昨夜は長濱ねるがソロタレントとして初めて金曜ロードショー『君と世界が終わる日に 特別編』で、演技に挑戦しました。長濱ねるの芸能界復帰は実に計画的で、自分のやりたい仕事だけを選んで徐々に稼働率を上げるやり方でした。2020年は約半年だけでしたが、主な仕事は大好きな番組『セブンルール』のMC、読書家ねるのエッセイ連載『夕暮れの昼寝』だけでしたので、車に例えればローギアで正に慎重に芸能活動再スタートという感じでした。
そして昨年2021年は少し慣れてきたのかセカンドギアにギアチェンジという感じで、単独MCの音楽番組M ON!TV『legate~旅する音楽スタジオ~』を皮切りに、生放送『POP OF THE WORLD』という大好きな音楽に関する仕事が加わりました。そして何と言っても今の長濱ねるの大切な柱にもなっている仕事はNHKのSDGs-PR大使の仕事であり、それはSDGs日記・手話シャワー等、数々のSDGs関連番組出演という結果に繋がっています。
他にも幻冬舎文庫2021年度フェアキャラクター、withでSDGsの理解を深める1年間の連載、アイドルイベントTIFのチェアマン、Rakuten Fashion Week TOKYO2022 SDGsレポーター等、様々な仕事にチャレンジしています。最も大切にしている故郷長崎の仕事も頗る順調で、長崎市観光大使に続いて西九州新幹線長崎県広報大使にも任命されました。そして2022年は遂に女優業にも挑戦し、ねるのギアはサードにチェンジしようとしています。
1⃣ Real Soundの記事
『君と世界が終わる日に 特別編』が、『金曜ロードショー』で2月25日に放送される。ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された死と隣り合わせの終末世界を舞台にした本作は2021年1月期に日本テレビにて放送されたSeason1、Huluにて独占配信されたSeason2を経て、Season3の配信開始にあわせて今回テレビ放送の場に再び戻ってきた。特別編から新たに参加し、作品のストーリーの鍵にもなるのが長濱ねるだ。欅坂46を卒業しソロ活動後初のドラマ出演となる長濱が演じたのは、小さな命をお腹に宿す看護師の亜希役。長濱に、久々の演技の場での挑戦の数々から、2022年の展望まで話を聞いた。
ーー改めて撮影を振り返ってみていかがでしたか?
長濱ねる(以下、長濱):作品のシリアスな空気とは裏腹に、すごく現場の雰囲気が明るくて、みなさんがチームとして団結されているのが印象的でした。楽しい撮影でした。
ーー長濱さんにとって本作は、ソロ活動後初のドラマ出演になります。
長濱:オファーをいただいて率直に嬉しかったですし、台本を読んでこの亜希という役をぜひやってみたいなと思いました。もともと、ドラマや映画を観ることが大好きで、映像作品からパワーをもらっていて。その分、自分がやるとなると、生半可な気持ちじゃできないと自分の中でハードルが勝手に上がってしまったんですが。でも、だからこそやってみたいし、自分がそうしてもらったように、自分が演じることで誰かに力を届けられたら嬉しいなと思いました。
ーー撮影を終えた今、やりきった感覚も?
長濱:自分の選択に自信を持てなくて、誰かに依存してしまう亜希の姿が自分とすごく重なったんです。亜希を演じることに対しても、「こんな感じで大丈夫かな?」とついつい考えてしまってばかりだったんですが、撮影が進むにつれて強くなっていく亜希の姿に勇気をもらいました。「あっているかわからないけれど、やってみよう」と思えるようになったんです。だから、本当に亜希と一緒に自分に向き合えるようになった感じです。精一杯やりきったので、見てくださる皆様にも届いたら嬉しいです。
ーー亜希の成長が作品のテーマにもなります。
長濱:やっぱりそうですよね。そう言われるとプレッシャーです(笑)。でも、チームのみなさんがいたからこそできた作品でもあると思います。
ーー竹内涼真さん、小関裕太さんらとの共演はいかがでしたか?
長濱:みなさんとても気さくで、フレンドリーに接してくださって本当に救われましたし、たくさん質問もさせていただきました。当たり前のことかもしれないんですが、オフのときは緩い雰囲気でもみなさんが役に入ると、目が合ったときに引き込まれる感覚があって、一緒に作品の世界に連れて行ってくれるんです。私は「どう演じたらいいか」ということばかり考えてしまいがちなんですが、私もちゃんと目を見て、初めて相手のセリフを聞くように感じることを心がけました。
ーー亜希は、子どもを身ごもり、母親になるという難しい役どころでもあります。
長濱:亜希にとって、こんな世界の中でもどうしても生きたいと決意する理由が子供だと思うんですが、私自身まだ命を賭けてまで守りたいものってなかなか想像できなくて。でも、その強さは素敵だし、なんだか自分の家族のことを思い出しましたね。
ーー長濱さんだったら、ゾンビに占拠された世界をどう生きますか?
長濱:もしゾンビが目の前に来たら、私は逃げることを諦めて食べられちゃうと思います(笑)。でもライフラインが限られた生活は、自分の地元の川で魚を釣ったり、山を登ったりする生活にも通じていて、ちょっと楽しそうな気もしますね。
ーー作品ではゴーレムウイルスが蔓延していますが、ある意味今の私たちが生きる世界でもウイルス感染というフレーズは馴染み深いものになっています。
長濱:そうですね。コロナ禍でもどかしい思い、悔しい思いをされている方がたくさんいて、私も自分が何をできるのかと改めて考えたりしました。今はとにかく「健康第一」をテーマに、やりたいことはたくさんありますが、焦りすぎず、一つ一つ目の前のことをしっかりやり切ろうと思って過ごしています。コロナ禍でも、私自身ドラマや映画、音楽といったエンターテインメントに助けられて、やっぱりなくなってほしくないという気持ちも一層強まりました。それこそ、映画館に行けなくなったときは心にぽっかり穴が空いたような感じで。でもそんなふうに自分がもらっていたエネルギーを今、誰かに渡せる機会があるんだと思ったら、本作もそうですが、いろんなことに挑戦したいと改めて決意するきっかけにもなった気がします。
ーー長濱さんにとってエンタメの存在はやはり大きいと。
長濱:去年の4月からJ-WAVEのラジオで毎週自分が1本映画を紹介するコーナーをつくっていただいたことも大きいかもしれません。ラジオリスナーの方々のお便りを読むと、いろんな人の視点を知ることができて、今までの映画の楽しみ方から一歩広がりました。人とシェアすることがとても楽しくなったんです。自分が作品を観るだけじゃなく、観て発信することが好きなんだとわかったのはここ1~2年ですね。そこでようやく自分の中でやってみたいことがはっきり見えた気がしました。
ーーソロ活動後、本作での演技活動に限らず、ラジオパーソナリティやバラエティ出演など活動の幅が多岐に広がったように見えます。
長濱:誰かに発信することがすごく楽しかったのが2021年で、2022年はもっといろんな世界を見たい、もっとたくさんの人と話してみたいという気持ちが強くなりました。それらで得たものを発信して、皆様とお互いの想いをシェアしていけるようになっていけたら嬉しいです。
2⃣ 今後の長濱ねる
『Real Sound』のインタビュー記事の最後に、長濱ねるが「誰かに発信することがすごく楽しかったのが2021年で、2022年はもっといろんな世界を見たい、もっとたくさんの人と話してみたいという気持ちが強くなりました。それらで得たものを発信して、皆様とお互いの想いをシェアしていけるようになっていけたら嬉しいです」と語っている中に、今年の長濱ねるの進む道が明確に見えます。2021年は自分がやりたいと思った仕事を選んでファンに喜んでもらうことが楽しかった。でも2022年は今までやったことがない新しい挑戦をして、新しい発見や視野を広げていきたいと言っています。
なぜ長濱ねるがこう考えるのかと言うと、連載エッセイ『夕暮れの昼寝』を執筆していることが大きいと思います。本人も薄っぺらいと感じているようで、もっと視野を広くしたいという気持ちが強いようです。なぜそうなったかと言えば、長崎時代・欅坂46時代・休養時期・ソロタレントと経る中で次々に新しい発見や新しい人脈が築かれ、年々レベルアップしているからだと思います。例えばセブンルールでは憧れのマルチタレントYOUがいて、俳優の青木崇高がいることもバラエティーや女優に挑戦するエネルギーになったでしょうし、ミュージシャン尾崎世界観、芥川賞作家本谷有希子も同じです。
もっと大きいのは友達付き合いを始めた年下の上白石萌歌に女優挑戦を強く勧められたのではないかと思います。憧れの伊藤万理華も女優に挑戦して昨年は新人賞も貰っていますし、もうやらない理由がなくなったのではないかと思います。今ねる密着中の番組でその辺りが明確になるのでしょうが、今年の長濱ねるはもう迷うことなく前に突き進んでいきそうです。プライベートでも散歩・サイクリング・ジム・ハイキング等をやっていましたが、最近は運転免許証取得や乗馬、焼き物にも挑戦しているようで、人間としての幅を広げようとしているようです。趣味のカメラ撮影も5台を駆使しています。
3⃣ 感想
長濱ねるは中途半端な気持ちで演技はできないと、今まで来ていたオファーは全て断ってきていたと思います。ただ上白石萌歌等の友人からもっと気楽に挑戦したら?と言われて気持ちの変化があったのだろうと思います。本人は年を重ねて気持ちに変化があったと言っていますが、『セブンルール』の時に「是非やってみたいと思ったのでお受けしました」と言っていたのと似ています。今回は「亜紀という役を演じてみたいと強く思い参加させていただきました」と言っています。普通、女優はオーディションで選ばれるのですが、長濱ねるの場合はオファーの中から自分がやりたいと思った役を選んでいる訳です。
勿論、評判が悪ければもう来なくなるのでしょうが、その上で演技の仕事にも挑戦したいと言っていますから、ある程度自信があるのでしょう。喜怒哀楽がはっきりしている長濱ねるははっきり言って、女優に向いていると思います。22日に竹内涼真と出演した『超無敵クラス』は女子高生が生け花の全国大会を戦う話なのですが、芸能人の中では唯一だったと思うが、涙を流していました。逆に笑ってはいけない番組『ワールドドキドキビデオ』では1人だけケラケラ大笑いして、周りが我慢しているのを見て慌てて気付くという天然を曝け出しています。長濱ねる1st写真集のスッポンポンは本人提案でやったそうです。
自宅でもパンツ一枚だそうだし、実家でも同じようにしていたら父親に怒られたと平気で暴露しています。正に無防備な野生児故に女優業は向いているのかもしれません。2016年12月5日に『長濱ねるの涙』という記事を書いていて、「北海道旭川市の旭川東栄高校の生徒が、『こんな田舎の高校なのに・・・』と涙を流しながら喋る映像を見て、遂に限界点に達しているようでした。何故ならねる自身が長崎五島列島の僻地出身だったから尚更共感したのだと思います」と書いています。私はゾンビ映画は好きではないが、最初の長濱ねるが怯えるシーンや、最後に涙を流しながら銃をひくシーンは圧巻でした。
【その他の情報】
1⃣ 欅坂/日向坂/櫻坂/乃木坂/カラバト/STU/AKB-G等スケジュール
2/28(月) 菅井友香出演がミュージカルPRの為、グッド!モーニングに出演(4時55分~)
2/28(月) 菅井友香出演がミュージカルPRの為、めざましテレビに出演(5時25分~)
2/28(月) 長濱ねるがMacFan4月号の表紙に欅坂46時代以来、2度目の登場
3/01(火) 河田陽菜の1st写真集思い出の順番(講談社)発売予定
3/01(火) 河田陽菜が1st写真集購入特典付きSHOWROOM配信(21時~)
3/01(火) 長濱ねるがレギュラー出演中のセブンルール放送(23時~)
3/02(水) 河田陽菜が週刊少年サンデーの巻頭&表紙に登場
3/02(水) 武元唯衣がくりぃむクイズミラクル9-2時間SPに出演(20時~)
3/04(金) 松平璃子がひかりTV/闇部-REAL-第一話にゲスト出演(23時30分~)
3/05(土) 長濱ねる・ハリー杉山MCのPOP OF THE WORLD生放送(6時~)
3/05(土) 乃木坂46がシブヤノオトに出演(23時20分~)
3/06(日) 影山優佳・土生瑞穂・大家志津香が日曜日の初耳学に出演(22時~)
2/26(土) 西野七瀬がレギュラー出演中のライオンのグータッチ放送(9時55分~)
3/05(土) 松田好花MCの日向坂高校放送部の公開収録回放送予定
3/08(火) 齊藤京子がヤングチャンピオン3月22日号の巻頭&表紙に登場
3/13(日) 平手友梨奈主演の風の向こうに駆け抜けろ119分版放送(11時~)
3/13(日) THEカラオケバトルU18歌うま甲子園に佐久間彩加・伊沢友香が出演(18時30分~)
3/18(金) 菅井友香出演のミュージカル/カーテンズ大阪公演(~3月22日)
3/18(金) 今泉佑唯主演の修羅雪姫と八人の悪党上演in紀伊國屋ホール(~3月27日)
3/19(土) 渡邉理佐がnon-no5月号の表紙に登場
3/20(日) 丹生明里がNHK-Eテレ/平成ネット史(仮)に出演(0時30分~)
3/20(日) 丹生明里が逃走中~ハンターと偽ハンター~に出演(19時~)
3/23(水) 乃木坂46-26thシングル(タイトル未定)発売日
3/26(土) 菅井友香出演のミュージカル/カーテンズ愛知公演(~3月27日)
3/26(土) 梅山恋和の卒業コンサートをロームシアター京都で開催
3/30(水) 日向坂46のひな誕祭in東京ドーム(~3月31日)
3/31(木) 佐藤詩織の1st写真集&アートブックコレクション発売
4/01(金) 岩本漣加主演の映画/世の中にたえて桜のなかりせば公開予定
4/06(水) 櫻坂46の4thシングル/五月雨よリリース
4/08(金) 平手友梨奈主演の風の向こうに駆け抜けろ119分版放送(23時15分~)
4/09(土) 西野七瀬出演の映画/ホリック xxxHOLiC 公開日
4/12(火) 樋口日奈の1st写真集タイトル未定(光文社)発売予定
4/13(水) STU48の8thシングル発売日
4/24(木) 光TVで渡邉美穂ヒロインのグッドモーニング、眠れる獅子が放送開始(20時~)
5/03(火) STU48の5周年記念コンサートin広島グリーンアリーナ開催
※今日も間もなくの1時から『legate~旅する音楽スタジオ~』が放送されますし、早朝6時からは生放送『POP OF THE WORLD』がありますから、ついて行くのが大変です。昨日の水曜ロードショーは最初と最後がねるが主役級で大満足です。実質初めてのドラマ出演のようなものですから、上出来だと思います。これでNHK等色んなオファーが来ると思いますので、ドラマ・映画の出演が楽しみです。
※4月からは今まで不定期放送だったNHKの『手話シャワー』と、『離島で発見!ラストファミリー物語』がレギュラー化しますから、完全にサードギアに切り替わると思います。今日は更に22時から『NHKだめ自慢~みんながでるテレビ~』に初出演しますから追いかける方も大変です。これに密着番組や新しいドラマや映画が加われば正に引っ張りだこ状態になりそうですが、どこまでも応援したいです。