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日向坂46ストーリーⅣ 東村芽依と佐々木久美

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Zepp Tokyoで行なわれたけやき坂46-1stワンマンライブ。それはグループにとって初の単独ライブだったが、経験の浅さが災いし、メンバーたちにとって不満の残る内容となってしまった。その後、話し合いを重ねるなかで観客と一体になって盛り上がるというグループの方向性が確認され、12人のメンバーの気持ちはひとつになろうとしていた。そんな折、欅坂46のデビュー1周年記念ライブが行なわれる。そのステージ上で、けやき坂46の追加メンバーの募集がサプライズ発表される予定だった。しかし、本番直前にメンバーたちはその告知VTRを偶然目にしてしまう。グループが今の12人のものではなくなってしまうことにショックを受けたメンバーたちは、衝動的に衣装部屋に立てこもってしまった。そして鍵のかけられた部屋の中から、悲痛な叫び声が上がった。「もうみんなで辞めよう!」

 

 

ひらがな第一章:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12449697758.html

 

ひらがな第二章:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12451548271.html

 

ひらがな第三章:https://ameblo.jp/kablogkun/entry-12452968835.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1⃣ ひらがなけやき第四章

 

 

① やっと理解できた欅坂46メンバーの気持ち

 

2017年4月6日、代々木第一体育館で行なわれた欅坂46デビュー1周年記念ライブ。そのアンコール明けのMC中、けやき坂46の追加メンバーオーディションの開催がVTRで告げられた。予定どおりの発表だった。「ひらがなけやき 増員決定!」「今夏オーディション開催」客席を埋めた1万2000人の観客たちがどよめくなか、マイクを向けられた佐々木久美は真っ青な顔で言葉を絞り出した。「今びっくりしちゃって頭が真っ白なんですけど......。まだまだ私たちも漢字欅さんの後をついていってるばかりなので、先輩になれるか不安なんですけど......。漢字さんのように、たくましい先輩になれるようにこれからもっと頑張ります」 。メンバーのうち何人かは、立っているのもやっとという様子だった。

 

観客たちは知るべくもなかったが、彼女たちはこの発表のことをずっと胸にしまったままパフォーマンスしていたのだ。ステージ上では決して取り乱してはいけないという意識だけが、彼女たちを支えていた。その本番前のこと。衣装部屋に閉じこもった彼女たちのもとに、まず数名の女性マネジャーがかけつけた。なんとか鍵を開けてもらって狭い室内に入ると、そこには顔をぐしゃぐしゃにして泣くメンバーたちの姿があった。女性マネジャーたちがメンバーを慰めていると、別のスタッフが到着し、この追加メンバー募集に関する説明を行なった。「まず、これはひらがなけやきのことを思ってやっていることだということをわかってほしい。今のままだと、ひらがなは漢字の陰に隠れて、漢字の下で活動していくしかない」

 

「そんなひらがなが漢字に匹敵する正規軍になるためには、よりパワーを得てもうひとつ上のレベルに行かなきゃいけない。そのための追加メンバー募集なんだ。だからこの募集はひらがなにとっていいことしかない。われわれを信じてほしい」。だが、予想外のアクシデントで発表を目にしてしまったメンバーたちは、まだ混乱のなかにあった。しかも、そのほとんどが10代の少女で、まだこの世界に入って1年もたっていない新人だ。その場でスタッフの説明を理解することはできなかった。ただし、そんな彼女たちの事情はチケットを買って会場に足を運んでくれたファンには関係がない。とにかくステージには立たなければならない。そのことは誰もが頭の片隅で意識していた。

 

佐々木久美は、混乱で泣きながら楽屋に戻っている途中、欅坂46の石森虹花に「大丈夫?」と声をかけられた。すでに事情を伝え聞いていた石森に慰められながら、佐々木は「そういえば漢字さんも同じ気持ちだったんだ」ということに初めて思い至った。彼女たちがグループに入ったばかりの頃に行なわれた、あの初顔合わせの場面。素人同然だったけやき坂46のメンバーにとって、欅坂46のメンバーは堂々とした芸能人に見えた。しかしその裏では、欅坂46のメンバーもけやき坂46の存在に不安を感じ、トイレの中に立てこもるという事件を起こしていた。そのことを雑誌のインタビューで知ったのは、ずいぶん後になってからだった。

 

「今の私たちと同じ気持ちだったはずの漢字さんは、そんなところを全然見せずに私たちに優しくしてくれた。これからけやき坂46のオーディションを受けるコたちは悪くないんだから、私たちも受け入れてあげなきゃいけないんだ。漢字さんみたいに」。加藤史帆には、思い当たるところがあった。以前、ライブを見に来てくれた母親から「漢字さんが21人で踊ってるのを見ると、ひらがなの12人って少なく感じるね」と言われたことがあった。レッスンで欅坂46の曲の練習をしていたときも、「やっぱり人数が少ないと見劣りするね。みんなは今のひらがなの人数をどう思う?」と聞かれたことがあった。いつか人数が増えるかも、そんな予感はどこかにあった。

 

しかしそれがけやき坂46の全国ツアーが始まったばかりの、そして12人の気持ちがひとつになったばかりの今、告げられたということが強いショックを引き起こしていた。しかし、この日のうちに早くも次の段階を見据えていたメンバーもいた。影山優佳は、ライブの本番後に行なわれた密着カメラのインタビューにひとりで応え、こんなことを言った。「くよくよしてちゃいけないので、これから2期生が入りやすい環境をつくります。ここから気持ちを切り替えて頑張ります」。けやき坂46史上、最大の事件であり試練ともなった追加メンバー募集の発表。それは、結果的に今のけやき坂46メンバーたちが自分たちのことを見つめ直すきっかけとなった。

 

 

 

 

 

 

② アンダーという言葉からの解放

 

1周年記念ライブが終わってからしばらくたったある日。スタッフのもとに、けやき坂46のメンバーたちからこんなメッセージが送られてきた。

 

私たちの目標


❶ もっと大きいステージでライブがしたいです 
❷ 47都道府県を回るツアーがしたいです 
❸ 知名度を上げるためにゲリラ握手会をしたいです 
❹ ひらがなで冠番組を持ちたいです 
❺ いつかひらがな名義でシングルを出したいです......etc.

 

メンバーが自主的に話し合って決めたグループの目標をリストにしたものだった。それはプロのアーティストの意思表明としては稚拙な内容だったかもしれない。しかしその文面からは、これからはチャンスを待つのではなく自分たちから動きだすんだという意志が感じられた。何より、けやき坂46がひとつのグループとして認められるようになりたいという強い思いが貫かれていた。もとは欅坂46のアンダーグループとして集められたけやき坂46。そのアンダーという言葉の束縛から今初めて解き放たれ、彼女たちは独自の道を歩きだそうとしていた。それは、追加メンバー募集という劇薬がもたらした意識改革であり、自立心の芽生えだった。

 

そうと決まれば、まずやるべきことは見えていた。5月31日に行なわれるZeppNamba公演をいいライブにすること。そして悔いの残ったZeppTokyo公演のリベンジを果たすこと。このライブに向けて再び話し合いが行なわれるなかで、スタッフからこんな意見が出た。「サイレントマジョリティーとか不協和音は、あまりにも漢字のイメージが強いんじゃないか。もっとひらがならしいセットリストにしたほうがいいんじゃないか」。そして、たったこれだけの言葉に、加藤史帆は感極まって泣いてしまった。「そんなに私たちのことを考えてもらってるなんて、知りませんでした......」。

 

もともと欅坂46に憧れて入ってきた子が多いだけに、けやき坂46のメンバーたちは先輩のようにカッコよく、クールな曲をパフォーマンスしたいという気持ちを持っていた。しかし、けやき坂46の独自性を模索し始めた今となっては、欅坂46を象徴する曲を歌う意義は薄れていた。それよりも、けやき坂46らしさというものを考え、それに即したセットリストにしたほうがいいんじゃないか――。そうした考えからの提案だった。あの1周年記念ライブの裏側で聞いた、「ひらがなけやきのことを思ってやっている」という言葉は嘘ではなかった。周囲のスタッフはけやき坂46の未来を真剣に考えていた。

 

その思いを感じ、加藤史帆は涙したのだった。こうした経緯があり、ZeppNamba公演のセットリストは前回のものから大幅に変更された。相変わらず持ち曲は少ないので欅坂46の曲を借りなければいけないものの、すでに振り入れを終えているサイレントマジョリティーや僕たちの戦争といった曲は外され、新たに制服と太陽・夕陽1/3・微笑みが悲しいなどが追加された。いずれもゆったりとしたテンポで温かみのあり、けやき坂46のイメージにも近い曲だった。さらに、ZeppNamba公演だけの出し物として予定されていたタップダンスも習得し、メンバーたちは満を持してステージに臨んだ。

 

 

③ 初めて一体感を感じたステージ

 

けやき坂46にとって大阪でライブをするのは初めてのことだった。のみならず、欅坂46でさえこの地でステージを踏んだことはなかった。今回のライブには相当な気合いも入っていただけに、開演前はメンバーの間にいつも以上の緊張感が漂った。しかし、オープニングアクトとしてタップダンスを披露した時点で、メンバーたちは今までのステージにはない空気を感じた。「やっぱり、大阪の人ってノリがいいな。ライブがこんなに楽しいって知らなかった」。けやき坂46のなかで唯一の大阪出身者である高瀬愛奈は、こんなふうに凱旋の喜びを肌で感じていた。ほかのメンバーも観客のレスポンスの良さに勇気づけられ、テンションを上げていった。特に、前回ぶっつけ本番で臨んでうまくいかなかったMCは、確かな変化が見られた。

 

みんなで事前に打ち合わせをして作ったネタが、つたないながらも観客にしっかりと伝わったのだ。「大阪といえばたこ焼き。皆さん想像してください。まぁるいたこ焼きに?、テカテカのソースがのって~、青のりがのって~......もう好きすぎて、たこ焼き苦手!」。長濱ねるがこんなベタなボケをすると、打ち合わせどおりメンバー全員でコケた。すると、大阪の客は一緒になってコケて、盛り上がってくれた。大事なのは、観客と一体になること――。このとき、メンバーたちは初めてその手応えを感じることができたのだった。さらに肝心のパフォーマンスも、けやき坂46らしさを意識したものになった。世界には愛しかないで出だしのポエトリーリーディングを担当した影山優佳は、発音するタイミングを微妙にずらしてドラマティックな効果を生み出した。

 

前回のZeppTokyo公演のときはオリジナルの欅坂46のCDを聴き込み、平手友梨奈とまったく同じタイミングで発音しようとしていたが、今回は自分らしく感じたままにセリフを言ってみようと思ったのだ。また、進路相談に臨む学生の不安と希望を歌った制服と太陽のセンターは、加藤史帆が務めた。当初センターに指名されたとき、加藤は自信のなさから「なんで私なんだろう」と佐々木久美にこっそり泣きついたりもした。だが、本番では加藤の持つ女の子らしい雰囲気と素直さが曲と見事にマッチし、会場を幸せな空気が満たした。そして、このとき高瀬愛奈とともにデュエット曲微笑みが悲しいを歌ったのが、東村芽依だった。それまではライブのたびにリハーサルで泣いていた東村は、このツアーに入ってから大きく成長しようとしていた。

 

2017年4月6日に行なわれた欅坂46デビュー1周年記念ライブ。その開演前、けやき坂46の面々はグループの追加メンバーを募集する告知VTRを偶然目にしてしまう。けやき坂46が今の12人体制ではなくなってしまうことにショックを受けるメンバーたち。一時は「もうみんなで辞めよう」という声も上がったが、スタッフの説明を受けてなんとか思いとどまった。だが、これをきっかけにしてメンバーたちの間に新たな意識が芽生える。「これからは欅坂46のアンダーグループではなく、けやき坂46というひとつのグループとして認められたい」。そこからひらがならしさというものを模索する日々が始まった。そして同年5月31日に迎えたZeppNamba公演では、セットリストも大幅に変わり、新しいけやき坂46を印象づけた。

 

 

④ みんなで東村を信じてみよう

 

ZeppNamba公演を終えた夜。メンバー、スタッフらは、地元の飲食店で打ち上げを行なっていた。メンバーたちがひとりひとり立ち上がって、ライブの感想と次のZeppNagoya公演に向けた意気込みを語っていった。皆明るく堂々としていて、あの悔いが残ったZeppTokyo公演の後とは見違えるような顔つきをしていた。この日、地元の奈良からライブを見に来た家族の前で歌った東村芽依も、いつもより少し誇らしげな表情を浮かべ、ほかのメンバーと楽しい時間を過ごしていた。実はこの日の本番前。リハーサルを行なっているステージ上で、東村は涙を流していた。欅坂46の平手友梨奈と長濱ねるが歌うデュエット曲微笑みが悲しいを高瀬愛奈と歌うことになり、最後の確認を行なっているときだった。

 

けやき坂46のメンバーになるまで、カラオケで歌うのも恥ずかしくてひとりではマイクも持てなかった東村は、大きなライブハウスで客を前にして歌うということを極端に怖がっていた。実は、彼女がこんな状態になるかもしれないということはスタッフも懸念していたことだった。いつもおっとりしていて声が小さく、グループの中でも一番の泣き虫だった彼女に、ソロパートの多いこの曲を担当させるのは時期尚早にも思われた。スタッフの間からはこんな声が上がった。「東村は大丈夫かな。今日の本番で失敗してそれがつらい思い出になったら、パフォーマンス自体が嫌いになってしまうんじゃないかな。......でも、これを乗り越えないと成長できない。みんなで東村を信じてみよう」。

 

結果的に、本番で東村はこの曲を見事に最後まで歌いきり、周りのメンバーやスタッフからも「よかったよ」と褒められることになった。さらに、約1ヵ月後の7月6日に行なわれたZeppNagoya公演では、ユニット曲である青空が違うや乗り遅れたバスに参加しただけではなく、欅坂46の曲の中でも激しいダンスで知られる語るなら未来を...でそのポテンシャルの高さを示した。この曲は、東村自身もずっとチャレンジしたかった曲だった。3月から始まった全国ツアーを通じて、東村のパフォーマーとしての素質は急速に開花していった。そしてそれを促したものこそ、彼女自身の泣き虫な性格だった。

 

 

⑤ 今の自分から目をそらさない強さ

 

中学校の部活で、東村はカラーガードという競技に取り組んでいた。これは、レプリカのライフルやフラッグなどを使ってマーチングを盛り上げる団体パフォーマンスの一種で、ダンスの要素も含まれているものだった。競技人口こそ少ないものの、東村の所属する部は全国でもトップの強豪だった。東村自身もこのカラーガードに熱を入れており、中学を卒業して高校生になってからもOBチームの一員として活動していた。もともと小学校のマラソン大会では5年連続学年1位になったほど基礎体力に恵まれていた東村は、このカラーガードを通じて高い運動能力をも身につけていった。しかし、そのカラーガードの技術を生かしてプロのパフォーマーになろうといった夢はなかった。

 

この頃の彼女は、将来は歯科衛生士になりたいと思っていた。特に理由はなく、なんとなく決めた進路だった。そんな彼女だったが、高校2年生の秋に姉からけやき坂46のオーディションを勧められた。彼女がこのオーディションに応募することにした理由は、「体を動かすのが好きだから」というものだった。このオーディションの時点では、スタッフらは東村に特別なパフォーマンスの才能は感じなかったという。それもあってか、グループに入ってからもレコーディングやダンスのレッスンになるとすぐに泣きだす彼女を見て、「この先このコは大丈夫なんだろうか」と不安にさせられるばかりだった。

 

しかし、彼女が泣くのはただ弱いからではなかった。実はその胸の内には、自分に課した高い要求とそれを乗り越えられない自分へのもどかしさがあった。「なんで思ったように歌われへんのやろう。悔しいな。自分がうまくパフォーマンスできへんことが悔しい」。彼女には、今の自分から目をそらさずより高みを目指せるだけの本当の心の強さがあった。それは、カラーガードの全国大会で金賞を取ってもそれに満足せず、練習に打ち込み続けた中学生の頃からなんら変わっていない彼女の長所だった。だから、東村芽依は涙を流すたびに成長していった。

 

ZeppNamba公演で微笑みが悲しいを任されたときも、リハーサルでは泣いていたのに本番が終わった頃にはその経験を自信に変えていた。この全国ツアーでは、後に世界には愛しかないのポエトリーリーディングや、欅坂46の曲の中でも最高レベルの難易度を誇るユニット曲AM1:27の歌唱メンバーに抜擢されることになるが、それらをひとつひとつ乗り越えていくたびに、その歌声はより大きく、ダンスはより力強くなっていった。あるとき、取材用に渡されたアンケートに「好きなことは?」という質問があった。東村は、回答欄に堂々とした文字で「歌とダンスです」と書いた。

 

 

⑥ ステージの裏で流されたふたつの涙

 

ZeppNagoya公演の後、けやき坂46の全国ツアーは9月まで中断された。その間は前年に続いて欅坂46の夏になった。欅坂46はこの年初めて全国ツアーを行ない、ひと月のうちに6会場で11公演を行なった。それに加え、ROCK IN JAPAN FESTIVAL2017やSUMMER SONIC2017といった複数のフェスに出演。さらには各局の音楽特番にも軒並み出演した。そのとてつもなく多忙な夏の幕開けとなったのが、7月22、23日に行なわれたグループ初の野外ライブ欅共和国2017だった。実は、4月の1周年記念ライブの出来に悔いを残していた欅坂46のメンバーにとって、この久々の大舞台はリベンジの場でもあった。

 

ライブ本番は、フラッグを手にした欅坂46メンバーによるマーチングパフォーマンスで幕を開けた。そして花火を合図に、冒頭からサイレントマジョリティー・世界には愛しかない・二人セゾンというシングル表題曲が立て続けに披露された。約2時間半のステージを通して、客席への放水など、今までの欅坂46のライブにはなかったハイテンションな演出も次々と繰り出された。一方、けやき坂46は、欅坂46とともに歌うW-KEYAKIZAKAの詩をはじめとする4曲を歌唱。合間のダンストラックでは、齊藤京子が欅坂46の鈴本美愉と差し向かいでパフォーマンスをするという場面もあった。

 

鈴本と言えば、ダンスのキレ・力強さ・表現力のれにおいても、圧倒的な技量を誇るグループ屈指のパフォーマーである。その鈴本と向かい合って踊ることが決まってから、齊藤は必死で練習を重ねた。レッスンでは、欅坂46/けやき坂46のすべての楽曲の振り付けを行なっていたダンサーのTAKAHIROからも直接アドバイスを受けた。そこで齊藤が自分で考えてきた振りを実演して「どうですか?」と聞くと、TAKAHIROは「もっと思いっきりやっちゃえ」とハッパをかけた。失敗を恐れず思いきりぶつかることができるのは、追う者の唯一の強みである。本番では、齊藤はかつてないほどの振り切った踊りを見せた。

 

この夏、自分の殻を破ったのは東村だけではなかったのだ。しかし、最終日となる2日目のラスト、けやき坂46メンバーにとって再び転機になる出来事が起こった。前年のクリスマスに行なわれた欅坂46初ワンマンライブin有明コロシアム以来、こうした全体ライブのラストはW-KEYAKIZAKAの詩で締めることが恒例になっていた。たとえ参加楽曲が少なくとも、けやき坂46のメンバーもここでステージに立ってファンに最後の感謝を伝えることができた。今回の欅共和国の初日も、そのようにして終えた。だが、2日目はアンコールでW-KEYAKIZAKAの詩を歌った後、Wアンコールが起こり、欅坂46だけで新曲危なっかしい計画を初披露した。

 

この曲は直前に発売された欅坂46の1stアルバムに収録されていたもので、夏のフェスにふさわしい弾けた曲だった。このサプライズでの新曲披露に会場は熱狂し、欅坂46のメンバーも汗を振り絞って全力のパフォーマンスで応えた。歌唱後、興奮状態のまま観客に一礼をする欅坂46メンバーのイヤーモニターに、「おまえら最高だよ!」というスタッフの声が飛び込んできた。そして欅坂46のメンバーたちがバックヤードに戻ったとき、平手友梨奈が突然うずくまって泣きだした。そして涙声で「みんなのこと大好きだよ」と言うと、その場にいた全員が肩を寄せ合って号泣した。グループ一丸となって作り上げた完璧なラストシーンに、誰もが深い満足感を感じていた。

 

しかし、そのときバックヤードではもうひとつの涙が流されていた。「うちらも最後の挨拶したかったねぇ」。清々しい笑顔でステージを降りてきた欅坂46のメンバーを見ながら、加藤史帆が泣きじゃくって言うと、佐々木久美ら周りにいたメンバーも声を上げて泣いてしまった。実は、彼女たちにとってライブの最後の挨拶はひと際重要な意味を持っていた。たとえ曲数は少なくとも、いつも欅坂46の後ろに立っていても、自分たちもライブを作っている一員なんだ――。そんな気持ちを最も強く感じられる瞬間が、この最後の挨拶だったからだ。あの1周年記念ライブで行なわれた追加メンバー募集の発表を機に、自分たちは欅坂46のアンダーグループではなく、小さくても独立したグループとして認められたいという意識を持ち、さらに全国ツアーを通じて確かな成長も感じていたけやき坂46のメンバー。

 

彼女たちにとって、自分たちがいなくてもライブの幕がきちんと降ろされ、観客も盛大な拍手を送っているという光景は、あまりにも残酷なものだった。このときから、けやき坂46のメンバーが再び自分たちの存在意義について悩み、答えを模索していく日々が始まった。2016年5月のZeppNamba公演、そして7月のZeppNagoya公演で確かな成長を見せたけやき坂46。しかし、欅坂46を中心に行われた欅共和国2017では、ステージを締める最後の挨拶の場に立つことができず、メンバーたちは再び自分たちの存在意義について考える。そんな中、春から行われていたけやき坂46の全国ツアーは一旦中断され、欅坂46初となる大規模な全国ツアーがスタートした。

 

 

⑦ 佐々木久美が本気で怒った日

 

2017年8月2日、兵庫県神戸市内の大型ホールで、欅坂46の全国ツアー初日公演が行なわれた。この直前に発売された欅坂46の1stアルバム真っ白なものは汚したくなるの楽曲を中心に据えたツアーだった。けやき坂46もこの初日から参加し、アルバムに収録された欅坂46との合同曲太陽は見上げる人を選ばないなど数曲を披露した。そのなかには、けやき坂46単独の新曲永遠の白線も含まれていた。そう人は誰も皆/自分から諦めてしまう/よく頑張ったと/言い訳ができればいいのか/白線 そんなに引けない/限界よりももっと手前で/伸ばした手をやっぱり下ろそうとする/ここで終わりでいいのか?/夢と石灰はまだ残ってるはず/誰も行ってない永遠はこの先だ

 

努力しても夢は簡単に叶わないかもしれないが、夢に向かって真っすぐ進み続けることが大事なんじゃないか――。そんな声援が聞こえてくるような曲だった。間奏の振り付けでは、周りの人間に追い抜かれながらもそれぞれ必死に走っていたメンバーたちが、やがて一列に並び真っすぐな白線を表現するというシーンがある。それは、個々のメンバーがそれぞれの夢を追いながらも、12人で団結して未来をつくっていくというけやき坂46のあり方を象徴するような振り付けだった。しかし、このときの彼女たちはグループとして一致団結するという意識がまだ定まっていなかった。神戸での2日間の公演を終えた直後の8月5日。世界最大のアイドルフェスTOKYO IDOL FESTIVAL 2017(TIF)に、欅坂46/けやき坂46が出演した。

 

このイベントは、前年、活動を始めたばかりのけやき坂46メンバーが、初めて先輩である欅坂46のパフォーマンスを見た思い出深いステージだった。だが、けやき坂46のこの日のパフォーマンスはミスが目立った。全国ツアー用につくった振り付けをTIFのステージに向けて突貫で修正したことに、頭が追いついていなかったのだ。特に、ラインダンスのように一列に並ぶ場面の多い永遠の白線では、微妙なポジションのズレやタイミングの狂いのせいで完成度を損ねてしまっていた。もともと欅坂46の大ファンで、この日のMCでも「去年、漢字さんを初めて見たTIFのステージに立ててうれしいです」と語っていた佐々木久美は、本番で周りのメンバーがミスを連発する姿を見て愕然とした。

 

自分たちにとって大切なはずのこのステージで、先輩たちのように整然とそろったパフォーマンスを見せられないことが悔しかった。そんな暗い気分で楽屋に戻ったとき、追い打ちをかけるようにほかのメンバーたちの声が耳に入ってきた。「暑かったね」「汗で前髪がびしょびしょ」「あそこの振り間違えちゃった」

これを聞いて、佐々木久美はついに爆発してしまった。「みんな、なんで悔しいと思わないの!?」涙と怒りで声を震わせながら訴える佐々木の姿に、楽屋は一瞬で凍りついた。それは、いつも温厚な彼女が初めて生の感情をメンバーにぶつけた瞬間だった。

 

 

⑧ グループのアンサンブル

 

佐々木久美は小さい頃から優等生だった。先生の言うことを必ず守るのはもちろん、4歳のときから12年間習っていたバレエでは、「毎日やることを与えられていないと自分はダメになるから」という理由で週7日のレッスンを受けたりもしていた。 小学4年生からは、学校の吹奏楽部にも入ってトランペットを担当していた。全員で団結して完璧なアンサンブルを目指す吹奏楽の世界は、なぜか最初から自分の性格にすっとなじむようだった。高校の吹奏楽部で本格的にコンクールを目指すようになると、毎日練習をしたり合宿をして一日中仲間と音を出していることが楽しくて仕方がなくなった。そしてそんな充実した毎日は部活を引退するまで続いた。

 

だが、大学に進学して吹奏楽から離れると、周りの同級生たちに自分がなじめないことに気づく。メイクや服の話で盛り上がるクラスメイトに合わせようと自分なりに女子大生らしい格好をしてみたりもしたが、やはり波長が合わず徐々にひとりでいる時間が長くなった。やがてアルバイトと学校の授業だけという毎日が訪れる。もうバレエのように自分を律してくれるものもなければ、吹奏楽のように仲間との連帯感を与えてくれるものもなかった。そんな乾いた日々を変えてくれることになったのが、けやき坂46だった。2016年5月、グループの追加メンバーオーディションに合格してそのメンバーになったとき、彼女は大学3年生、20歳になっていた。

 

実はこのとき、父親の後押しで芸能活動を許されたものの、母親からは厳しい言葉を突きつけられている。「協力はするけど、応援はしないから。大学を卒業したらアイドルを辞めて就職しなさい」。芸能活動に強く反対していた母親に背いてまで進んだアイドルの道は、彼女が人生で初めて主体的に選択した生き方だった。けやき坂46の中では最年長で意欲にあふれていた彼女は、活動初期からグループを引っ張る存在だった。しかし、家では末っ子で他人に指示など出せる性格ではなかっただけに、そのリーダーシップの発揮の仕方も独特だった。「じゃあ、もう一回みんなでやってみよう? せーので、はいっ」

 

まるで楽器の音を合わせるようにみんなでそろえること。それが佐々木久美のグループのまとめ方であり、彼女の穏やかな雰囲気はそのままけやき坂46の持ち味のひとつにもなっていった。やがてけやき坂46だけのライブハウスツアーが始まると、円陣のかけ声やステージ上でのMCも任されるようになった。それまでは、娘が仕事で遅く帰ってくると不機嫌になっていた母親は、ツアー初日のZeppTokyo公演を見た後、こう言った。「あのお客さんが持ってるペンライトっていうのが欲しいんだけど。お母さん、次のライブも行くからね」。このとき、グループに加入してからすでに1年近くが経っていた。彼女はやっと、自分で選んだ道を立派に歩んでいることを母親の前で証明できたのだった。

 

 

⑨ ひらがなが好きなコに入ってほしい

 

優等生らしい性格と、吹奏楽で培ったアンサンブルの意識。それを核に持つ佐々木久美にとって、TIFで見せたような不正確で不ぞろいなパフォーマンスは到底納得できないものだった。だからこそ声を荒らげて怒った。そしてほかのメンバーたちも、このときは自分たちのステージ上でのミスを反省した。だが、本当の問題は別のところにあった。加藤史帆が、佐々木久美に尋ねるともなく言った。「いま、メンバーそれぞれ大事にしてるものが違う気がする。本番前に時間がないのはわかるけど、メイクにばっかり気を取られてる子もいるし。どうしたらいいんだろうね」。そんなとき、彼女はこんなふうに応えるのだった。「ひらがなを大きくしたいっていう気持ちはみんな一緒だと思う。でも、それぞれの夢も違うし、そこに行くまでのやり方も違うんだよ、きっと」。

 

夏の欅坂46の全国ツアーの間、佐々木久美と加藤史帆は、姉のような存在の女性スタッフを加えた3人でよく話をした。内容はいつもグループをどうするかということだった。佐々木久美のように一糸乱れぬパフォーマンスを目指すメンバーもいれば、アイドルはかわいく、客席に向かって全力でアピールすることがファンサービスになると考えているメンバーもいた。どちらも正しいのかもしれない。だから、佐々木久美はメンバーに自分のやり方を押しつけるのではなく、ただただシンプルに言うのだった。「みんな、頑張ろうね!」。8月2日にスタートしたアリーナツアーは、全国6都市で11公演を行ない、8月30日に千葉幕張メッセで千秋楽を迎えた。欅坂46にとってもけやき坂46にとっても、凝縮された1ヵ月間だった。

 

この期間中、けやき坂46メンバーは公演ごとに話し合いの時間をつくった。そんななかでいつも出てくる議題は、「どうすればファンにもっと笑顔になってもらえるか」「どうすれば少ない曲数でも印象に残るステージができるか」ということだった。そしてそんな意欲・モチベーションを支えていたのが、ツアー前からみんなで決めていたこんな目標だった。「ひらがなの2期生には、ひらがなが好きだっていうコに応募してきてほしい。そして、私たちはそんなふうに思われるグループになりたい」。かつて追加メンバーオーディションの開催を知ったとき、自分たちが戦力外通告されたと感じ、激しく拒否反応を示したメンバーたち。しかし、彼女たちは強くなっていた。そのけやき坂46の追加メンバーの最終オーディションは、ツアー中の8月13日に行なわれた。

 

合格者は9名。これで、けやき坂46は計21人のグループとしてまた新たなスタートを切ることになった。さらに、ツアーの終盤にはけやき坂46の初主演ドラマ『Re:Mind』が10月からスタートすることも発表された。実は、けやき坂46のメンバーたちはツアーの合間を縫って演技のワークショップにも取り組んでいたのだ。まさに駆け抜けた夏。その大切な時間を象徴するのが『永遠の白線』だった。しかし、夢に向かって真っすぐに白線を引いたその先には、思いがけず辛い未来が待ち受けていた。グループの唯一のオリジナルメンバーであり、けやき坂46にとっては何者にも代え難い存在だった長濱ねるが、突然グループを離れることになったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ 感想

 

 

この記事を読んで一番感銘を受けたのはW佐々木の存在です。地下アイドル出身の佐々木美鈴のクオリティ重視の姿勢は元自分が所属したアイドルグループが自分が抜けたこともあって解散してしまったが、その子達の為にも恥ずかしくないパフォーマンスをしたいという現われでしょう。「もう解散しよう」と言い出したり、本気だからこそ皆に尊敬されるのでしょう。長濱ねるが佐々木美鈴の歌もダンスも姿勢も絶賛していたのが分かるような気がします。長濱ねるが絶賛してすぐにセンターに立ちましたが、私は当時人気が出ないのが不思議だと何度も書いていましたがそれでもセンターに立ったのには驚きました。そこは違うだろうという驚きでしたが、最低一度は立たせるべきメンバーだったのでしょう。

 

そして未だに誰一人卒業の噂もないのはキャプテン佐々木久美のお蔭でしょう。ダンスの綺麗さは初期から目立っていましたが、どちらかと言うとモデルタイプでアイドルではないなという感想でした。でも運営は最年長にも拘らず佐々木久美を合格させたのはキャプテンとしての期待だったのでしょう。明治学院大学に通っていましたから能力的にはMCでもキャプテンでも何でも熟せると思ったのでしょう。それが見事に当たり、坂道シリーズ全体では一番のキャプテンだろうが、もしかしたらAKB48グループを加えても歴代一位のキャプテンかもしれません。勿論キャプテン一人が良くてもメンバーに問題があればこう上手くはいかないでしょうが、今のところ非の打ちどころがないキャプテンだと言えるでしょう。

 

スタッフが優秀なのも分かったし、加藤史帆が副キャプテンのような立場で佐々木久美を支えているのもわかりました。でも一番大きいのは全員で、「ひらがなの2期生には、ひらがなが好きだっていうコに応募してきてほしい。そして、私たちはそんなふうに思われるグループになりたい」というチームコンセプトの共有と確立ができていたことです。私はひらがなけやき2期生に長濱ねるファンが多かったことから運営の意図かなと思っていましたが、メンバーの意志を知った運営がそうしたのかもしれません。下に書き出しましたが、長濱ねる・今泉佑唯・志田愛佳・西野七瀬の4人は卒業です。4期生を募集した時に憧れて貰えるメンバーになっていることが日向坂46が成功できるかどうかの分かれ目でしょう。

 

次期神推し予定の影山優佳を推しメンにしたのはAKBドラフト会議の時の姿のあまりにも毅然とした姿勢を見たからですが、不合格になったドラフト生の多くが泣いている中、背筋を伸ばして凛としている姿が強烈な印象として残っていたからです。レッスン風景等を見ても明らかに上位レベルでなぜ合格にならないのか不思議でした。審査員がAKB48のメンバー自身が選ぶというものなので審査基準が曖昧だったからでしょう。後に分かったのですが本人はレッスン段階からあまりいいポジションではなかったので、もし合格してもあまり期待できる結果にはならないだろうから不合格で寧ろ良かったと冷静に分析していたようだ。この時中2になったばかりの14才だったから恐るべき戦略家だと言えそうだ。

 

今日の記事でも全員が新メンバー加入に泣いて呆然としている中、ただ一人インタビューに答えたらしいから立ち直りの速さも凄くてキャプテンでも政治家でも何でもなれる恐るべき人材だ。世界には愛しかないのポエトリーリーディングでも平手友梨奈のパートを担当し、自分の独自性を出す為にタイミングをずらしたと言うからTAKAHIROも舌を巻いたことだろう。原田葵は一橋大学だという噂もあるが、影山優佳の東大は通過点だと思っています。来年4月の復帰が待ち遠しいが国際哲学オリンピック選考会のテストは2月に実施済みで5月に上位2名が発表され、国際大会に出場できるようだ。影山優佳出場決定の朗報を待ちたい。来年4月に日向坂46が欅坂46を越えて名実共に太陽になりそうだ。

 

 

日向坂46二期生・三期生の推しメン

 

① 小坂菜緒:長濱ねる

② 渡邉美穂:長濱ねる

③ 丹生明里:長濱ねる(他では平手友梨奈

④ 濱岸ひより:長濱ねる

⑤ 上村ひなの:長濱ねる渡邉美穂

⑥ 河田陽菜:柿崎芽実(他では今泉佑唯西野七瀬久保史緒里

⑦ 金村美玖:齊藤京子影山優佳(他では尾関梨香

⑧ 松田好花:高本彩花(他では渡邉理佐

⑨ 富田鈴花:佐々木久美(他では守屋茜

⑩ 宮田愛萌:特にいない(他では守屋茜志田愛佳樋口日奈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その他の情報】

 

 

1⃣ 志田愛佳がインスタライブ

 

 

22.1万人のフォロワーを誇る志田愛佳が昨夜深夜インスタライブを行った。志田愛佳の行動にも問題があったが、卒業の原因は文春が雇っているアルバイト記者のストーキングだったと思われる。昨年4月新潟での夜桜見物で長濱ねるも巻き沿えを食らって週間文春に掲載されてしまった。結局志田愛佳は卒業し、芸能界を引退することになるのだが、秋元康が自分の番組で「欅には病気で休んでいる子の自宅まで行って見舞うような優しい子もいる」と言って長濱ねるを庇った。その後長濱ねるは98年会をやるとか、98年組で予定通りバンドをしたいとかドラムはずーみんだとか言っていた。普通なら考えられない話だが、長濱ねるがもしエイベックス・AY・ファクトリーに所属すればいとも簡単に今泉佑唯とバンドが組める。それに呼応するかのように志田愛佳がインスタライブを行い、渡邉理佐の名前も出たらしい。

 

志田愛佳がTwitterを始めたのが4月1日だったが、普通に考えたら芸能界復帰を目指していることになる。しかも秋元康が応援しているようだから今泉佑唯がいるエイベックス・AY・ファクトリーに長濱ねると志田愛佳が所属すればねるの夢の一つが実現する。しかも渡邉理佐も加われば98年組の主力全員が揃うことになる。勿論残った織田奈那や小池美波の所属も考えられるが、取り敢えず長濱ねる・今泉佑唯・志田愛佳の3人いれば十分だ。何故ならここにはコインロッカーズというガールズバンドがいて、何と所属メンバーは39名もいる。パート別の選抜制をとっており、6月19日のシングルデビューが決まっていて4月20日に始まった日テレの土曜ドラマの主題歌にもなっている。楽器の名手は沢山いるから後はセンターアイコンだけだが長濱ねると今泉佑唯だけでも強力だが志田愛佳も加わる可能性がある。

 

Twitterも約21万人のフォロワーがいるが今泉佑唯でも約30万人だから欅坂46メンバーで確実に勝てるのはねる・てち・べりさの3人だけだろうし日向坂46には1人もいない。秋元康は志田愛佳の商品価値を確かめつつファンの反応を見ているのだろう。とここまでは前向きな予想だが、一方でNGT48事件の話題逸らしの面もある。山口真帆が自由に運営批判を重ねているがこうすることにより逆に風通しがいいとアピールしているのかもしれない。少なくともあれだけいつもいつも自由に喋らせれば下手な第三者委員会よりよほど効果的だ。実際ここまでくるとNGT48は解散寸前だし、何億円もの損害を与えたのだからもうそろそろいいだろうと思ってしまう。少なくとも経営者の目からは山口真帆の行動はやりすぎでまともなメンバーの仕事まで奪いかねない。山口真帆の味方は3人だったが卒業は2人に減っている。

 

 

志田愛佳Twitter:https://twitter.com/_manaka_shida_

 

志田愛佳インスタグラム:https://www.instagram.com/manaka.shida.official/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ 永谷園のお茶漬けの売り上げが大幅アップ

 

 

お茶漬け市場は前期、前年比5%増で着地し、久しぶりに大幅に伸ばした。トップメーカーの永谷園が人気アイドルグループの欅坂46のカード封入、CM投下を行って売上げ拡大。2番手の大森屋とともに有力な新商品にも恵まれ、市場を押し上げた。

 

 

 

 

 

※かなり売れたようで良かったと思いますが、今回のキャンペーンは少し厳しいかなと思います。長濱ねるがいないこともあるが、ファンの多くは消費しきれずに一杯在庫があるだろうからです。私も賞味期限が2020年だから遠慮なく買いまくりましたが全然減らないので、つい最近半分強を親戚に配りました。もう見るのも嫌という感じなので無くなるまでは買おうとは思いません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3⃣ 欅坂&STU&日向坂&乃木坂&カラバト等(推しメン中心)スケジュール

 

 

04/27(土) 欅坂46二期生おもてなし会in武蔵野の森スポーツプラザ2dsys(16時~)

04/29(月) 長濱ねる千葉最後の個別握手会が千葉幕張メッセで行われる予定

05/03(金) 伊藤万理華が浜辺美波主演で5月3日公開の映画賭ケグルイに出演

05/03(金) NHK総合で先日放送された坂道テレビが再放送(1時35分~3時)

 

 

 

 

 

※長濱ねるファンなら誰でも知っているがひらがなけやきの時はツィンテールにして変身していました。スーパーマンと同じ発想なのですがツィンテールにするということはひらがなけやきの長濱ねるとして最後の挨拶なのかなと思います。いつもの髪型が新聞記者クラークケントとすればこれが最後のスーパーマンとしての雄姿なのでしょう。上の写真はどことなく長沢菜々香に似ていていつも姫と呼んでいるから結構自信家なのだと思います。上村ひなのも結構可愛いのですが、どうしても残念な角度とか残念なショットがあります。今のところ上村ひなのだけは長濱ねる同様全ての画像を保存していますが、時々削除したくなるような画像がありますが、長濱ねるは殆どありません。上村ひなのは1本の歯のせいで表情がぎこちなくなっているので早めに矯正して欲しい。


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