

 

3⃣ 感想

 

 

日向坂46に対しては厳しい意見を述べましたが、メンバーの中の数人が危機感を感じているのが救いです。でも危機感を感じるべきはもう佐々木久美や齊藤京子ではなく、さっさと次期キャプテンを決めてそのメンバーに託すべきです。できれば20代前半である程度人気がある危機感とリーダーシップを持ったメンバーにバトンタッチしてもらいたいと思います。

 

対して櫻坂46は一度下野したアイドルグループの熱と勢いを感じます。紅白は今年発売した3曲のどれかになるのでしょうが、個人的には大のお気に入りの谷口愛季フロント曲『承認欲求』を全員でお願いしたいと思います。この曲を披露すれば紅白が盛り上がるのは間違いなしで、次点のお薦めは『Start over!』で、春曲『桜月』は流石に無いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その他の情報】

 

 

1⃣ 欅坂/日向坂/櫻坂/乃木坂/カラバト/STU/AKB-G等スケジュール

 

 

11/14(火) 一ノ瀬美空がザ!世界仰天ニュース3時間SPに出演(20時~)

11/15(水) 関有美子がイワクラと吉住の番組に出演(0時15分~)

11/15(水) 瀧野由美子STU48卒業センター曲/君は何を後悔するのか?発売

11/15(水) テレ東60祭!ミュージックフェスに坂道3Gが出演(17時30分~)

11/16(木) ベストヒット歌謡祭に乃木坂46・NMB48が出演(19時~)

11/17(金) 西野七瀬主演のポケットに冒険をつめこんで第5話放送(0時30分~)

11/17(金) 上村ひなのがオオカミ少年にゲスト出演(19時~)

11/17(金) 平手友梨奈出演の連ドラ/うちの弁護士は手がかかる第6話(21時~)

11/17(金) 生田絵梨花がEテレ/NHKスイッチインタビューに出演(21時30分~)

11/18(土) 長濱ねるMCのBIBLIOTHECA THE WEEKEND LIBRARY放送(15時~)

11/18(土) 日向坂46四期生新参者ABEMA-LIVE配信(18時~)

11/18(土) 生田絵梨花MCの番組Venue101に日向坂46出演(23時~)

11/18(土) 齊藤京子主演のドラマ/泥濘の食卓第3話放送(23時30分~)

11/20(月) 齊藤京子MCのキョコロヒー放送(23時45分~)

11/25(土) 志田愛佳1st写真集発売/初回限定版5,280円、通常版3,000円
11/25(土) 長濱ねるがスゴEフェス2023生放送スペシャルに出演(14時~)

11/26(日) 乃木坂46アンダードキュメンタリー(1時58分~)

11/27(月) 乃木坂46五期生新参者ABEMA-LIVE配信(18時30分~)

11/30(木) 日向坂46三期生新参者ABEMA-LIVE配信(18時30分~)

12/02(土) 櫻坂46三期生新参者ABEMA-LIVE配信(17時~)

12/03(日) 乃木坂46五期生新参者ABEMA-LIVE配信(18時~)

12/04(月) 渡邉美穂出演の連ドラ/SHUT UP初回放送(23時6分~)

12/06(水) 乃木坂46/34thシングル/タイトル未定発売

12/07(木) なんでも聴くよ。中元日芽香のお悩みカウンセリングルーム発売

 

 

    

             

 

 

            

 

 

※長濱ねるが『FRaU web』で連載中の『FRaU the Earth』についてですが、初エッセイ集『たゆたう』についても書いていましたので少しだけご紹介します。詳しくは上のリンク先を読んで頂くとして、本を出すことの難しさを語っています。今回は出版社からのタイトル・表紙に対する提案を悉く蹴って長濱ねるの意見を通したようです。多くの人が絡んだ案件なので自分の我儘が売れ行きに影響したらどうしようと、相当悩んだようです。プロの提案を突き返すのも勇気がいるが、自分の信念を曲げずに3度目の重版を勝ち取って、さぞホッとしていることでしょう。


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