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長濱ねると黒い羊

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黒い羊のMVを最初に見た時に何故か拒否反応が強くて、その後もあまり見ることはありませんでした。今振り返れば何か嫌な予感がしていたのかもしれません。長濱ねるにとってアイドル欅坂46最後のシングルになる黒い羊ですから一度きちんと向き合って考えてみたいと思います。最初で最後のライブになるかもしれない3周年アニバーサリーライブに行けたことは結果的には幸運だったのかもしれません。虫の知らせのように当日午後急に思い立って参戦したのですが、1ケ所だけポツンといい席が空いていたのも幸運だったと思います。結局、黒い羊や不協和音のような暗い曲はやりませんでした。昨日のRealSoundの記事の長濱ねる卒業に合わせて明るい曲にしたという記事を読んで納得しました。

 

特に100年待てばは長濱ねるが高い所から欅坂46や日向坂46を見下ろしてこれからも見守っているという意味合いもあるのだろうという記事を見てなるほどなと思いましたし、シンクロニシティを披露した意味合いも納得のいくものでした。欅坂46は今後も卒コンのようなことはしないのだろうが、さりげなく長濱ねるの卒業を皆が祝ってくれているのだなと感じ少しホッとしました。特に危なっかしい計画で長濱ねるが号泣していた話や、普段バックダンサーをしない平手友梨奈が乗り遅れたバスと危なっかしい計画ではやっている話は納得です。そう言えば危なっかしい計画のてちは楽しそうでした。ねるを送り出すのであれば楽しい曲の方が合っているし、乗り遅れたバスのような曲よりいいのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1⃣ 欅坂46には主人公平手友梨奈のほかにもう一つのドラマがある。長濱ねるの卒業がもたらす変化

 

 

長濱ねるが、欅坂46からの卒業を発表した。欅坂の中でも一タレントとして成功し、欅坂46の名を外へと発信し続けてきた。そんな長濱が卒業することで、グループにいったいどんな変化をもたらすのだろうか。長濱の卒業は一見電撃的でもあるが、欅坂の8thシングル黒い羊が発売される前から、グループでの番組出演への欠席が目立っていた。黒い羊のMVには、平手友梨奈とメンバーが、ぶつかり合ったり抱きしめたりとお互いの痛みを分かち合う模様を収録。しかし、長濱は就職活動がうまくいかず絶望している役として、一人自らの足で階段を降りて行く姿が映し出されている。これが、みんなとは違う白い羊の体現なのか、別の生きる道を選択したということなのかと、ファンの間で話題となる中、カップリングでソロ曲否定した未来を歌ったことで、長濱の卒業を示唆する声が目立っていた。

 

人見知りなメンバーが多い欅坂の中で、持ち前の賢さと人当たりの良さで、バラエティ番組など、グループ内外の仕事で活躍の場を広げてきた長濱。長濱の卒業に関して菅井友香がブログに「きっとねるがきっかけで欅坂を知ってくださった方も沢山いらっしゃるんじゃないかな。いっぱい『ありがとう』って伝えたいです」と綴っていたが、メンバーも感謝するほど、欅坂の親善大使的な役割を果たしていた。欅坂には、大きく分けて2つのドラマがある。平手を中心とした波乱万丈なドラマと、加入した経緯が一人だけ異なる長濱のドラマだ。この2つのドラマが同時進行しているのが、欅坂の面白さの一つと言えるが、一般的には平手サイドの物語がドラマチックだと思われるだろう。しかし、欅坂を知れば知るほど長濱サイドの物語こそが、実はエモーショナルだということがわかる。

 

一つのグループに二人のカリスマがいるとはいえ、The Beatlesのジョン・レノンとポール・マッカートニーのようなライバル関係ではなく、グループ内でのパフォーマンスとグループ外の仕事という各々のフィールドで活躍しているところが魅力的だ。一方で、二人とも大きな負担を一身に背負ってしまっているのかもしれない。そういった意味で長濱は、グループの歯車として重要なメンバーだったのは言うまでもない。織田奈那や土生瑞穂をはじめとしたメンバーのブログを読んでいると、長濱の懐の深さと優しさ、そんな背中を見て教わったことがたくさんあるということが伝わってくる。長濱は欅坂の中で、光としてメンバーの心の拠り所になっていたのだろう。また、小池美波が卒業を聞いて最初に「ダメ」と送ったことや、渡邉理佐の「悔しい」という思いなど、メンバーの引き止められなかった無念さが、長濱の存在の重要性を象徴している。

 

長濱が、ブログで卒業を発表したのは、3月7日。前日の3月5日と6日には、日向坂46デビューカウントダウンライブ!が行われていた。ひらがなけやきのラストライブを見届けてから、翌日に卒業を発表したのは、実に彼女らしい気遣いであり、感慨深いものがある。日向坂は、創始者と言える長濱が、欅坂の専任というひらがなけやきからの卒業があったことで、より団結力が増し、メンバー全員が主人公となって、今の地位を勝ち取ってきた。すべては長濱が残したひらがなけやきの存在を大きくするため。そして結果的に、日向坂として単独デビューすることになり、ひらがなけやきは消滅する。この出来事は、長濱の退路を断つことにも繋がり、卒業を決心させた一つの要因だったのかもしれない。

 

一期生だけでグループが4年近く続くと、変わらないことの重要性も感じるし、黒い羊を見る限り、欅坂自体がもう変化は求めていないのかもしれない。とは言え、このタイミングで、長濱がMCを務めるラジオ欅坂46こちら有楽町星空放送局の放送時間変更に伴う拡大が決定するなど、彼女らを取り巻く状況は確実に変化している。あわせて、長濱から外交的なポジションを引き継ぐかのように、ソロでも頑張ろうとしているメンバーが着実に増えてきている印象だ。そこでグループの新たな可能性として重要になってくるのが二期生の存在である。3月11日には、ゆうがたパラダイスに、初めて欅坂の二期生から松田里奈と森田ひかるが出演。

 

初登場とは思えないほど、トークスキルなどで即戦力ぶりを発揮し、グループの新たな光が見えたような放送となった。お見立て会でも感じたが、日向坂のように明るく、二期生だけで一つのグループが成立しそうなメンバーが揃っているように思う。そんな二期生の各インタビューを見ていると、今の欅坂が好きで加入してきたことがよくわかる。井上梨名は「何よりも、自分たちが入ることによって欅坂46の素晴らしいグループを壊すことだけはしたくないなって感じています」と語り、武元唯衣もまた「私たちが入ることで、ファンの方が欅坂46に違和感を抱いてしまうんじゃないかっていうことが一番怖かった」とコメント。彼女たちの中には、欅坂の世界観を壊さないようにという考えが一番にある。

 

だが、彼女たちの本来の役目は欅坂に新しい風を吹かすことだと思うので、外への発信力を期待しつつ、一期生と融合した時にどんな化学反応を起こすのか楽しみだ。長濱は、欅坂の活動は夏までと発表しているが、武道館のライブには出るのか、今年も欅共和国は開催されるのか、まだ不明である。日向坂のように、長濱がいなくなる危機感から、一期生と二期生が一丸となって向上していくことを願うばかりだ。そういう天性の役割が長濱にはあるのかもしれない(そう言えば、日本テレビ系ドラマ残酷な観客たちは長濱がクラスを創造していくループのような最後だった)。残りわずかな欅坂としての長濱の今を心に刻みながら楽しみたい。                           RealSound(3月14日の記事)

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ 欅坂46-3rdアニラなぜ笑顔溢れる公演に?長濱ねるを写し出す100年待てばを軸に考える

 

 

欅坂46が、デビュー3周年を記念して、4月4日から6日までの3日間にわたり、欅坂46-3rd YEAR ANNIVERSARY LIVEを開催した。アニバーサリーライブ初の大阪での公演に加え、初のライブビューイングも行われた本公演。全国のファンに向けて新しい欅坂の景色を見せるライブとなった。3年間のたくさんの思いが詰まった今回のライブでは、卒業を発表している長濱ねるの残りわずかなステージということもあり、多くの欅坂ファンが注目していた印象だ。蓋を開けてみると、リリースしたばかりの新曲黒い羊のパフォーマンスはなく、アンコールでは乃木坂46のシンクロニシティを披露するなど、いつもの欅坂のライブとは違った趣になっていた。

 

尾関梨香はブログで「今回のセットリストはとにかくずっと笑っていられる楽曲が多かった!」と綴り、キャプテン菅井友香もまたオテンキのり&欅坂46菅井友香のレコメン!で「今回お祝いというのもテーマで。来て下さった皆さんに楽しんでもらえてたら、それだけでもありがたいなって思ってます」「純粋に今回は表現することを楽しんでほしいって制作の方も言ってくださって」とコメント。観客が笑顔になれるセットリストや演出は意図的だったことが伺える。実際にライブビューイングで観ていたが、今までのライブの中でグループ全体が最もリラックスしていたように感じた。

今回のアニラも欅坂の歴史と今を知ることができる様々な演出が施されていたため、すべてが見せ場だったことは間違いない。だが、長濱を軸に考えるなら、ライブでお馴染みの彼女のソロ曲100年待てばが特に印象的だった。長濱の欅坂での境遇を表現した曲が乗り遅れたバスなら、100年待てばは彼女自身を写し出したような代名詞とも言える楽曲だ。欅坂の中では珍しく、ポップでキュートな曲調で、グループの張り詰めた世界観を和らげるような長濱の存在とリンクする。長濱がひらがなけやき(現日向坂46)との兼任から欅坂に専任となった後、ひらがなけやきが初の武道館単独ライブを行った際には、メンバー全員で同曲を披露。長濱がいなくても、彼女の存在感はひらがなけやきにとって大きく、100年待てばを通して多幸感溢れる空間を作り出していた。

2ndアニラの後、別冊カドカワ総力特集欅坂46のインタビューで、長濱は100年待てばについて、「ライブにいらっしゃるお客さんは、漢字欅のクールな雰囲気が大好きな方がほぼほぼだと思うので、自分がソロやユニットでああいうポップな世界観を表現することで、そういう全体の雰囲気を壊してしまわないかと不安だったんです。本当にガラッと変わるので」と語っている。確かに、ウサギの着ぐるみダンサーや風船の演出など、長濱の振り切れたパフォーマンスは欅坂の中で異質だったが、2ndアニラは平手が不在という不安定な状況だったため、彼女の世界観が一種の救いのようなアクセントとなり、結果的に大正解だったように思う。また2ndアニラは明るいユニット曲も多数披露したことから、長濱は「今までクールな欅坂の曲しか知らなかった人が、今回のライブで『欅坂って明るい曲もあるんだ』と思ってもらえたと思う」と口にしていた。

今回の3rdアニラは、その続きのようなライブである。100年待てばでは、長濱が天使のように宙に浮かび、空から見守る中、メンバー全員が地上で楽しそうに踊るという演出だった。実にシュールな光景だったが、それもどこか長濱の人柄が出ているようで、微笑ましい。平手も素に戻ったような穏やかな表情で踊っていて、気づけば観客もみな笑顔になっていた。平手がバックダンサーを務めるというレアな光景は、欅坂のデビューカウントダウンライブでの乗り遅れたバスをはじめ、長濱センターの時にしかほぼ見られない。そのため、100年待てばのパフォーマンスを観て、3年間のいろんな感情がこみ上げてきた。

そしてアンコールのMCで、最初はニコニコしていた長濱が、次第に涙を堪えながら、みんなに感謝の気持ちを伝える。その後の危なっかしい計画で、泣きながらパフォーマンスをする長濱の姿が一瞬スクリーンに映ると、観客たちも一斉に号泣していた。そして最終日だけ披露したW-KEYAKIZAKAの詩。ひらがなけやきが日向坂となり独立したいま歌うのは、長濱の存在が大きく影響しているように思う。

長濱が坂道AKBの国境のない時代でセンターに抜擢された際、他のメンバーと比べて自分の目力が弱く、表情で上手く伝えきれないと悩んでいた。そんなときに振付師のTAKAHIROから「歌詞を読んでみて。国境のない時代なんだから、みんな仲良く、争わなければいいのにと思っている、それってすごく長濱にぴったりじゃないかな」「だから、みんな強い目をしている中で、お前だけ笑顔でもいいんじゃないの?」と言われ、長濱は自分なりのパフォーマンスにしたらいいと思うようになったという。その言葉こそがまさに、欅坂においての長濱の存在意義であり、欅坂のアイドルらしさを守っていたのが彼女だったのだろう。

今回のアニラは長濱の卒業を全面に出したライブではなかったが、全体を見ると、メンバーの愛らしさを引き出しつつ、二期生を見守るスタンスに、長濱の意思をさり気なく汲み取った粋な演出なのでは? と感じた。100年待てばで、欅坂を空から見守り笑顔の光を与えた長濱は、日向坂同様に欅坂にとっても暖かく見守る存在として残り続けることだろう。それを思うとシンクロニシティの歌詞がさらに深みを増す。とは言え、長濱は7月まで欅坂で活動し、3rdアニラも5月に日本武道館での東京公演を控えている。長濱が参加するかはまだ不明だが、彼女たちが紆余曲折の末やっと辿り着いた初の武道館公演では、欅坂の本来のクールな姿を押し出したライブになるのか、はたまた大阪公演のように笑顔のセットリストとなるのか、気になるところだ。                          RealSound(4月11日の記事)

 

 

 

 

 

3⃣ RealSoundの感想

 

 

RealSoundは御用メディアにしては珍しく、よいしょ記事ではなく結構ディープな深掘りをするメディアで、共感するところも多い。「欅坂には、大きく分けて2つのドラマがある。平手を中心とした波乱万丈なドラマと、加入した経緯が一人だけ異なる長濱のドラマだ。この2つのドラマが同時進行しているのが、欅坂の面白さの一つと言えるが、一般的には平手サイドの物語がドラマチックだと思われるだろう。しかし、欅坂を知れば知るほど長濱サイドの物語こそが、実はエモーショナルだということがわかる。一つのグループに二人のカリスマがいるとはいえライバル関係ではなく、グループ内でのパフォーマンスとグループ外の仕事という各々のフィールドで活躍しているところが魅力的だ」という部分は私が普段から言っている「欅坂46とはねるてち愛の物語だ」という考え方に通じる。

 

「人見知りなメンバーが多い欅坂の中で、持ち前の賢さと人当たりの良さで、バラエティ番組など、グループ内外の仕事で活躍の場を広げてきた長濱。長濱の卒業に関して菅井友香がブログにきっとねるがきっかけで欅坂を知ってくださった方も沢山いらっしゃるんじゃないかな。いっぱいありがとうって伝えたいですと綴っていたが、メンバーも感謝するほど、欅坂の親善大使的な役割を果たしていた」という部分も完全に同意です。特に欅坂46の親善大使という言葉のチョイスが素晴らしく、正に親しみを持って善を成すという長濱ねるそのものだ。例えれば職人気質の主人である平手友梨奈を陰で支える良妻賢母が長濱ねるであって、欅坂46という家の名声を倍化する役目だったんだろう。そこには様々な苦労があっただろうが、見事にやり切った結果が今現在の欅坂46なのだろう。

 

先日のライブビューイングで乃木坂46のシンクロニシティをやったことに批判的な記事を書いたが、この記事を読めばなるほどなという気にもなる。Wikipediaによると、「シンクロニシティとは、ユングが提唱した概念で意味のある偶然の一致を指し、日本語では共時性・同時性・同時発生と訳される。例えば、虫の知らせのようなもので因果関係がない2つの事象が、類似性と近接性を持つこと。ユングはこれを非因果的関連の原理と呼んだ」とある。RealSoundは「100年待てばで、欅坂を空から見守り笑顔の光を与えた長濱は、日向坂同様に欅坂にとっても暖かく見守る存在として残り続けることだろう。それを思うとシンクロニシティの歌詞がさらに深みを増す」と解釈している。確かに卒業する長濱ねるにとって欅坂46・日向坂46(ひらがなけやき)はシンクロニシティなのかもしれない。

 

シンクロニシティは楽曲としては平凡だと感じていたが、歌詞の意味を考えると相当深いのかもしれない。西野七瀬の卒業ソング帰り道は遠回りしたくなるは名曲だと思うが、長濱ねるが悩んでいつもは乗らない海岸線を通る遠回りの電車に乗り、美しく夕陽に輝く海を見た時に乃木坂46の曲を聴いていて涙が溢れて止まらなかったという話がヒントになっていると思う。この出来事がきっかけで長濱ねるがアイドルに強く惹かれるようになり、実際にアイドルにまでなった。長濱ねる由来の曲を乃木坂46元エース西野七瀬の卒業ソングにして、長濱ねる卒業の舞台に乃木坂46の現エース白石麻衣の曲を欅坂46のエース平手友梨奈が歌うというのもシンクロニシティなのかなと思う。秋元康が「シンクロニシティは僕の中で最高傑作だ」と言っている意味がやっと分かったような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

4⃣ 黒い羊考

 

 

黒い羊に関してはMVを見るのも嫌で、意図的に見たのは最初の一回だけだ。ただその後もあちこちで偶然目にすることになるのだが、どうにも規制線が張られた中に死体のような形状が見えるのが嫌だった。本音を言えば、長濱ねるの卒業を示唆しているようで見たくなかったのかもしれません。Youtubeに公開された2月1日に書いた記事が、「この曲も丸きり平手友梨奈の為の楽曲であり、正にパーソナルソングだ。このことが表題曲らしからぬイメージを与えているのだろうが、よく言えばより尖がった曲であり、悪く言えばシュリンクしつつある曲だとも言える。ここでも思い出すのは今野義男が言っていた漢字欅は月になるという言葉だ。ひらがなけやきが太陽になる為には漢字欅は日陰の存在になるしかないのだ」と書いていた。全く暗さのデパート状態で、特に平手友梨奈の鬼気迫る表情と手に持った曼珠沙華4本は強烈過ぎた。

 

また2月3日には「黒い羊が色々と論議を呼んでいるようだが、少なくとも私はアンビバレント以降解釈するという興味が無くなった。それよりも折角ここまで押し上げた欅坂46をどうしようとしているのかの方が気になる。だからこの記事を書いたのだが、漢字欅の楽曲はあまりにも暗すぎるし、ひらがなけやきを太陽にする為にわざとそうしているのかなとさえ思ってしまう。YouTube非公開や握手会の部数削減はある意味正解かもしれない。かと言ってそれがひらがなけやきを太陽にすることには直結しないから色々考えてしまう。漢字欅が暗い月になったのは分かったが、果たして本当にひらがなけやきがギラギラ輝く太陽になれるのかという疑問は誰しも沸くはずだ。それにしても黒い羊を長濱ねる以外の全メンバーが絶賛しているのが奇妙で、長濱ねるのファンの方の解釈が楽しみだが、一番正直な感想に思えます」と書いています。

 

結局3月7日に卒業を発表するのですが、2月11日には日向坂46に改名しており、3月6日に行われた日向坂46デビューカウントライブ!を見届けた翌日だった。長濱ねるはメンバーが自分も黒い羊だと言っていることが理解できなくて、ファンの皆さんの解釈が楽しみだと言って明言を避けている。少なくとも長濱ねるはメンバーの全員白い羊だと思っていたのでしょうし、それは今泉佑唯や志田愛佳も同様なのでしょう。そのことを指して私は長濱ねるは博愛主義者だと言っているのですが、他にも少なからずいるかもしれません。メンバーの話を参考にすると欅坂46ではほとけーずは候補でしょうし、織田奈那・尾関梨香・原田葵はそうかもしれませんし、日向坂46でも潮紗理奈・丹生明里・河田陽菜・井口眞緒辺りも候補でしょう。ただ長沢菜々香・井口眞緒は一見変人過ぎて見誤りそうですが、中身は結構純粋なのかもしれません。

 

よくNGT48の山口真帆が天使だと言われますが、彼女は正義感が強いだけで、結構したたかだと思います。だからこそ運営も対応に苦慮しているのでしょうが、記者会見の最中にTwitterで攻撃するようなことは天使はしません。尤も長沢菜々香はやりそうだからやっぱり天使ではありません(笑)。人は年齢と共に純粋な部分を見失っていくものですが、それも人間の宿命なので誰でもがマザーテレサにはなれないという事です。黒い羊のMVを毛嫌いしていた私ですがCD自体は不協和音ぶりに買いました。やはり長濱ねるのソロ曲否定された未来が卒業を予感させていたのでしょう。でもそんなことは認めたくないから一切記事にはしませんでしたし、逆にドリームグループという考えで何とか他の道を探っていたのでしょう。今は平手友梨奈が長濱ねるの為に悲しみの感情を精一杯表現してくれているのだろうと寧ろ感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

5⃣ 月刊エンタメ5月号

 

 

超歌手大森靖子のもはや!絶対彼女のコーナー最初のゲストは長濱ねるでした。「ねるちゃんはとても優等生で、想像力と創造意欲のある優等生で、優等生だからって誰かの気持ちを無視したり優位を押し付けたりしない優等生」と書いており、実に長濱ねるの本質を理解しています。「こんな子が女の子を貫くなんて最強すぎるなというねるちゃんが『アイドルになりたい!』と何のてらいもなく笑ったその地元長崎のVTRを見て私は恋をした」と書いています。「愛する要素しか見当たらないこんな子が、愛を求めてくれることの必然性。『愛されたい』という欲動のまま生きてくれることに興奮した」とも書いています。

 

「欅坂46の中に長濱ねるという人間がいることが、どんなに救いだったか分からない。問題児的な渦中で、その感情に嫉妬しながら抱擁する存在が光っている。いつだって可愛くて、笑顔だった。何があっても笑顔でいてくれた。アイドルとしてもやはり優等生だった。ねるちゃんは頑張っているを当たり前にこなすことによって、今っぽい風潮ですら、頑張ってる感なく死ぬほど頑張り続けたメンバーだ。だからいつだって完全に信頼して応援できた」と書いています。そして最後に「何よりそんな器用で、でもそんな器用すぎるところがとてつもなく不器用で愛おしい長濱ねるちゃんという人間を私はいつまでも好きだ」。

 

私も大森靖子と同じような感想で、器用なのだが謙虚過ぎて優し過ぎて不器用にも見える長濱ねるが愛おしいし、ずっと応援したいと思っています。長濱ねるはこの記事を読んで涙ぐんだようですが、「世界平和が目標のねるちゃんは欅坂46の活動を通してどんな平和を好きになりましたか」と結んでいますが、長濱ねるをしっかり見ていてくれる人の存在に涙ぐんだのだと思います。常に感謝を忘れない長濱ねるらしいエピソードですが4年近く芸能界にいることを考えたら正に平成の奇跡です。マザーテレサや黒柳徹子にまでなって欲しいと思わないが、宮崎美子+原田知世+薬師丸ひろ子のようになって欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

6⃣ 欅坂46の今後

 

 

私は欅坂46の1st~3rdが第一章、4th~6thが第二章、7th~8thが第三章だと思っていましたが、どうも第一幕・第二幕・第三幕だったようです。本当の第一章の終わりは今で、長濱ねるの卒業と共にねるてち物語は終わります。RealSoundは「一期生だけでグループが4年近く続くと、変わらないことの重要性も感じるし、黒い羊を見る限り、欅坂自体がもう変化は求めていないのかもしれない」と書いています。私はもう一人の主人公ねるがいなくなって秋元康や平手友梨奈のモチベーションが保てるのかと疑問に思っています。平手友梨奈のあの絶望したような怖い表情の表現はもう無理ではないかとさえ感じています。運営も明らかに今は日向坂46に全力を注いでおり、暫くは欅坂46の上がり目はないのではないかと思います。

 

もう黒い羊のような路線を続けるのは年齢的にもきついだろうし、カップリング曲Nobodyのようなお洒落な大人の曲をやればいいのではないかと思います。アイドルソングは既に溢れているし、アイドルがミュージシャンのような楽曲をやる新しさは魅力だと思います。当面は無敵の日向坂46に任せて多少数字は落ち込んでも2期生の成長で9thシングルを成功に導くしかないのかなと思います。2期生はまだまだ未知ですが、間違いなく来年には主軸として先頭に立って引っ張ってくれるでしょう。アイドルは年齢との勝負で私は基本10代を中心に応援しています。だから長濱ねるの神推しももうすぐ止めると昨年から書いていましたが、結果的に申し訳なかったと思っています。その罪滅ぼしで1年間延長し、来年4月までにしました。

 

長濱ねるが芸能界に残るのはほぼ間違いないと思うが、成功もほぼ間違いないでしょう。今泉佑唯は舞台熱海殺人事件で実力の高さを証明していますが、映画出演も2本決まっているようです。ただ長濱ねるが女優に道に本格的に入るのは反対で、得るものも大きいが失うものもあると思うからです。長濱ねるの良さは博愛精神で、誰にでも優しくして最終的には世界平和の力になりたいというものです。とても普通の芸能人が考えるようなレベルの話ではありませんからあくまでもマルチタレントとして多才な能力を駆使して力を蓄えて欲しいと思っています。こんな田舎からポット出てきて活躍する秀才は今後はもう出ないでしょう。長濱ねるのお蔭かどうかは知りませんが、長崎西高校が長崎県下で断トツの進学校になっていました。

 

長崎県では私立青雲高校がトップで、その後に長崎西・長崎東等が続いていたのですが、昨日書店で立ち読みしたら長崎西が断トツで東大京大だけでも20人以上の合格者がいて、殆どが国立大や一流私立大学という結果になっていました。恐らく長濱ねるの後輩になりたいからまだまだ今後他校との差が開くでしょう。名門高校という本にも長崎県では長崎西高校だけが入っていますがこの本に長濱ねるの名前が載る日もやがて来るでしょう。平手友梨奈は高校卒業と共に欅坂46を卒業するのではないかと思っていますが、彼女は表現者としての道で引く手数多でしょう。ただ拘りが凄いから取り扱いに注意が必要でしょう。より大きく育てるのであれば海外留学や大学進学は非常に大事で、恐るべき人物になる可能性もある。

 

 

 

 

 

 

7⃣ 感想

 

 

黒い羊なんて本当はいなくて少数派が黒く見えるだけの話なのでしょう。そういう意味では欅坂46の中では間違いなく現在の長濱ねるはあまりにも白すぎて逆に黒い羊なんでしょう。だから長濱ねるは黒い羊の意味さえ分からないが、欅坂46はもう自分のいるべき場所じゃないと思ったのかもしれません。欅坂46に9名の二期生が加入したのを確かめて、日向坂46のカウントダウンライブも見届けて卒業を発表したのはいかにも律義な長濱ねるらしい話です。長濱ねるの存在の大きさは十分分かっていたから滝行だったのでしょうし、でも本当に実感するのはこれからでしょう。今は数人のメンバーが手分けして外仕事を熟していますが問題はこれからも同様に来るかどうかです。

 

日向坂46の台頭が著しく、また佐々木久美を筆頭に有能なメンバーが多くいます。さんまの番組は井口眞緒に続いて佐々木久美が呼ばれています。今まででしたら欅坂46だったでしょうが今後も日向坂46が優先される可能性があります。日向坂46の本命は2期生なのですがまだまだ1期生が優先されています。長濱ねるがやっていたクイズ番組は影山優佳が復帰したら独壇場でしょうし、他にも宮田愛萌・松田好花・金村美玖・高瀬愛奈等いくらでもいます。対して欅坂46は2期生に期待するしかなさそうです。もしかしたら長濱ねるが卒業すること自体が黒い羊だと思われることなのかもしれません。黒い羊とシンクロニシティは意味が深過ぎて、色々な考え方ができそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その他の情報】

 

 

 

1⃣ 渡邉理佐1st写真集の販売好調

 

 

渡邉理佐1st写真集無口の販売が好調なようで、坂道シリーズの1st写真集としては長濱ねる・齋藤飛鳥に次ぎ3人目の10万部オーバーは間違いありません。焦点は15万部突破できるかどうかだと思いますが私の予想は14万部です。アマラン3位、楽天ブックス2位、セブンネット20位とまぁまぁです。途中経過ではアマラン1位に何度かなっており、長濱ねるよりは多かったと思います。長濱ねるの時はどう生きるかという戦前からベストセラーになっている本の漫画版がありましたから単純に比較はできません。また13万部を即15万部に増版しましたが、これは別バージョンがある場合によくある話です。別バージョンがあればあるほど在庫数は増えますからその点長濱ねるは1種類だけですから実売数20.1万部に対して発行部数は20.5万部という健全過ぎる在庫状況になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2⃣ 欅坂&STU&日向坂&乃木坂&カラバト等(推しメン中心)スケジュール

 

 

04/14(日) こちら有楽町星空放送局に尾関梨香が織田奈那を迎えて送る(23時30分~)

04/16(火) STU48の船上劇場in広島国際フェリーポート(17時開演~4月24日)

04/16(火) さんま御殿3時間SPに日向坂46の佐々木久美が出演(19時~)

04/16(火) 日本テレビで日向坂46のHINABINGO!の放送開始(1時29分~)

04/18(木) NHK-Eテレの高校講座に柿崎芽実・松田好花がレギュラー出演(14時~14時20分)

04/19(金) 日向坂46がミュージックステーションに初出演(20時~)

04/19(金) 齊藤京子がラーメン女子博in静岡2019のラーメン大使に就任(4月19日~29日)

04/20(土) 欅坂46二期生おもてなし会in丸善インテックアリーナ大阪2dsys(16時~)

04/21(日) NHK-BSプレミアムで日向坂46が出演するUta-tube放送(11時20分~)

04/27(土) 欅坂46二期生おもてなし会in武蔵野の森スポーツプラザ2dsys(16時~)

04/29(月) 長濱ねる千葉最後の個別握手会が千葉幕張メッセで行われる予定

05/00(〇) 伊藤万理華が浜辺美波主演5月公開の映画賭ケグルイに出演

05/09(木) 欅坂46アニバーサリーライブ東京スペシャルin日本武道館3days

05/04(土) 長濱ねる連休最後の個別握手会が神奈川パシフィコ横浜で行われる予定

05/25(土) 今泉佑唯出演の舞台熱海殺人事件がTBSチャンネル1で放送(20時30分~)

05/29(水) 乃木坂46の23枚目シングル発売日

06/02(日) 長濱ねるの個別握手会が神奈川パシフィコ横浜で行われる予定

06/23(日) 長濱ねる西日本最後の個別握手会が京都パルスプラザで行われる予定

06/28(土) BABYMETALライブin横浜アリーナ2days

07/06(土) BABYMETALライブinポートメッセなごや2days

07/14(日) 個別握手会が神奈川パシフィコ横浜で行われ、長濱ねるはこの日で卒業予定

 

 

 

 

 

※長濱ねるは清い水の中でなければ生きられない魚のような存在です。米谷奈々未という清い支流で生きながらえていたのですが卒業してしまい、今では水溜りのようなほとけーずで辛うじて生きています。今から飛び込む芸能界は濁流ばかりですからもっと厳しい世界でしょうが、大きな川だから選べば四万十川のような素晴らしい清流もあります。勿論、ただ生存するだけなら耐性をつければいいのですが、そうすれば長濱ねる最大の魅力である謙虚・優しさ・思いやり等が醸し出す癒し等の天使成分が削がれます。

 

※芸能界に舞い降りた天使のようなねるが輝く舞台が新事務所によって多く用意されていることを期待しています。NHKの冠番組ねるねちけいONLINE!でオアシズの2人に「芸能界で意地悪されたらいつでも言っておいで、東京のお母さんがやっつけてやるから」と言われて涙ぐんでいるくらいですからはっきり言ってねるは芸能人には向いていません。だからこそねるが芸能界で存在する意義があると思います。黒い羊と思われがちな今泉佑唯や志田愛佳を庇った結果、長濱ねるは黒い羊に見られたのかもしれない。


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