今日は昨年11月4日に書いた『秋元系タレントSNSランキング』のその後の変化を調べました。前回も書きましたが、「秋元グループを卒業しても芸能界は厳しく、必ずしもソロタレントとして容易に成り立つほど現実は甘くありません。現役アイドル時代に如何に芸能界で生き残る為の努力をしていたかが、生き残れるかどうかの分水嶺になります。ビジュアルに自信があればモデル系タレント、バラエティー能力があればバラエティタレント、演技力があれば女優、歌唱力があれば歌手、声質に自信があれば声優やナレーター、一般常識があってMC等ができればアシスタントや司会も可能です。自分の強みが何かを知ってそれを磨いて芸能界に必要とされなければソロタレントとしては通用しません」と書きました。
その考えは今も全く一緒で、アイドルグループに所属していた時はグループの肩書のお陰で実力以上の仕事をさせてもらえますが、いざ独立すれば頼れるのは自分だけになります。世間の評価を知るにはタレントパワーランキング等があり、実際にどんな仕事が舞い込んでいるかによっても自分の実力や世間のニーズを知ることができます。その為にはSNS等のフォロワー数を増やすのも一つの方法でしょうし、様々なメディアにアピールすることも大事でしょう。気を付けなければならないのはチャンスはそう多くなく、一度失敗すれば取り返しがつかなくなることもあると言うことです。そういう数少ないチャンスを確実にものにする為には常日頃から準備をした上で、満を持して待っていることが大事なのでしょう。
秋元系タレントSNSランキング | カブログ君の音楽と旅 (ameblo.jp)
1⃣ 秋元グループInstagramフォロワー数ランキング
Instagramはビジュアル系のイメージが強いから写真集販売でも強い乃木坂46メンバーが人数比で多くランクインしているのでしょう。Instagramの開始時期が新しいということもあるのでしょうが、白石麻衣・与田祐希・長濱ねるの3人の伸びは別格で、続くのが生田絵梨花・大島優子・小嶋陽菜・板野友美です。Instagramのフォロワー数は非常に大事で、芸能人を名乗るなら最低でも50万人のフォロワー数は欲しいところですが、伸びは勢いですからそれ以上に大事だと思います。年齢は前回のままですからもし間違っていたら訂正します。
12月11日 2月7日 増減
① 小嶋陽菜(32) 272.8万人 → 276.5万人 → 3.7万人
② 大島優子(32) 222.2万人 → 226.8万人 → 4.6万人
③ 西野七瀬(26) 164.7万人 → 166.6万人 → 1.9万人
④ 川栄李奈(25) 139.8万人 → 140.1万人 → 0.3万人
⑤ 指原莉乃(27) 120.0万人 → 122.0万人 → 2.0万人
⑥ 山本彩(27) 108.1万人 → 107.8万人 → -0.3万人
⑦ 板野友美(29) 98.6万人 → 102.0万人 → 3.4万人
⑧ 宮脇咲良(22) 92.1万人 → 93.1万人 → 1.0万人
⑨ 前田敦子(29) 80.6万人 → 81.1万人 → 0.5万人
⑩ 白石麻衣(28) 62.7万人 → 78.7万人 → 16.0万人
⑪ 篠田麻里子(34) 66.5万人 → 67.3万人 → 0.8万人
⑫ 生田絵梨花(23) 56.4万人 → 64.3万人 → 7.9万人
⑬ 松村沙友理(28) 60.8万人 → 62.6万人 → 1.8万人
⑭ 松井玲奈(29) 62.2万人 → 62.5万人 → 0.3万人
⑮ 深川麻衣(29) 59.8万人 → 60.2万人 → 0.4万人
⑯ 生駒里奈(24) 60.0万人 → 59.9万人 → -0.1万人
⑰ 渡辺美優紀(27) 56.6万人 → 56.9万人 → 0.3万人
⑱ 若月佑美(26) 52.3万人 → 52.4万人 → 0.1万人
⑲ 白間美瑠(23) 51.9万人 → 52.0万人 → 0.1万人
⑳ 長濱ねる(22) 41.1万人 → 51.8万人 → 10.7万人
㉑ 衛藤美彩(27) 50.6万人 → 51.3万人 → 0.7万人
㉒ 与田祐希(20) 36.6万人 → 50.8万人 → 14.2万人
2⃣ 秋元グループTwitterフォロワー数ランキング
グループとしては坂道グループの方が圧倒的に強いが、卒業してソロタレントになるとAKB48グループメンバーの方が圧倒しているのが分かります。但しこれには理由があってTwitterは歴史のあるAKB48グループが圧倒的に有利になっています。実際、坂道グループでランクインしているのは今泉佑唯と長濱ねるの2人しかいません。西野七瀬や白石麻衣でもランクインしておらず、長濱ねるもかつかつのランクインですが、これはスタッフがメインで書いているからです。
Twitterは業務報告的な意味が大きくそれほど重要性は感じないが、芸能人を名乗るなら最低でも30万人のフォロワー数は欲しいところです。殆どが減少している中で増加している指原莉乃・長濱ねる・大島優子・峯岸みなみは凄いことなのかもしれません。一方で、逆風の今泉佑唯でも1.2万人しか減少していませんからTwitterのフォロワーは一旦登録したら放置しているのかもしれません。因みに私は極力増やさないようにしていてタレントやメディア関係が殆どです。
11月4日 2月7日 増減
① 指原莉乃(27) 312.4万人 → 316.4万人 → 4.0万人
② 小嶋陽菜(32) 311.3万人 → 311.3万人 → 0.0万人
③ 篠田麻里子(34) 243.7万人 → 243.2万人 → -0.5万人
④ 山本彩(27) 228.4万人 → 227.3万人 → -1.1万人
⑤ 板野友美(29) 209.0万人 → 208.9万人 → -0.1万人
⑥ 前田敦子(29) 204.1万人 → 203.9万人 → -0.2万人
⑦ 柏木由紀(29) 127.4万人 → 127.9万人 → 0.5万人
⑧ 大島優子(32) 123.1万人 → 123.9万人 → 0.8万人
⑨ 松井玲奈(29) 106.7万人 → 105.9万人 → -0.8万人
⑩ 横山由依(27) 96.7万人 → 96.6万人 → -0.1万人
⑪ 川栄李奈(25) 92.2万人 → 92.0万人 → -0.2万人
⑫ 島崎遥香(26) 80.4万人 → 79.9万人 → -0.5万人
⑬ 吉田朱里(24) 68.3万人 → 68.0万人 → -0.3万人
⑭ 高城亜樹(29) 62.6万人 → 62.3万人 → -0.3万人
⑮ 秋元才加(32) 61.8万人 → 61.4万人 → -0.4万人
⑯ 北原里英(29) 60.8万人 → 60.5万人 → -0.3万人
⑰ 宮脇咲良(22) 59.1万人 → 59.3万人 → 0.2万人
⑱ 入山杏奈(24) 56.2万人 → 55.9万人 → -0.3万人
⑱ 高橋みなみ(29) 55.5万人 → 55.6万人 → 0.1万人
⑳ 梅田彩佳(31) 52.2万人 → 51.9万人 → -0.3万人
㉑ 白間美瑠(23) 51.4万人 → 51.4万人 → 0.0万人
㉒ 峯岸みなみ(27) 50.1万人 → 50.9万人 → 0.8万人
㉖ 宮澤佐江(30) 44.1万人 → 44.0万人 → -0.1万人
㉗ 木崎ゆりあ(24) 42.5万人 → 42.3万人 → -0.2万人
㉘ 河西智美(28) 40.7万人 → 40.7万人 → 0.0万人
㉙ 渋谷凪咲(24) 39.6万人 → 40.0万人 → 0.4万人
㉚ 佐藤すみれ(26) 38.0万人 → 37.8万人 → -0.2万人
㉛ 今泉佑唯(22) 37.0万人 → 35.8万人 → -1.2万人
㉜ 大場美奈(28) 36.5万人 → 36.4万人 → -0.1万人
㉝ 増田有華(29) 33.3万人 → 33.2万人 → -0.1万人
㉞ 永尾まりや(26) 33.3万人 → 33.2万人 → -0.1万人
㉟ 宮崎美穂(27) 33.0万人 → 32.9万人 → -0.1万人
㊱ 大家志津香(28) 32.3万人 → 32.4万人 → 0.1万人
㊲ 市川美織(26) 31.8万人 → 31.5万人 → -0.3万人
㊳ 長濱ねる&S(22) 29.0万人 → 30.8万人 → 1.8万人
3⃣ YouTubeフォロワー数ランキング
YouTubeから記念の盾が貰える10万人以上のフォロワーがいるメンバーだけを調べました。秋元グループではYouTubeに参加している人数が少ないので条件を緩くしましたが、芸能人と名乗るなら最低でも20万人は欲しいところです。増加数が多いのは白石麻衣・柏木由紀・三上悠亜・島崎遥香ですが、初登場ランクインの指原莉乃・平手友梨奈も流石です。平手友梨奈の20万人突破は時間の問題でしょうが、それ以上に大事なのは再生回数でしょう。
一方で減少している2人は問題で、特にぶっちゃらけた志田愛佳は減少の一途です。文春砲を食らってもきちんと謝罪して、徐々にではありますがフォロワー数を増やしている井口眞緒や織田奈那とは大きな違いです。これは志田愛佳だけの問題ではなく、謝罪なり釈明をさせなかった事務所の問題でもあり、あまりまともな事務所ではないのでしょう。いずれにしてもYouTubeチャンネルの重要性は変わっておらず、タレントにとっては重要なツールでしょう。
11月4日 2月7日 増減
① 白石麻衣 113.0万人 → 130.0万人 → 17.0万人
② 吉田朱里 81.0万人 → 81.3万人 → 0.3万人
③ 菅本裕子 75.1万人 → 78.7万人 → 3.6万人
④ 宮脇咲良 53.1万人 → 53.3万人 → 0.2万人
⑤ 小嶋陽菜 40.4万人 → 44.1万人 → 3.7万人
⑥ 柏木由紀 35.8万人 → 42.7万人 → 6.9万人
⑦ 三上悠亜 35.2万人 → 41.4万人 → 6.2万人
⑧ 指原莉乃 38.8万人
⑨ 西村歩乃果 33.6万人 → 35.8万人 → 2.2万人
⑩ 島崎遥香 26.9万人 → 31.0万人 → 4.1万人
⑪ 生駒里奈 19.1万人 → 21.7万人 → 2.6万人
⑫ 入山杏奈 19.5万人 → 21.3万人 → 1.8万人
⑬ 峯岸みなみ 16.4万人 → 18.1万人 → 1.7万人
⑭ 平手友梨奈 18.0万人
⑮ 山本彩 16.6万人 → 17.3万人 → 0.7万人
⑯ 伊藤かりん 13.7万人 → 14.3万人 → 0.6万人
⑰ 小嶋真子 13.9万人 → 13.8万人 → -0.1万人
⑱ 志田愛佳 14.7万人 → 13.7万人 → -1.0万人
⑲ 井上小百合 12.1万人 → 12.5万人 → 0.4万人
⑳ 篠田麻里子 10.4万人 → 11.9万人 → 1.5万人
㉑ 井口眞緒 10.3万人 → 11.1万人 → 0.8万人
4⃣ 坂道グループYouTube再生回数ランキング
11月4日は再生回数のMAXとMINを調べましたが、MINはあれば最低1か月経過時点の数字です。再生回数はYouTubeチャンネルを見て表示されている動画だけを調べています。人によっては一部の動画を削除したり、探さないと表面的には見られない場合もあります。そして今回は2か月以内の動画の平均再生回数で、それが無い場合は2カ月経過した直近動画を経過月数で割っています。つまり平手友梨奈を例にとれば新しい動画が無ければ2か月経過時点で半分にします。伊藤寧々は5カ月以上新しい動画をアップしていませんので非常に小さな数字になっています。また指原莉乃は坂道グループではありませんが、新規に始めた秋元グループの大物なので比較する為に加えました。
11月4日 2月7日 前回のMINとの比較
① 平手友梨奈(19) 411.0万回
② 指原莉乃(28) 99.5万回
③ 白石麻衣(28) 71~393万回 → 85.3万回 △
④ 生駒里奈(24) 5~82万回 → 11.3万回 △
⑤ 織田奈那(22) 6~57万回 → 7.5万回 △
⑥ 伊藤かりん(27) 3~41万回 → 4.1万回 △
⑦ 井上小百合(25) 6~38万回 → 3.6万回 ×
⑧ 井口眞緒(24) 3~6万回 → 2.9万回 ×
⑨ 志田愛佳(21) 4~130万回 → 2.2万回 ×
⑩ 川後陽菜(22) 2~10万回 → 1.4万回 ×
⑪ 若月佑美(24) 1.4万回
⑫ 長沢菜々香(23) 2~3万回 → 1.2万回 ×
⑬ 畠中清羅(24) 2~31万回 → 0.7万回 ×
⑭ 伊藤寧々(24) 1~6万回 → 0.2万回 ×
5⃣ TwitterとInstagram共にランクインしているタレント
当然両方やっているメンバーに限られますが、両方ランクインしているタレントをTwitter基準でランキングしてみました。どちらかと言うとTwitterは知名度で、Instagramはビジュアルかなと思います。いづれにしても両方に名前があるタレントは芸能界に残るには有利だと思います。尚、&SはSTAFFです。
タレント名 Twitterフォロワー Instagramフォロワー
① 指原莉乃(27) 316.4万人 122.0万人
② 小嶋陽菜(32) 311.3万人 276.5万人
③ 篠田麻里子(34) 243.2万人 67.3万人
④ 山本彩(27) 227.3万人 107.8万人
⑤ 板野友美(29) 208.9万人 102.0万人
⑥ 前田敦子(29) 203.9万人 81.1万人
⑦ 大島優子(32) 123.9万人 226.8万人
⑧ 松井玲奈(29) 105.9万人 62.5万人
⑨ 川栄李奈(25) 92.0万人 140.1万人
⑩ 宮脇咲良(22) 59.3万人 93.1万人
⑪ 白間美瑠(23) 51.4万人 52.0万人
⑫ 長濱ねる&S(22) 30.8万人 51.8万人
6⃣ Twitter・Instagram・YouTube共にランクインしているタレント
当然全部やっているメンバーに限られますが、全部ランクインしているタレントをTwitter基準でランキングしてみました。ここに名前があるタレントは芸能界に残るには非常に有利だと思います。
タレント名 Twitter-FW Instagram-FW YouTube登録者数
① 指原莉乃(27) 316.4万人 122.0万人 38.8万人
② 小嶋陽菜(32) 311.3万人 270.2万人 40.4万人
③ 篠田麻里子(34) 243.8万人 66.1万人 10.4万人
④ 山本彩(27) 228.5万人 108.4万人 16.6万人
⑤ 板野友美(29) 208.9万人 102.0万人 16.9万人
⑥ 宮脇咲良(22) 59.2万人 92.1万人 53.1万人
7⃣ AERAの記事
最近、西野七瀬のCMをよく見る。auの「意識高すぎ!高杉くん」シリーズでは新キャラの「貯杉先生」として登場。神木隆之介扮する高校生を悩殺し、松本穂香扮する女子高生を嫉妬させる役どころだ。そのかわいさを武器に、人気シリーズを活性化させる働きを見事に果たしている。またアサヒスーパードライの「春、待ってるよ」編では、同じく元乃木坂46の白石麻衣と共演。「スーモハウス」の「ナナセさんの絞り込みカンリョウ!」編には単独で出演中だ。どのCMでも、長年在籍したグループを2年以上前に卒業した26歳とは思えない新鮮な魅力が感じられ、ファンならずとも目を奪われる人が続出している。
ただ、こうした姿を見せているのは西野だけではない。欅坂46のセンターだった平手友梨奈は年明けの「世界の果てまでイッテQ!」でかくし芸に挑戦するなどして、グループ時代とはまた違ったアイドル性をアピール。同じく元欅坂の長濱ねるも、一年近くの活動休止を経て、しっとりとした魅力も加えたかたちで戻ってきた。前出の白石もきれいなイメージをキープしているし、坂道系の卒業組はもっぱらアイドル性を維持、もしくは更新しながらソロに移行しているのである。一方、AKB48をはじめとする48系グループの卒業組は対照的だ。女優なり、バラドルなり、アイドル的ではないイメージを強く打ち出しているように見える。例外として渡辺麻友がいたものの、昨年、引退してしまった。
これにはAKBのほうが歴史が古く、また、乃木坂などは芸能史的にも空前絶後のルックス偏差値を誇るグループだからということも関係しているだろう。しかし、それだけではない。AKBは「ヘビーローテーション」や「恋するフォーチュンクッキー」といった、老若男女が知る大ヒット曲を生むなどして、正真正銘の国民的グループへと到達した。それゆえ、48系全体に時代を象徴するブームを作った印象がともなっている。その物語は、ファン以外にも共有されているのだ。握手会や選抜総選挙を連動させるシステムは大きな注目を集め、AKB商法という言葉も生まれた。そのサクセスストーリーの主人公というべき、前田敦子が発した、「ひとつだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないでください」という名言は、キンタロー。の物まねネタにもなり、多くの人が知っている。
指原莉乃や峯岸みなみのスキャンダル、あるいはNGT48で起きたファンも絡んだトラブルについても、またしかりだ。このため、48系で活躍したメンバーはそのキャラをとことん消費されることとなった。卒業後は別の顔を見せなくてはいけない。それがいかに難しいかは、過去の国民的グループにおける事例が示している。ピンクレディーのふたりも、モーニング娘。の卒業組もかなりの苦労を味わうこととなった。そんななか、ヒントになるような成功モデルを示したのが、川栄李奈と指原だ。前者は女優、後者はバラドルとして、道を切り開いた。特に川栄は、選抜総選挙の最高順位が16位と、グループ時代は大した実績を残せず、ファンによる握手会襲撃事件の被害者という印象くらいしか持っていなかった人も多いだろう。そんな脇役的存在が卒業後、出世頭と呼ばれるほどの大躍進を遂げたのである。
その転機となったのが、2016年前期のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」。ヒロインが身を寄せる下町の弁当店の娘を演じて、爪痕を残した。その後、ドラマや映画、CMにも引っ張りダコとなり、本年度後期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ではヒロインのひとりに決定。今月スタートのNHK大河ドラマ「青天を衝け」にも出演する。これが女優志向の48系卒業組に影響を与えたことは、想像に難くない。大島優子は二度目の朝ドラとなった「スカーレット」(19年度後期)でヒロインの幼なじみをオバサンになるまで演じきり、評価を高めることに。島崎遥香は「ひよっこ」(17年前期)でクセの強い役をこなし、女優としての株を上げた。松井玲奈は二度目の朝ドラ「エール」(20年度前期)にヒロインの姉役で登場。二階堂ふみや森七菜と絶妙なコントラストを見せたものだ。
また、朝ドラとは縁のない前田敦子にしても、川栄のことは気になるのではないか。こちらは卒業後しばらくソロ歌手としても活動したが、やがて女優に専念。一昨年の映画「葬式の名人」や昨年のドラマ「伝説のお母さん」(NHK総合)など、個性的な主演作を残している。AKBの象徴的なポジションだった分、その後の展開が難しいことを思えば、十分に健闘しているといえる。なお、川栄は早くから女優志望で、朝ドラへの憧れも強く、初めてオーディションを受けたのはグループ在籍中の「あさが来た」(15年後期)だという。ヒロインを射止めた「カムカムエヴリバディ」は6度目の挑戦だったとのことだ。そこにはAKBならではのハングリー精神もプラスに働いたのだろう。なにせ、わずか観客7人の前で行われた初公演以来、この手のグループの草分けとして歴史を作ってきた存在だ。「努力は必ず報われる」(高橋みなみ)という言葉に象徴されるメンタリティーが、第11期の川栄にも受け継がれていたのだろう。
これに対し、乃木坂などは絶頂を極めていたAKBの公式ライバルとして用意されたグループ。それこそ、自分が頑張らないとグループが存続しないかもというところでやってきた48系とは状況が異なる。語弊はあるが、自分がいなくてもなんとかなりそうな坂道系、と表現することも可能だ。実際、西野七瀬は5年前のインタビューで、デビュー当初は芸能界の競争主義に違和感を抱いていたことを明かした。「『上を目指す』っていうのは別にいいやって。(略)でもだんだん、そうじゃなくなりました。最初は『ぐるぐるカーテン』の選抜のときに隣にいた子が、次の『おいでシャンプー』では選抜から居なくなって…、自分は2枚目で選抜に残れるとは思ってなかったのに、なんでだろうって思って…。そこまで『次のシングルに入るために何かしなきゃ』って、あんまり思ってなかったんです」(ベストタイムズ)
また、白石麻衣は1月27日放送の「突然ですが占ってもいいですか?SP」で、グループ入りの3カ月後、こんな境地だったことを告白。「もともとそんな、アイドルになりたくて入ったわけじゃなかったので、慣れない生活と周りについていけなくなって、辞めよう、と一瞬、決心しかけました」。このふたりの発言から、欲のなさに驚くより、むしろ乃木坂っぽいなぁと感じる人も少なくないのではないか。そういえば、初代センターの生駒里奈もちょっとオタクっぽくて素朴なところが魅力だった。もちろん、乃木坂にもガツガツしたタイプはいるだろうが、グループ全体としてはそういうイメージはない。メンバー同士も仲がよさそうで、序列が崩れにくい安定感があるとでもいおうか。それは欅坂改め櫻坂46にも、日向坂46にも共通する印象だ。
そのせいか、坂道系では卒業後、川栄みたいな大逆転劇を起こすようなメンバーは出にくい気がする。そのかわり、市來玲奈(日本テレビ)や斎藤ちはる(テレビ朝日)のような、大学も卒業して女子アナになるようなメンバーもいたりするあたりが興味深い。それでもいずれは、坂道版の川栄が現れるのだろうか。なんにせよ、未曾有のアイドルグループブームが10年以上続いているわけで、すでに大量の卒業者が発生、今後もどんどん増えていくはずだ。そのなかには、想像もしないような転身を遂げる人もいるだろう。アイドルシーンは今、魅力的な女の子たちのさまざまな変化と成長を楽しめるという、ぜいたくな状況を迎えている。
8⃣ 感想
SNSのフォロワー数は多いに越したことはありませんが、生きたフォロワーがどれだけいるのかはもっと大事です。YouTubeが最も分かり易いのですが、チャンネル登録者数がいくら多くても「再生回数」が少なければあまり意味はありません。「再生回数」に加えて「いいね!」・「コメント」が多ければ尚いいという話です。登録だけして殆ど見ないフォロワーも多いですから、如何に活性化しているかが一番大事だと思います。つまりInstagramであれば「いいね!」・「コメント」の多さだろうし、Twitterであれば「いいね!」・「リツイート」・「コメント」の多さです。
この中で一番難しいのがYouTubeで、上の例でも分かりますが殆ど全ての人の平均再生回数が徐々に減っています。最初こそ物珍しさで見る人もいるが、やがて飽きてきて見る人は減る一方になります。それでも折れずに最低でも週一で動画をアップしているのならまだいいのですが、それもその内辛くなります。内容もマンネリ化してきますからYouTubeを新たにやるタレントは相当計画性を持っていなければやらない方がいいということになります。Instagramの小嶋陽菜、Twitterの指原莉乃、YouTubeの白石麻衣と、流石にトップは別格です。
一方、AERAの記事に目をやると女優として出世頭の川栄李奈の名前が出てきますが、大人数のアイドルAKB48グループで鍛えられた卒業生は坂道グループとは一味違います。私がこのSNSの数字に注目している一番の理由はアイドルが卒業後にどれだけ芸能界で活躍できるかを知る為です。坂道グループでこの記事に名前が出ているのは西野七瀬・白石麻衣・平手友梨奈・長濱ねるの4人だけです。私がいつも記事にしている内容通りですが、この4人にしても決して安泰だとは言えませんが、今のところは西野七瀬が一番成功しています。
白石麻衣はYouTubeを中心に自分の好きなことをやっているようで、年齢も考えて結婚願望が強そうだし、それほど芸能界に未練はなさそうだ。平手友梨奈もそれほど芸能界に執着している訳ではなく、映画『-響-』も興行的には興行収入5億は明らかに失敗だったし、『さんかく窓の外側は夜』もそう景気のいい話を聞きません。『ザ・ファブル』の前作は15億突破らしいが良くも悪くも主役である岡田准一ありきだろうからあまり平手友梨奈には関係ないのかもしれない。かと言って歌手の道も「ダンスの理由」の再生回数を見ていると簡単ではなさそうだ。
長濱ねるも本文には「一年近くの活動休止を経て、しっとりとした魅力も加えたかたちで戻ってきた」とだけ書かれている。つまり、坂道グループのトップ4メンバーでもこのレベルだということだ。AKB48メンバーの成功体験を見ると判で押したようにNHKの朝ドラや大河が絡んでいる。私がよくブログでNHKの重要性を説くのはこういうことで、特に女優を目指すのならば決して避けては通れない道だ。逆に考えればそこに出さえすれば何とかなると言うことでもある。指原莉乃のような才能があれば別だが、坂道グループは女優で売り出すしかなさそうだ。
【その他の情報】
1⃣ 欅坂/日向坂/櫻坂/乃木坂/カラバト/STU/AKB-G等スケジュール
2/09(火) 堀未央奈がジェラシーの女王に出演(14時~)
2/09(火) 佐々木久美が林修の今でしょ!講座2時間SPに出演(18時45分~)
2/09(火) 長濱ねるがレギュラー出演中のセブンルール放送(23時~)
2/09(火) 西野七瀬がレギュラー出演中のグータンヌーボ2に出演(24時25分~)
2/10(水) 松田里奈・田村保乃がくりぃむクイズミラクル9に出演(20時~)
2/11(木) 佐々木久美がプレバト!俳句の回に出演(19時~)
2/11(木) 西野七瀬がvs魂DAMASHIIに出演(19時~)
2/12(金) 高橋未来虹がSHOWROOM配信予定(19時~)
2/13(土) 佐々木久美が王様のブランチにゲスト出演(9時30分~)
2/13(土) 乃木坂46がシブヤノオトに出演(24時5分~)
2/13(土) 日向坂46・平手友梨奈が芸能人が本気で考えた!ドッキリGPSPに出演(19時~)
2/15(月) 加藤史帆がしくじり先生のスーパー戦隊回に出演(0時15分~)
2/16(火) 長濱ねるがレギュラー出演中のセブンルール放送(23時~)
2/16(火) 西野七瀬がレギュラー出演中のグータンヌーボ2に出演(24時25分~)
2/16(火) 10 BABYMETAL BUDOKAN(~17日)
2/19(金) 10 BABYMETAL BUDOKAN(~20日)
2/20(土) 山崎怜奈がMCを務めた乃木坂46山崎怜奈歴史のじかんの書籍発売
2/20(土) 白石麻衣が表紙の東京カレンダー4月号が発売
2/22(月) 乃木坂46/9thYEAR BIRTHDAY LOVE~前夜祭~
2/23(火) 乃木坂46/9thYEAR BIRTHDAY LOVE
2/23(火) 長濱ねるがレギュラー出演中のセブンルール放送(23時~)
2/23(火) 西野七瀬がレギュラー出演中のグータンヌーボ2に出演(24時25分~)
2/26(金) 長濱ねるの音楽番組~legate旅する音楽スタジオ~2回目放送(25時~)
3/24(水) 欅坂46ラストライブTHE LAST LIVEのBD/DVD発売
3/26(金) 佐々木美玲が出演するドラマ/賭ケグルイがAmazonPrimeVideoで配信開始
3/26(金) 長濱ねるの音楽番組~legate旅する音楽スタジオ~3回目放送(25時~)
4/27(火) 日向坂46の写真集日向撮VOL.01が講談社より発売
5/00(金) 小坂菜緒出演の映画/ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~公開
※昨日は佐々木久美・加藤史帆・田村保乃・北川悠理がクイズ!オンリー1に出演していましたが、田村保乃がディズニーの問題で100万円を獲得して大きな爪痕を残していました。加藤史帆もディズニーの問題で頑張っていましたが、佐々木久美はかなり苦戦していました。はっきり言って佐々木久美はキャプテンとしては優秀だが、クイズ要員としてはもう出さない方がいいだろう。私の頭に浮かぶのは宮田愛萌・高瀬愛奈・松田好花だが、最終秘密兵器影山優佳をそろそろ出すべき時だろう。櫻坂46の田村保乃が大きな爪痕を残し、乃木坂46の北川悠理が流石は慶応と言う片鱗を見せました。
※こうなるとバラエティーの日向坂46どころでは無くなります。宮田愛萌は休養中だし、松田好花も病み上がりですから今後はラスボス影山優佳が前面に出て戦うしかないでしょう。櫻坂46の庭であるミラクル9も長濱ねるは準レギュラーのように出して貰っていたが、今は交代交替でしかも呼ばれる回数が減っています。歴史に強い乃木坂46の山崎怜奈のように何かに特化して勉強するしかなさそうだ。クイズ番組もどんどん難しくなってガチでないと戦えなくなっているから影山優佳に暴れてもらうしかなさそうだ。はっきり言ってAKBグループ・乃木坂の方が櫻坂・日向坂よりクイズ能力は上だろう。
※今夜は影山優佳・加藤史帆・佐々木久美・富田鈴花・渡邉美穂の5人が『林先生の初耳学』に出演しますが、林修は長濱ねるのファンで何度かクイズ番組で共演しています。林修の要望で実現したらしいが、長濱ねるの後継者は影山優佳だと認識させて欲しい。『林先生の初耳学』は別にクイズ番組ではないから影山優佳が脚光を浴びることは無いだろうが、あの伝説のクイズ決戦でグループ内で無敗の長濱ねるを破った唯一のメンバーですから林修が影山優佳を知らない筈はない。勢いのある日向坂46の勢いをさらに増すには自らを「日向坂46の最終兵器」と呼ぶ影山優佳に賭けるしかないだろう。