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BABYMETALの現在地と未来

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BABYMETALが昨年10月に活動を休止してからもうすぐ1年になろうとしています。気になってネット記事を探していたら、7月28日にライター白鳥純一によるKOBAMETALに対する質問という形の記事がありましたので紹介します。既にご覧になった方には今更の話でしょうが、秋元康が作る新しいアイドルグループとの比較もしながら個人的感想を書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1⃣ ライター白鳥純一によるKOBAMETALに対する質問

 

 

昨年10月、全10章に及ぶ「METAL RESISTANCE」の完結と、ライブ活動の封印を発表しBABYMETAL。その後の静寂を破り、今年4月、バーチャルワールドのMETALVERSE(以下メタルバース)を舞台にした新たなストーリー「THE OTHER ONE」の開始を宣言した。まだまだストーリーの詳細は明らかにされていない部分はあるものの、NFTなど概念も交えながら、バーチャルな世界にBABYMETALの姿を復元することなどが計画されているという。BABYMETALのプロデューサーを務めるKOBAMETAL氏に、これまでのBABYMETALの活動や、新たな展開に向けた思いを語ってもらった。

 

 

(1) 『ド・キ・ド・キ☆モーニング』誕生秘話

 

「既成概念に捉われず、それまで存在していなかったものを作りたかった」という。KOBAMETALさんの思いから、2010年に結成されたBABYMETALは、メタルの激しさと可愛らしさが同居する世界観などが注目を集め、瞬く間に活躍の場を広げていった。結成からわずか3年で、日本武道館でのワンマンライブを開催。女性最年少記録(平均年齢14.7歳)を更新しての快挙達成は、多くの人を驚かせた。その後、2016年に行われた『BABYMETAL WORLD TOUR 2016』では、2日間に及ぶ東京ドーム公演や、日本人アーティストとしては史上初のイギリスのThe SSE Arena, Wembley(ウエンブリーアリーナ)でのライブを成功。

 

2019年10月にリリースした3枚目のアルバム『METAL GALAXY』で、日本人としては坂本九以来56年ぶりとなる全米ビルボード総合チャートトップ40入り(13位)を果たし、Rockアルバムチャートではアジア人初となる1位を獲得。英・アルバム総合チャートでもTOP20ランクイン、ロック・メタル部門で日本人初の1位獲得するなど、世界各国での活躍を続けた後、2021年10月に2010年から続いた10年間の「LEGEND=ライブ」を封印した。

 

――BABYMETALは、なぜ短期間で活躍の場を広げられたのでしょうか。

 

駆け出しの頃のBABYMETALは、どちらかというとインディーズアーティストに近いスタンスで活動を続けていて、ライブはもちろん、当時はあまり世の中に浸透していなかったYouTubeや、インターネット上での音楽配信に軸足を置いていました。ある時、少ない予算で作った『ド・キ・ド・キ☆モーニング』(2011年10月)のミュージックビデオをYouTubeにあげてみたところ、海外でバズって。

 

これを機に、多くの方にBABYMETALのことを知っていただけるようになりました。今、改めて振り返ると、何のしがらみがないという長所を活かし、大手レーベルに先駆けて YouTubeなどのツールを導入出来たことが大きかったと思います。「面白いことになりそうだな」とは思っていたワタクシも、予想以上の大きな反響には、本当に驚かされましたから。

 

 

(2) オリジナリティが一番大きかった

 

――最近では、世界各国で活躍するアーティストも増えてきました。当時のBABYMETALが、世界各国からの注目を集めることができた理由を、KOBAMETALさんはどのように分析されていますか?

 

すべてはタイミングや、さまざまなバランスが積み重なった結果でもありますが、今改めて振り返ってみると、BABYMETALが持つ「オリジナリティ」が一番大きかったのかなと思います。実際に、世界各国でBABYMETALが活動していると、「ユニークな存在」と言っていただけることが多くあります。日本では、「お笑い的な面白さ」のことを指す「ユニーク」ですが、外国では「個性的で確固としたキャラクターがある」という意味合いがあり、誉め言葉の一つとして使われているんです。

 

ワタクシの印象では、海外の方が、それぞれの個性を重視し、尊重する風潮が強いように感じています。さまざまな意見があるとは思いますが、もし世界を視野に入れて活動をされるのならば、「Who are you?」の問いかけに対し、明確に答えられるかどうか。二番煎じではなく、自分にしかない個性を持っているかどうかが、活躍するための大切な要素ではないかと思います。

 

――各国に向けた緻密なローカライズも行われていたのでしょうか?

 

BABYMETALの作品のなかには、英詞の楽曲もありますが、どちらかというと「強めのメッセージを届ける」ことより、音の響きに重きを置いて楽曲を作ってきました。何か特別なローカライズを施したというわけではありません。

 

 

(3) 「イントロはいらない」という声も・・・・音楽需要の変化

 

――メジャーデビューシングルの『イジメ、ダメ、ゼッタイ』(2013年1月)をリリースした時期に、「世界征服」を目標とすることが発表されました。

 

実は、ワタクシは「世界征服」という言葉を、そのまま使ったことは一度もないんですよ。その辺りは、テレビ番組などでの演出が一人歩きしてしまっている感覚があるんですけど…。BABYMETALの目指す「世界征服」は、誰かと陣地を奪いあったりとか、「一つのテーマで、征服してやろう」という趣旨のものではなく、「お互いの個性や大切なものを尊重しながら、BABYMETALを好きな人たちがあらゆるボーダーを超えて一つになろう」ということをテーマにしています。そういう価値観を大切にしながら、ここまでの活動を続けてきました。

 

――BABYMETALが活動開始から12年が経ちました。音楽をはじめとするエンターテイメントの変化を、KOBAMETALさんはどのように感じられていますか?

 

SNSやサブスクリプションの発展により、「効率よく答えを求める傾向に拍車がかかっている」と感じます。音楽というジャンルに焦点を絞ってみても、リスナーの視聴スタイルの変化として、イントロの数秒で気に入らなかったらすぐに次の曲に飛ばしてしまう、ような傾向が見られました。「イントロはいらない。早くサビのメロディーを歌ってほしい」のような需要の高まりとともに、アーティストの楽曲制作のフォーマットにもかなりの変化がありました。

 

映画やドラマの内容をたった数分で解説してくれる動画とか、凄く便利で効率的なものが生まれてくる面白さを感じる一方で、情報過多の影響か、現代の人々は生き急いでいるように思えてしまうこともあって。その点では、考えさせられることもありますね。

 

――昨年4月には、BABYMETALの結成10周年を記念したライブ、『10 BABYMETAL BUDOKAN』を開催されました。

 

10日間に及ぶ日本武道館での10周年記念公演だったこともあり、BABYMETALのパフォーマンスは、これまで以上にパワーアップしていましたし、かなりの予算をかけて作ったステージセットも、その魅力を際立たせていたと思います。ただ、コンサートに参加されているお客様の様子をみると、「どこまで盛り上がっていいんだろう」という戸惑いや、少し緊張されている様子も感じ取れました。

 

感染対策を施し、観客席を減らして隣の方との距離を空けた状況ももちろんですが、日本の社会では「隣の方の様子や空気感を見て、そこに自分も合わせていく」ような振る舞いが求められることも多いので、周囲を気にしながら、これまでのライブの楽しみ方との違いを感じられた方もいらっしゃったのかなという印象を感じています。

 

 

(4) 既成概念に捉われず、チャレンジを続けていきたい

 

――現在、BABYMETALはライブ活動を休止されているなか、新たに「メタルバース」の取り組みを始められました。

 

「リアルワールド(現実社会)で生き続けていたBABYMETALは、どんな困難に直面しても生き続けていく」という思いや、「既成概念に捉われず、チャレンジを続けていきたい」というこれまでBABYMETALがずっと大切にしてきた価値観が背景にはあります。BABYMETALの結成当初は、「常に同じバトルスーツを身に纏ったメンバーが、毎回バトルに臨むイメージを定着させたい」という思いから、衣装に若干のリニューアルはあったものの、基本的にはずっと“同じスタイル”を貫いてきました。

 

ただ、10年くらいかけて活動をしていると、どうしてもBABYMETALの世界観やキャラクターがだんだん構築されてきて、イメージが固まってきてしまっている感覚があったんです。活動10周年を機に、「これからもBABYMETALらしく、新しいチャレンジを続けていきたい」という思いが芽生えたことも、「メタルバース」での活動を始めるきっかけになりました。

 

 

(5) 究極のアナログ人間が生み出すデジタル世界

 

「THE OTHER ONE – DIGITAL GALLERY」は、”METALVERSE(メタルバース)”のアルゴリズムによって生成される、新たな楽曲やビジュアルの復元過程が、現在進行形で体験することができるプロジェクトだ。デジタルギャラリーへのアクセスコードを購入することで、ユーザーはWeb上で展開されるBABYMETALのストーリーが体験できるようになっている。

 

――「METALVERSE」とは、どのような取り組みなのでしょうか?

 

「METALVERSE」と聞くと、「NFTなどの新しい概念や、デジタル技術を駆使した活動」を想像しがちですが、必ずしも「メタバース」の同義語というわけではありません。まだ、明らかにされていない部分もありますが、今後もBABYMETALが柔軟にやりたいことをやるためのひとつの「概念」だと思っていただけたらと思います。

 

――KOBAMETALさんが、「メタルバース」に取り組まれた理由をお聞かせください。

 

ワタクシ自身が、小さい頃から「ファミコン禁止」の家庭で育った“究極のアナログ人間”だったことも背景にはありました。そんなあえてのワタクシだからこそ、“アナログな趣向な方”にも楽しんでいただけるデジタル世界が作れるのではないか」という思いが、「メタルバース」の構築への挑戦を後押ししました。

 

発売から10年ほどしか経っていないiPhoneや、YouTubeやSpotifyといったWebサービスが、短期間で生活に根付いた背景には、多くの人が「使いやすさ」を感じたことが大きかったのではないかと、ワタクシは感じていて。もしかすると、今後は一見難しそうに見える「デジタルワールド」の概念が出てくるかもしれませんが、「幅広い世代の皆さんに楽しんでいただけるデジタル世界」を作ることを大切にしながら、ストーリーを展開していきたいと思っています。

 

 

(6) リアルワールドが「ディストピア」になっても

 

――昨今のBABYMETALは、結成10周年を記念したNFTトレーディングカード『10 BABYMETAL YEARS』(2021年5月)や、バーチャルスニーカーの発売(2022年4月)など、デジタルの商材に力を注がれている印象を受けますが、これはどのような狙いがあるのでしょう。

 

世界的にはコロナ禍が収束しつつありますが、ロシア・ウクライナ戦争やインフレの影響による燃料費などの高騰や、日本においては少子高齢化の影響により、「エンタテインメントを取り巻く価値観は、これまでとはかなり様変わりせざるを得ないだろう」とワタクシは感じています。

 

一般論としての話になりますが、徐々にライブやフェスが再開されているものの、未だコロナの影響など様々な事情から会場に足を運べない方も多く、まだまだコロナ禍以前のような状況に客足が戻っていない現状もある。今回の「THE OTHER ONE」のようなバーチャル世界での取り組みを始めた背景には、これまでリアルワールドで生き続けていたBABYMETALが、「将来的に再びリアルワールドがディストピアになってしまっても、生き続ける場所を作りたい」という思いからスタートしているんです。

 

――現在は“封印”しているライブ活動を、今後再開されるご予定もございますか?

 

もちろん「今後はライブをまったくやらない」というわけではありません。むしろ、この2年間で、「これまでのようなエンターテイメントが、いつまで続けられるかわからない」という状況を経験したからこそ、「メタルバース」の取り組みを始めた背景があります。これまで大切にしてきたリアルワールドでのライブ活動を、これからも存続させていくためのプロジェクトだと捉えていただけたらと思います。

 

 

(7) ライブが出来なくなるかもしれない

 

「リアルワールドでのライブが出来なくなるかもしれない」。KOBAMETAL氏が危機感を抱き続ける背景には、BABYMETALが最後に行った海外ツアー『METAL GALAXY WORLD TOUR』(2019年9月〜2020年3月)で感じた、ある思いがあるという。

 

――コロナ禍で社会が停滞した2020年のBABYMETALは、1月に幕張メッセで公演を終えた後、ヨーロッパでのツアーを3月まで開催されました。

 

ツアーの終盤には、コロナ禍が差し迫ってくるような状況を感じながらも、社会が停滞するギリギリのタイミングで、何とか全17本の公演を終えることが出来ました。

 

――『METAL GALAXY WORLD TOUR』は、ロシア公演(2020年3月)で締め括られました。昨今は、日々さまざまなニュースが伝えられているエリアですが、KOBAMETALさんはどのような印象を感じられましたか?

 

当時は、「美しい街並みで、優しい人の多い国」という印象を受けました。サンクトペテルブルクとモスクワの2都市で行ったライブでは、集まって下さったファンの皆さんと楽しい時間を過ごすことができた2年前の鮮明な記憶があるからこそ、近頃のリアルワールドの状況を本当に残念に感じているのですが…。

 

――KOBAMETALさんが感じられた平和な社会状況の変化も、「METALVERSE」の設立に影響を与えているのでしょうか?

 

そうですね。海外ツアーの最中にパンデミックを経験したり、ロシア公演の様子を肌で感じていたワタクシやメンバー、BABYMETALチームの感覚は、一般的な感覚とはかなり温度差があるかもしれません。「今後も、リアルワールドでのライブが出来ない日々が訪れるかもしれない」という強い危機感を、ワタクシは抱いているんです。

 

もし、再び同じ空間に居合わせることが難しくなってしまったとしても、メタバースなどの新しい技術を駆使すれば、ファンの皆様と一緒の時間を共有できるかもしれない。それが今回の「METALVERSE」で展開している「THE OTHER ONE」の主軸としている部分でもありますし、「どんな困難に直面しても、BABYMETALは生き続けていく」という、BABYMETALの強い決意が込められた挑戦でもあるんです。

 

 

(8) リアルな自分を超えていく

 

――KOBAMETALさんは、「メタバース」の発展がエンターテイメント界にどのような影響を及ぼすとお考えですか?

 

「何かやりたいけど、発表する場所やお金はない」という方の情報の発信場所は、原宿の歩行者天国や路上ライブから、TikTokやInstagramなどに置き換わりましたし、今後もさらなるテクノロジーの発展によって、発信方法が変わっていく可能性は大いにありうると思っています。

 

次第に「メタバース」の概念が社会に浸透していくと、現実社会とは異なる新たなキャラクターとして、バーチャルの世界で活躍できるようになったり、生まれてきた自分とは性別や国籍も異なるバーチャルの姿が、「リアルな自分を超えていく」といったような状況も起こりうるかもしれない。ワタクシも、「新たな概念が、どのような未来を描いていくのか」というところに一番興味がありますし、期待を寄せている部分でもありますね。

 

BABYMETALに関していうと、将来的にはバーチャル上でワールドツアーが行えるようになったりもするかもしれない。技術の進歩や、その時々の世界情勢を受け入れながら、BABYMETALはこれからも歩み続けていくので、ファンの皆さんとじっくりと時間をかけながら作り上げていきたいと考えています。

 

――最後になりますが、BABYMETALファンの方に向けたメッセージをお願い致します。

 

10周年イヤーの活動を終え、現在は「ライブ活動封印中」のBABYMETALですが、再びキツネ様のお告げが降りてきて、次のストーリーに向けて歩み始める瞬間を、ワクワクしながらお待ちいただければと思います。ワタクシ自身もファンの一人として、皆さんと一緒にその日が来るのを楽しみに待っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ 第3の秋元アイドルグループ

 

 

「ここ最近、センセイはドラマの脚本ばかり書かれていましたが、やはりアイドルを生み出すのがお好きなのでしょう。夏前から『乃木坂の公式ライバルをつくるんだ』と、親しい企業に話を持ちかけ徐々に固まりつつあります」(事務所関係者)

 

作詞家の秋元康氏が、人気アイドルグループ「乃木坂46」の“公式ライバル”を掲げるアイドルグループを新たにプロデュースすることが、「文春オンライン」の取材でわかった。プロジェクトは来年にも本格始動するという。

 

(1) 社員総会のスクリーンに「超大型オーディション開催」の告知

 

乃木坂の音楽レーベルはソニーミュージックだが、新グループとタッグを組むのはエイベックスになる。6月末にエイベックス社屋でおこなわれた社員総会では大々的な告知がおこなわれたという。 「会場ではAKB48の『会いたかった』が流れ、スクリーンに『秋元康プロデュース』『超大型オーディション開催』の文字が躍っていた。これまでにないグローバルかつ日本中から愛される“国民的アイドルグループ”を目標に掲げていくようです」(エイベックス関係者)

 

これまでにもSKEのレーベルを担当し、秋元氏との関係を構築してきたエイベックスだが、近年のタッグといえば、2017年に設立した「劇団4ドル50セント」がある。同劇団は、立ち上げの際のオーディションで、約5000人から31人が選ばれ、中には元AKB48研究生もいるが、その活動は軌道に乗っていない。 「劇団設立に伴い『エイベックス・AY・ファクトリー』という合同会社がうまれ、秋元さんの親族が役員となった。

 

しかし、意思決定権が弊社幹部と秋元さんサイドにあり、船頭が二人いるわけだから話がなかなかまとまらず、現場に負担がのしかかった。さらにコロナ禍で劇団の公演もうまくいかず、成功とはいえない状態が続いている。今回もまた、無理難題を押し付けられることがやる前からわかっているので、社員は戦々恐々としていました。実際、先月プロジェクトチームが立ち上がり、『坂のライバルにふさわしいグループの名前はどうするか?』『後ろにつく数字はいくつがいいか?』『乃木坂との交換留学はできないか?』などの案を出し合っていますが、スタッフは頭を抱えています」(前出・エイベックス関係者)

 

(2) 乃木坂が全盛期のうちに第3極を立ち上げて、10年先を考えたのでしょう」

 

 一方の「乃木坂46」は今年でデビュー10周年。飛ぶ鳥落とす勢いの「坂道グループ」だが、ライバルの出現に内部からも動揺が広がっている。ソニーミュージックの関係者が語る。 「エイベックスとのタッグは青天の霹靂でした。これまで、ウチが秋元さんサイドの要求をつっぱねたりしていたので、機嫌を悪くしてしまって、乗り換えたのかもしれません。

 

そもそも乃木坂はデビュー当時からAKBの公式ライバルを掲げてきた。なので、ライバルはAKBとしておくのが筋ですが、アイドルブームは10年で一区切りです。新し物好きの秋元さんとしては、乃木坂が全盛期のうちに第3極を立ち上げて、10年先を考えたのでしょう。新グループの出現はマスコミに確実に取り上げられ話題になりますし、新しいモノ好きのファンが大量に流れるでしょう。乃木坂は今年2月に5期生が加入したばかりですが、オワコンと思われなければいいのですが……」

 

(3) 元AKB「結局、アイドルは消耗品なんです」

 

アイドルは人気商売だが、約10年前に全盛期のAKBで活躍していたあるメンバーはこう嘆いた。 「乃木坂が出てきたとき、誰もここまで人気になるとは思いませんでした。結局、アイドルは消耗品なんです。人気が下ると、チヤホヤしてくれた大人たちもどんどん減って、マンションや送迎車、お弁当のグレードも下がっていきました。彼女達にとってもこれからが踏ん張りどころだと思います」  エイベックスに質問状を送ると以下の回答があった。 「現在、新しいプロジェクトの実現に向けて、企画・立案・調整をしております」  少女たちの運命はいかに……。

 

 

 

 

 

 

 

3⃣ 暗号資産・NFT・メタバースを用いたアイドルグループ

 

 

AKB48や乃木坂46などを総合プロデュースする秋元康氏(64)が、株式会社オーバースから、暗号資産で資金調達し新たに立ち上げるアイドルグループのプロデュースを依頼された。同社が秋元氏に直接オファーする様子が、8日放送のテレビ東京系「日経スペシャル カンブリア宮殿」で放送された。13日、同社代表取締役の佐藤義仁氏と取締役CEOの澤昭人氏が取材に応じ、オファーの経緯や、構想を明かした。

 

佐藤氏が「そもそも2人とも、アイドルが大好きなんですよ」と明かすと、澤氏も「はい」と笑顔でうなずいた。佐藤氏はももいろクローバーZや私立恵比寿中学、Negicco、まちだガールズ・クワイアなど、澤氏は乃木坂46のファンだという。佐藤氏は大手証券会社で勤務し、最近まで暗号資産業者で役員を務めていた。澤氏は公認会計士で、大手証券会社役員を経て、やはり暗号資産に携わってきたという。

 

佐藤氏は「暗号資産で資金調達をして、その資金のもとにアイドルを立ち上げてみないか、という話を2人でしました」と振り返り、「実際にアイドルグループを作るなら、AKB48や乃木坂46に匹敵するようなグループにしたい。実績や知名度、インパクトを踏まえても、秋元先生しか考えられないと思いました」と熱弁した。

 

暗号資産やNFT(非代替性トークン)、メタバース(仮想空間)などを活用し、リアルでもオンラインでも活動する新時代のアイドルを想定しているという。佐藤氏は「資金調達はあくまでも手段であって、実際にグループが立ち上がった後は、暗号資産を活用していただくような応援方法や、NFTなどを絡めてアイドル活動を展開できる、とかなり強く秋元先生にアピールしました」と明かした。

 

また佐藤氏は「もちろん日本国内がメインではありますが、海外を含めた展開も想定しています。AKB48グループにも海外の拠点で活動しているグループもありますし、AKB48、乃木坂46で海外公演の実績もある。知見やノウハウ、そういった点でも秋元先生以外にいないと思いました」と強調。澤氏も「秋元先生はアジア各国でも有名ですし、やっぱり世界展開という面でも、最も適されているんじゃないかと感じました」と説明した。

 

新たな暗号資産を発行して販売した資金を原資にアイドルグループを立ち上げ、NFTなどのトークンをアイドルの応援に活用する。暗号資産やトークンの保有状況によってファンの活動に還元したり、何かしらの恩恵や優位性を持たせたりすることも考えているという。

 

また佐藤氏は「暗号資産やトークンの一部を我々が自社でプールして、アイドルがグループを卒業する時に、退職金としてお渡しすることも考えています」と打ち明けた。「メンバーのおかげで成り立っているものなので、やっぱり我々としてはすごくそういう人たちを大事にしたい」と説明した。

 

澤氏も「卒業した後もサポートできるということでもありますし、グループが大きくなればなるほど普通は暗号資産の価値が上がっていくので、メンバーもファンの方々もウィンウィンの関係になれると思う」と述べた。佐藤氏は「今、日本のアイドルが抱えている課題も、全てではないですけど、暗号資産を使いながら解決していけるんじゃないかと」と言葉に力を込めた。

 

現在は秋元氏にオファーしている段階。プロデューサー決定後はオーディションを行い、ゆくゆくはデビューを迎える。澤氏は「どういうグループになっていくのかは、オーディションをやってみて、どういう人が集まってくるのかにもよると思います」とした上で、「日本のアイドルを世界に、というコンセプトではあるので。そういうグループになれば、とは思っています」と願った。 【横山慧】

 

 

 

 

 

 

 

4⃣ アイドルグループの未来

 

 

BABYMETALについての記事を読むと、「メタバース」「NFT」等の言葉が出てきています。同様にオーバースの提案でも暗号資産やNFT、メタバースとい言葉が出てきます。実際にBABYMETALはNFTトレーディングカードや、バーチャルスニーカーの発売など、デジタルの商材に力を入れているようです。オーバースの提案はもっと本格的で、新たな暗号資産を発行して販売した資金を原資にアイドルグループを立ち上げ、NFTなどのトークンをアイドルの応援に活用する。暗号資産やトークンの保有状況によってファンの活動に還元したり、何かしらの恩恵や優位性を持たせたり、アイドルがグループを卒業する時に、退職金としてお渡しすることも考えているようです。

 

AKB48グループも約10年で勢いが無くなり、BABYMETAL・坂道グループも勢いが増してから後数年で10年になります。特にBABYMETALはセンター中元すず香が誰か別のタレントに代えられそうもないですから真剣にメタバースも利用しつつ、延命策を図らなければなりません。乃木坂46は一番世代交代が上手くいっている方ですが、それでも全盛期の勢いは無くなりつつあります。特に櫻坂46は今月始まる全国リーナツアーがどの会場もまだ売り切れにならないという非常事態です。だから新しい第3のグループを作るのでしょうが、コロナもあってこれからのアイドル業界はどこも大変そうです。そこでメタバースに注目したようですが、果たしてどうなるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

5⃣ 感想

 

 

BABYMETALは1年間の休養を取りましたが、ロシア公演等もありますから今は世界ツアーどころではないでしょう。中元すず香の替えが利かないということもあって、BABYMETALはいつまでできるかという話になりそうです。エイベックスと秋元康が作る乃木坂46のライバルグループは世界を目指す即戦力だという話ですから、韓国の女性アイドルグループのような話なのでしょうか?オーバースの考えているアイドルグループが一番ぶっ飛んでいて、暗号資産をベースにアイドルとファンを結び付けて世界に進出するという経済ベースのアイドルグループのようです。

 

秋元康が総合プロデュースする14人組デジタル声優アイドルグループ22/7(通称“ナナニジ”)は、アイドルとバーチャルアイドルの二足のわらじを履き、メンバーそれぞれが各担当キャラクターを持っています。2017年9月にデビューし、直近ではオリコン週間シングルランキング4作連続2位と人気急上昇中です。秋元康の弟子である指原莉乃も声優アイドルグループとして2017年4月から=LOVE等の3つのアイドルグループのプロデューサーをやっていますが、今年はバーチャルアイドルプロジェクトも立ち上げており、勝ち残ったVTuberが参加しているようです。

 

これだけネット環境が整った時代なら、わざわざ生身のアイドルに会うために出かけるのも無駄にも思える時代になっています。現実に私も今年のTIFや日向坂46のライブはネットで参加しましたし、握手会は既にミーグリと言うオンライン形式になっています。コロナが収まってもネット配信もやった方が効率的な訳で、実際に現地に行きたい人は行って、オンラインでもいい人はオンラインで観戦するというスタイルはこれからの常識になりそうです。このやり方なら海外ツアーは特にやり易く、収益性も格段に上がる訳で、5年後は今とは全く違う世界になっていそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その他の情報】

 

 

1⃣ 欅坂/日向坂/櫻坂/乃木坂/カラバト/STU/AKB-G等スケジュール

 

 

 9/21(水) 影山優佳が準レギュラークイズ番組/東大王に出演(19時~)

 9/21(水) 大園玲・北川悠理がザ・タイムショックに出演(19時~)

 9/21(水) 上村ひなのがSHOWROOM配信予定(21時~)

 9/21(水) 影山優佳がABEMA/日本代表インタビューにVTR出演(23時~)

 9/22(木) 平手友梨奈出演の連続ドラマ/六本木クラス第12話放送(21時~)

 9/23(金) 長濱ねるが西九州新幹線長崎駅の1日駅長&水辺の森公園トークショー

 9/23(金) 佐々木美玲・影山のローソン提供/ほっとひといき!放送(11時30分~)

 9/24(土) 長濱ねるMCのBIBLIOTHECA THE WEEKEND LIBRARY放送(15時~)

 9/24(土) 生田絵梨花MCのVenue放送(23時~)

 9/24(土) CHOTeNに日向坂46メンバーが出演(23時30分~)

 9/25(日) 生駒里奈主演の連ドラ/OTHELLO/7話放送(0時25分~)

 9/25(日) 影山優佳MC番組/FIFAワールドカップ64に出演(0時30分~)

 9/25(日) 渡邉美穂がくりぃむナンタラ/ビンカン選手権に出演(21時55分~)

 9/26(月) 佐々木美玲が世界まる見え!TV特捜部にゲスト出演(20時~)

 9/27(火) 齋藤飛鳥がハマスカ放送部に出演(0時15分~)

 9/27(火) 佐々木久美が潜在能力テスト2時間SPに出演(19時~)

 9/27(火) 長濱ねるがレギュラー出演中のセブンルール放送(23時~)

 9/28(水) 齊藤京子MCのキョコロヒーが世界進出(23時30分~)

 9/29(木) 櫻坂46アリーナツアーin丸善インテック大阪2days(~30日)

 9/30(金) 長濱ねるがMCを務めるlegate旅する音楽スタジオ放送(1時~)

10/02(日) 影山優佳MC番組/FIFA-ワールドカップ64に出演(0時25分~)

10/03(月) 長濱ねる・山下美月が出演するNHK朝ドラ/舞いあがれ!放送開始

10/03(月) 齊藤京子MCのキョコロヒー放送(23時45分~)

10/04(火) 小林由依が2nd写真集/意外性を講談社から発売予定

10/05(木) 櫻坂46アリーナツアーin広島サンプラザH2days(~6日)

10/08(土) 日向坂46が長岡米百俵フェス2022に出演(14時30分~)

10/12(水) 佐藤楓がくりぃむクイズミラクル9/2時間SPに出演(19時~)

10/15(木) 櫻坂46アリーナツアーin宮城セキスイハイム2days(~16日)

10/16(日) 富田鈴花MCの番組/サーキットで会いましょう出演(3時30分~)

10/26(水) 佐々木美玲出演の連ドラ/ぴーすおぶけーき放送開始(1時29分~)

10/27(木) 鈴本美愉出演の舞台/ドラマチックハイスクールin品川PH(~16日)

11/08(火) 菅井友香卒業写真集/タイトル未定発売日

 

 

 

 

※今夜は7時から影山優佳が東大王、大園玲・北川悠理がザ・タイムショックと時間被りのクイズ決戦です。東大王は地元香川は後日放送ですから少し遅れてTverで見ますが、3人とも各グループの英才ばかりですから楽しみです。影山優佳は23時からサッカーでもVTR出演しますし、日曜0時30分からFIFAワールドカップ64にもMCとして出演します。木曜は大詰めを迎えた平手友梨奈出演の六本木クラスが放送されますし、金曜日は長濱ねるが西九州新幹線長崎駅1日駅長&水辺の森公園トークショーと、楽しみ満載です。長崎行きはまだ思案中ですが、できれば行きたいという気持ちはまだ残っています。

 

※日曜日放送のシューイチでは長濱ねるがVTR出演し、長崎新地中華街にある中国菜館江山楼の絶品『特上長崎ちゃんぽん』をお勧めしていました。値段は2,000円以上しますが、ふかひれも乗っていますので長崎に行ったら必ず食べたいと思います。と言うのは4年前に行った時に入ったお店が感じ悪かって結局食べなかったので、長崎新地中華街のイメージが悪いからです。リンガーハット含めて3軒で長崎ちゃんぽんを食べましたが、まだこのマイナスイメージを払しょくできていません。まだ心は定まっていませんが、できればリベンジしたいと思いますが、問題は他にも行きたい所があるかどうかだけなのです。


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