福島原発の汚染水処理問題が大きなニュースになっていますので考えてみます。2022年頃にはタンクが満杯になるから海洋投棄するしかないと前環境大臣原田義昭が言って福島の漁業関係者の怒りを買い、現環境大臣小泉進次郎が謝罪したということになっています。この問題の主幹は経済産業省ですから直接は関係ないのですが、環境問題と深い関係がありながら主幹でないだけに本人は軽口を叩いたのだと思います。自分が現役時代は何も言わず、辞任のその日にいかにも小泉進次郎の為に自分が悪者になるという風に言うという非常に姑息な大臣だったと思います。つまり経済産業省では解決策が無いから自分が国民に知らせて人気の小泉進次郎に恩を売るくらいの軽い気持ちだったのだと思います。
現実はそうかもしれないが何の説明もなしに原発の汚染水を海洋投棄するしかないと言ったら波紋が起きるのは馬鹿でも分かる。小泉進次郎が心を寄せて理解を得られるようにするしかないと言ったのはそういう意味だ。それをこの大臣は心を寄せるだけでは何の解決にもならないと畳みかけている。馬鹿じゃないのかと思うが最後は海洋投棄しかないのだろうが、それに至るまでに国民の理解を得られるような丁寧な説明をした後にするしかないということだ。被災者に寄り添ってきた小泉進次郎だからこその発言だろうがそうではない馬鹿な大臣には理解できないのだろう。科学的な分析をして国際基準を満たした段階で国民や被災者に丁寧な説明をして海洋投棄すると言うのが小泉進次郎が考えていることだろう。
1⃣ 汚染水と処理水
汚染水はデブリを冷却する為に地下水をかけ続ける為に発生する。タンクは12m×12mの大きさだが一週間で満杯になり、現状でも約900基あるが残された土地の広さからから考えて2022年夏頃にはスペースが無くなるという話になっている。汚染水をろ過して国際基準以下の処理水を海洋に放出すると言うのが東京電力や政府の考えだ。主に東芝製のALPSという放射性物質除去装置を使って除去していますが昨年夏の公聴会ではタンクの80%は基準値を越えているという衝撃の発表がなされている。つまり原田前環境大臣の発言は少々基準値を越えていても広い太平洋に流せば希釈されてすぐに基準値以下になるという発想だ。それができるのなら事故後から何もせずにただ垂れ流しても問題が無いということになる。
問題は海洋に放出してからの濃度ではなく放出時の濃度を基準値以下にしなければならないという国際法の問題なのに全く分かっていない。ではALPSに除去能力が無いのかと言えばそうではないようで、吸着棟の吸着材の交換に慣れない東京電力の社員のミスで一部残っただけのようです。残ったのはセシウムやストロンチウム等で東電は再度ALPSを通して除去する予定だと言っています。それ以外にどうしても除去できないのがトリチウムで、日本語では三重水素と呼ばれており水素の仲間です。つまり自然界にも普通に存在しており特に人体に影響を与える物質だとは思われていません。つまり処理済み水とは実質トリチウム水のことです。トリチウム自体もカナダの会社が除去に成功していますが処理能力が低く使えません。
2⃣ トリチウム
トリチウムは水に溶けますので非常に分離が難しいのですが、稼働している世界の原発ではそのまま海洋投棄しています。韓国が福島原発の汚染水について国際問題化しようとしていますが韓国の原発からもトリチウムが海洋投棄されています。韓国には重水炉が4基あって重水炉は特別トリチウムが多く4基だけで年間360兆ベクレルのトリチウムを海に垂れ流しています。日本は全体で1000兆ベクレルだから経済規模からいえば韓国の方が寧ろ多いことになります。とにかく基準値以下になれば世界各国の原発は多かれ少なかれ海洋投棄するしかないのです。
3⃣ 解決策
東電や政府はもうタンクを設置する土地が一杯だから最終的には海洋投棄しかないという方針のように思えます。しかし小泉環境大臣の考え方は国際基準以下の濃度にした上で被災者に十分な説明をして海洋放出させて頂くという考えなのでしょうし、それしか方法はありません。例えば現在でも処理水タンクの20%は基準以下なのだから充分な説明をして後に海洋放出してもいいと思います。残りの80%は再度ALPS等の除去装置を通すなりして基準値以下になるまで落とすしかないと思います。それとタンクの問題ですが残された土地に巨大なタンクを数基作り50年程度処理水を保管するという方法もあります。放射性物質ですから年数が経てば基準値内に落ちますから持久戦に持ち込むのも一つの方法だと思います。
石油備蓄基地や大型ガスタンクのような施設を作り、小さい今のタンクは徐々に撤去するやり方です。基準を満たした処理水は海洋に放出しますが、その場合に科学的な根拠を説明する必要がありますし、場合によっては漁業関係者に補償金を支払う必要があるかもしれません。いづれにしても今処理水を海洋に放出しても問題は無いのだろうが、怖いのは風評被害ですからその点は気を付けなければなりません。大阪の知事が基準内であれば大阪湾に捨ててもいいと言って大阪の漁業関係者が怒っています。以前福島県の瓦礫を引き受けたことがあるから発言したのでしょうが決して悪い発言だとは思いません。基準内に収まっているのであれば世界中の原発施設から今も垂れ流しているのですから何の問題もない。
【その他の情報】
1⃣ 日向坂&STU&カラバト&乃木坂&AKB等(推しメン中心)スケジュール
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10/06(日) MBS音祭2019in大阪城ホールに日向坂46が出演(16時~)
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10/19(土) 欅坂46がラグーナミュージックフェス2019オータムスペシャルに出演(15時~)
10/22(火) 横浜市『横浜オーサイト』佐久間彩加15歳の誕生日記念ワンマンライブ
10/27(日) THEカラオケバトルコンサートinオリックス劇場に堀優衣と佐久間彩加が出演
※上記は2016年2月13日の長濱ねるブログの写真ですが、「実は、結構ボブの期間長かったんです。最近、髪が切りたくなります」と書いています。東京ドームにボブで現れたということなのでぜひ見てみたいと思います。平手友梨奈と変わらない位の短さだったようでやはり2人は深く繋がっているように思いました。平手友梨奈が東京ドーム最終日のWアンコールで角を曲がるというソロ曲を披露したらしいが、YoutubeでMVを公開しておりたった2日で72万回という驚異的な再生回数になっています。これは秋元康が平手友梨奈に送った曲なのだろうが、今のタイミングを考えると長濱ねるにも当てはまる曲なのかなと思います。長濱ねるもソロ曲を貰って卒業したが乗り遅れたバスの歌詞と言い、立ち止まる手前の歌詞「この私の4年間は意味のある道でした」といい、アイドル個人に向けた歌詞は珍しく、秋元康が長濱ねると平手友梨奈を如何に高く評価しているかの現われなのでしょう。