3月5日に日向坂46/3年目のデビューの予告編を見て記事を書きました。その時は「いつまでも過去を振り返っても仕方ないし、今回の予告を見たら間違いなく嫌なことも思い出すことになるので欅坂46の映画も日向坂46の映画もどちらも見ないことになりそうです」と書いています。しかし昨日急遽、映画を見てきました。心境の変化は5月26日の影山優佳の復帰と、7月7日の長濱ねるの芸能界復帰があったからです。でも予告編で自分が知りたい部分の大部分が見られたからということもあったのでまだ多少の迷いはありました。ところが四国はたった2か所の映画館しかやっていないがたまたま地元の映画館でやっていたから急遽見に行くことにしました。感想としては見て良かったと思いますが、特に気になった部分の感想を書きました。NHK長崎放送局では長濱ねるの平和へのメッセージも公開されています。
長濱ねるの平和へのメッセージ:https://www.nhk.or.jp/nagasaki/hibaku75/index.html
日向坂46/3年目のデビュー:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12579950880.html
1⃣ けやき坂46から日向坂46へ
予告編は日向坂46デビュー以前の内容が中心でしたが、本編はそれにデビュー後が追加された内容でした。私もブログでけやき坂46時代の不遇を何度も記事にしましたが、2018年1月30日から行われた武道館3daysからけやき坂46に対するソニーミュージックの姿勢が全く変わったようです。つまり欅坂46メンバーの多くが平手友梨奈がいないステージは欅坂46ではないと言ったことにより、運営の方針は主役をけやき坂46にしようと方向転換したようです。なぜそうしたかと言うと2017年8月13日に加入したけやき坂46/2期生のレベルが高かったからです。これで質量共に欅坂46に対抗できるグループになる素地ができたし、チームワークが向上すれば主役を取って代われると思ったからでしょう。
当時の私は2期生のレベルの高さに驚いてもうそれほど応援しなくても勝手に昇って行くだろうという感想を記事にしていましたが、全くその通りになりました。推しメンや推しメン候補は沢山いるが取り立てて記事を書くことはそれ程しませんでした。では欅坂46が何故そうなったかと言うと平手友梨奈と秋元康の関係性や平手友梨奈至上主義の一部のメンバーのせいだったのでしょう。確かにそれも一つの方法でしたがそれは平手友梨奈と心中覚悟ということであり、普遍性を重視するなら2017年10月25日に発売された5thシングル風に吹かれてものセンターを長濱ねるにすべきだったのでしょう。今泉佑唯は反対意見が多そうだから難しいが、長濱ねるにしておけばその後の展開は変わったと思います。
長濱ねるが卒業を考え始めた時期が2017年7月頃で、運営はその2か月後の9月25日に兼任解除を発表しています。長濱ねるは嘘をつけない性格で、特に親しい女性スタッフは何となくそのことを感じ取って運営に進言したのだと思います。かと言って長濱ねるの本心は兼任継続だったし、徐々に慣れ始めた段階だったのでホッとしたと同時に気落ちもしたと思います。その後の長濱ねるは外仕事が一気に増えていますから運営も卒業後のことも考えて仕事の幅を広げる意味もあったのでしょう。武道館後のけやき坂46は2018年4月9日開始のひらがな推しに始まって4月17日開始のひらがなけやきって何?、4月20日開始の舞台あゆみ、6月20日発売のけやき坂46デビューアルバム走り出す瞬間と続いた。
翌年2019年2月11日には日向坂46に改名することを発表し、欅坂46から完全独立することが決定した。3月5日・6日の両日に横浜アリーナで行われた日向坂46デビューカウントダウンライブで前半はけやき坂46ラストライブ、後半は日向坂46デビューライブと2部構成で行われた。欅坂46からただ一人関係者席で見ていた長濱ねるは涙を拭いながらそのパフォーマンスを見た。ライブ終了後に楽屋に行った長濱ねるは「メンバーに向かってけやき坂46を守ってくれてありがとうといい、続けて欅坂46を卒業します」と告げた。多くのメンバーが呆然としたり涙を流したりしていました。全員が映っていた訳ではないが、私の記憶の限りでは渡邉美穂が大泣きしていたようだし、佐々木久美も相当なショックだったようでした。長濱ねるは目を腫らしていたが言い終えた後はすっきりした顔で笑っていたのが印象的だった。
2⃣ キャプテン佐々木久美
佐々木久美がキャプテンに指名されたのは2018年6月3日で、走り出す瞬間ツアー2018の開幕直前SHOWROOMだった。普段から佐々木久美のキャプテンシーの素晴らしさを絶賛していますが、彼女の人間性の素晴らしさがスクリーンのあちこちに見ることができました。普段はバラエティー担当加藤史帆と道化を演じていますが、泣きながらでも締めるところは締めることができるそのふり幅の大きさは正にキャプテンだなと思いました。そして常に相手の心を読み取って寄り添うことができる日向坂46になくてはならない人材だと確信しました。佐々木久美と佐々木美玲がザテレビジョンのインタビューで長濱ねるについて語っていたのでご紹介します。
― グループにとって、長濱ねるさんの存在は大きいと思います ―
佐々木久美:ねるちゃんは、私たちの初めての曲が入るとなった時に兼任になったのですが、欅坂46さんの活動の方が多く、それでも私たちへの愛を欠かないというか、すごく愛を持って接してくれました。 いつもどんな時も、ライブのリハーサルになかなか参加ができなくても、できる時に全力でという姿勢を見せてくれることで、私たちも頑張ろうと思えたし、ねるちゃんがいなかったら、Zeepツアーなどもみんなで頑張ろうとはなれなかったと思うので、本当になくてはならない存在だなって思いました。
― 映画の中には、長濱さんが兼任で悩む姿も収められています ―
佐々木美玲:私たちから見てもすごいスケジュールだったので、そんな中でもああやって泣いていたりしたけど、本番は全力で臨んでいてすごいなって思います。 ねるちゃんってすごく謙虚だったんですよ。私たちにも入ってきた瞬間から優しくて、礼儀とかも教えてくれて、先生みたいな感じです。
― あいさつが丁寧、礼儀正しいというのは、日向坂46の魅力の一つです ―
久美:ねるちゃんが背中で語ってくれたみたいな。
美玲:先輩方との接し方など、特に礼儀を教えてくれました。
久美:まだ活動を始めたばかりの頃、GirlsAwardの見学をさせていただいたんですけど、バックステージで出演者でもないのに通る人みんなに「お疲れさまです!」ってあいさつしていたんです。「これって逆に迷惑じゃないかな?」と思ったことがあったんです(笑)。 でも、ずっと続けてきたからこそ「あいさつがちゃんとしているね」とか言っていただけるようになったし、「日向坂46と言えば」と思っていただけるようになったというのは、あの頃からちゃんとやってきて間違いじゃなかったなとすごく思います。 それを私たちが2期生、3期生にも伝えて、「私たちのグループはこういうことだよ」というのを、これからも続けていきたいなと思います。
※この話は握手会会場で整理をしていたアルバイトの大学生も語っていて「長濱ねるさんはアルバイトにも挨拶をしてくれた」と感激していましたがさぞ驚いたことでしょう。佐々木久美も、「これって逆に迷惑じゃないかな?」と思ったことがあったんですと笑っていますが、育ちの良さや人間性がこういうところに現れるのでしょう。長濱ねるは幼い頃から教師である両親の言いつけを守り、実行し続けたからこその信念なのでしょう。時には同級生に八方美人とだと言われながらも謙虚さを続けたからこそ実感したことがあったからけやき坂46もそういう謙虚であって欲しいと思ったのでしょう。佐々木久美でもやり続けなけらば気づけなかったことを今は実感しているのだろうし、運営やスタッフが日向坂46を愛してくれていて推してくれる一番の理由だと思います。
3⃣ 佐々木美玲
長濱ねるは佐々木美玲を自分が一番なりたいアイドルの理想と言っていますが、多分にエールの意味ももあると思います。と言うのは2期生募集を発表した時に「もう皆で辞めよう」と言い出したのは佐々木美玲だったからです。それくらい感受性が強く、逆に言えば人に寄り添えるメンバーだとも言えます。実際に濱岸ひよりの復帰に色々なメンバーが働きかけていましたが、濱岸ひより自身が「みーぱんさんが休養中にLINE等で色々励ましてくれて、もしみーぱんさんが声をかけてくれなかったらそのまま卒業していたと思います」と言っていました。けやき坂46の強みはメンバー同士お互いが支えあう関係性なのですが欅坂46を反面教師にした可能性が高そうです。佐々木久美も言っていましたが謙虚・優しさ・絆は欅坂46に負けないグループにしたいと言っていました。
4⃣ センター小坂菜緒
欅坂46のセンター固定が欅坂46の終焉を早めたというのが私の持論ですが、日向坂46はどうすべきなのでしょうか?平手友梨奈ほどのカリスマ性がないので小坂菜緒でも問題は無いのですが、生駒里奈の5作連続を考えると一度は交代させる方が欅坂46のような勘違いメンバーを生まないと思います。勿論大きな差があれば不協和音の元になりますから安易に選べる話ではありません。参考になるのが小坂菜緒が映画ヒノマルソウル撮影で抜けていた今年2月に横浜アリーナで開催された日向坂46×DASADA LIVE&FASHIONSHOWで代理センターを務めた加藤史帆・河田陽菜・金村美玖の3人だろう。映画ではちらとしか見れなかったが一番存在感を見せつけたのは金村美玖だった。
小坂菜緒を休めさせる意味でもピンチヒッターを安心して任せられるのは金村美玖で間違いないだろう。金村美玖は人気メンバーなのだがデビューシングル/キュンでは3列目であり、しかも3列目のセンターは3期生の上村ひなのだったからさぞ悔しかっただろうと思います。同期の小坂菜緒がセンターで、渡邉美穂・丹生明里・河田陽菜も2列目だったからその悔しさは我々の想像以上だったと思われます。2ndシングルと3rdシングルで2列目、4thシングルでフロントですから次はセンターしかありません。基本的に一番センターに立ちたいメンバーが立つべきで、そういう意味でも金村美玖以上のメンバーはいないでしょう。比較対象になるのが今泉佑唯ですが、向上心の強さは似ていると思います。
5⃣ 感想
読者の方はご存じのように私は今は一番日向坂46に推しメンや推しメン候補がいます。神推しの影山優佳を筆頭に2推しの上村ひなの、3推しの小坂菜緒、推しメン候補の金村美玖・丹生明里・高橋未来虹、元まで入れれば元推しメン柿崎芽実、元推しメン候補松田好花・濱岸ひより・佐々木美玲・渡邉美穂ですから11人もいます。更に言えば3代目神推し長濱ねるもいますから実際は箱推しなのでしょう。でも最近の日向坂46は運営に異常に推されていますので必要以上の記事をブログに書くことは控えています。神推し影山優佳は別格ですが今は不遇の欅坂46の記事を書かなければならないかなと思っています。欅坂46には推しメンはおらず、推しメン候補も武元唯衣・森田ひかるだけですので次回の推しメン見直しでは少し増やしたいと思います。
それも10月の欅坂46ラストライブ後の新グループの体制を見て考えたいと思います。時期的には来年になりそうですが個人的には桜坂46になるのではないかと思っています。欅坂46の映画僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46の公開日が9月4日だとKINEZOが発表していましたが消されていました。まだどうなるのかは確定していませんが9月4日だと長濱ねるの誕生日ですから意図的なのかもしれません。どちらにしても僕たちの嘘と真実ですから日向坂46のようにすんなりとはいかないでしょう。平手友梨奈も長濱ねるもいないし、今更感があるがそれこそまた嘘を重ねればOGから突き上げがありそうです。その点、日向坂46は長濱ねるも柿崎芽実も無駄な話はしないし、井口眞緒もしっかりOLをやっているから心配はなさそうです。
【その他の情報】
1⃣ 日向坂&STU&カラバト&欅坂&乃木坂&AKB等スケジュール
8/09(日) 長崎原爆の日特別番組(九州地区)に長濱ねるがビデオメッセージ出演(18時5分~)
8/10(月) NHK高校野球の番組に佐々木久美と桑田真澄が出演(8時15分~)
8/11(火) 長濱ねるがキャストを務めるセブンルール(23時15分~)
8/12(水) 欅共和国2019BD/DVD発売
8/13(木) THE突破ファイルに佐々木久美・富田鈴花・加藤史帆・渡邉美穂が出演(19時~)
8/14(金) 丹生明里が有吉ジャポンⅡに出演(24時20分~)
8/21(金) 欅坂46ラストシングル/誰がその鐘を鳴らすのか?を発売
8/29(土) 久保史緒里が楽天イーグルスの始球式に登場
9/02(水) STU48が5thシングル/思い出せる恋をしようを発売
9/23(水) 日向坂46が1stアルバム発売
9/25(金) 齋藤飛鳥主演の映画映像研には手を出すな公開
10/30(金) 平手友梨奈出演の映画さんかく窓の外側は夜公開
11/13(金) 小林由依出演の映画さくら公開
12/06(日) 日向坂46がひなくり2020in東京ドーム2daysを開催(~7日)
中元姉妹と長濱ねると原爆と:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12297734642.html
※長崎原爆の日の今日、NHK長崎の特別番組が九州地区で18時から放送されま、長濱ねるがビデオメッセージ出演します。九州地区以外でもNHK長崎のHPで見ることができます。長濱ねるがアイドルを卒業してやりたいことの一つが平和活動ですから大学進学と同様に大事な仕事です。しかもNHKですから今後のねるねちけいONLINE!やドラマ等の仕事に繋がる可能性が高くなりますから楽しみです。私も長崎旅行でこのクスノキも当然見に行きましたが長濱ねるの母校長崎西高校から近かったと思います。被爆三世でもある長濱ねるがこれからもやるべき仕事は多い。